自己紹介

スコット・トレーシー

やあ、私はスコット・トレーシー、サンダーバード1号のパイロットです。私は自己紹介と、私が国際救助隊でやっていることを少し説明するよう頼まれました。トレーシー兄弟の長兄として、私はいつもリーダーとしての役割を果たしてきましたが、これは私達のやっている救助作業でもやっぱりそう。サンダーバード1号(もちろん私達の偵察機です)、私はそれに乗って隊の誰よりも先に救助現場に到着します。私はその危機に対して必要なものを見きわめ、無線で父やブレインズに伝え、彼らにバージルや他のクルーと共に、サンダーバード2号でどの装備を送るのかを決めさせます。それから私達は仕事に取りかかるというわけです!任務についていない時は、私は南太平洋にあるトレーシー島にいます。私は大きくてだだっぴろい家を愛していますし、いつもやろうと思っていることは無数にあります。プールのデッキチェアーで読書をしているか、おばあちゃんが焼いている何かおいしいものをつまみ食いしようと台所をうろうろしている私を度々見かけるかもしれません!(私はおいしいものをゲットするために、おばあちゃんの一撃も相当数ゲットしましたよ!いてて・・)さてこのへんで私について少し・・。私は2036年4月4日生まれで、お気に入りはミルクチョコレートのかかった黄金色のケーキ。そう、まさにあなたの焼いているそのケーキ!高校卒業後、エール大学に通い、それからイギリスのオックスフォード大学に移り、卒業しました。次にアメリカ空軍に入隊。私は航空学に魅せられていて、「飛行少年」になることを望んでいました。軍務完了までの間に、武勇によるいくつかのメダルを受け取りました。私はそれらのうちの一つを、私の父の空軍への功績をたたえる式典で受けたのを、非常に光栄に思いました。トレーシー家にとっては、何と誇らしい日だったことでしょう!その他のこと・・好きな色はブルー(国際救助隊での私のサッシュの色です)、好きな休日スポットはディズニーランド、好きな食事はローストしたポテトを添えたステーキとエビ、気晴らしは読書、チェス、アーチェリー、スクラッブル。家にいる時には、おそらくラウンジでパパやブレインズと一緒に我々救助隊のための設計書を練っている私が見られることでしょう。でも私はゲームルームでボウリングや射撃の練習をすることも好きです。<日曜の夜は「サンダーバードを見よう!>私がいつも仕事のことばかり考えているわけではないってことをわかって欲しいんです、ホント!私のデータ;国際救助隊でのサッシュの色:ブルー、目の色:ブルー、髪の色:ダークブラウン、年齢30

バージル・トレーシー

バージル・トレーシーは私の名前です。すべての高潔な国際救助隊員のことについて少しばかり述べることができるのは、すばらしいことです。(いいアイデアだよ、ジョニー!)私は自分についてのいくつかのことから始めるべきだと思います。そうすれば私が重量級の輸送機サンダーバード2号を操縦していない時には何をしているかわかるでしょうから。ところで私は時々サンダーバード3号も操縦します。ご存知でしょうが、救助作業をしている時に必要になるかもしれないので、私達はすべての乗り物を操縦できるよう練習しておくのです。私はいつも音楽と美術を愛し、覚えている限りずっとその両方に手を出していました。私達の母親ルーシーはピアニストと画家としての才能にめぐまれていて、その熱意を子供達にも伝えました。私の楽器はピアノで、よちよち歩きの頃から弾き始めました。私の小型グランドピアノ、白いスタインウェイは私達がトレーシー島に到着した時、新しい家に真っ先に運び込んだ家具の一つでした。本土で買い物をする時には、絵を描く時や読書をする時に聞く音楽を手に入れます。たいていの若い男性同様ポピュラー音楽も愛していますが、私が本当に好きなのは20世紀に録音されたクラシックです。去年の8月15日、私の誕生日におばあちゃんは、彼女のおばあちゃんが彼女にくれたアルトゥール・ルービンシュタイン<ピアニスト>のすてきなレコードをくれました。ああ、ルービンシュタインは間違いなくショパンに精通していました!ガーシュインのおかげでジャズやスウィングは私のお気に入りですし、アーヴィング・バーリン<「ホワイトクリスマス」で有名>の曲やベニー・グッドマンのレコードは、私が今まで聞いた中でも最もすばらしい音楽となりつつあります。あなたはこういった私の関心事から、私が美術や音楽を専攻しただろうと思うでしょう。でもその代わりに、私はより技術的な分野を選び、工学に重きを置く高等科学技術のデンバースクールに通いました。私達が国際救助隊の装備をいろいろ考え始めた時、このことはきっと役に立つはずでした。そして島の家の下に建設する必要があったさまざまな難物にとっても・・。こういったことは皆、私をどちらかと言うと堅い性格のように思わせるかもしれません。隊のメンバーの中でも私は「恐れを知らぬ男」という評判ですし。でもご心配なく・・。私には物事を楽しむ卓越したセンスがあるんです。まあ家族の中でもアランとゴードンのようなイタズラ二人組は、成長した後でも私の助けにはならないと思いますけどね!私のデータ;国際救助隊でのサッシュの色:イエロー、目の色:ブラウン、髪の色:ミディアムブラウン、年齢27

アラン・トレーシー

やあ、皆!僕はアラン、トレーシー兄弟の五番目で、宇宙での救助に使う巨大なオレンジレッドのロケット、サンダーバード3号の飛行を主に担当する宇宙飛行士です。でもたいていはサンダーバード3号はトレーシー島と、絶えず軌道を回っているサンダーバード5号との間のフェリーとして使います。兄のジョンと僕とで人工衛星での任務を月に一回交代するわけです。宇宙にじっと貼りついているなんて、僕にはちっとも楽しいことじゃないよ!ジョンもきっとそうだと思うけど。それよりも僕は家にいて、兄のゴードンとぶらぶらしたり、・・そしてもっといいのはミンミンと一緒にいたい!彼女はすばらしい!今年の僕の誕生日、3月13日に彼女は何とピグミーアリゲーターをくれたんだよ!何てステキなコなんだ!僕達が島に移る前、僕はコロラド大学でジェット推進工学を学んでいました。その後スペースセンターでの宇宙飛行士養成プログラムに登録。ちょうど僕の前にジョンがそうだったようにね。サンダーバード3号の操縦なんて楽々できちゃうんだけど、僕はスコットを副操縦士として連れて行く。パパを満足させるためだけにね、もちろん。僕は危険な救助活動にもずいぶん加わったし、その量はスコットやバージルにも負けないくらいだ。パパが自分の家族を襲った悲劇(つまりママの死)に目を向けた時に考えたことは、本当にびっくりするようなことだった。そしてそこからあんな積極的なものを作り出したことも。僕達は人々を危機から救うために、できることはすべてする。それによって彼らの大切な誰かを突然失うという苦痛から家族を守ってあげるんだ。それが国際救助隊のすべてなんだ。僕達は感謝の言葉を待っているわけではないけれど、でも人々が僕達の努力に対して感謝していることは知っている。うまくいった仕事、それ自身がごほうびなんです。あ、それともっといいのがおばあちゃんが焼いてくれた「お祝いの」アップルパイね!家にいる時にはたいていプールで僕を見つけることができます。僕は温度調節された水の中で浮かんでいるのがすごく好き<ボードで?浮き袋で?それともそのまんま?>。パパと一緒にいてラウンジでテレビを見ているのも好き。僕は家にいることをフルに利用します。だってサンダーバード5号では本当に退屈するんだもの。例え無線の周波のうちの一つを、ミンミンとお互いに話すためにひんぱんに使っていると言ってもね。(君は聞かなかったことにしてね、ジョン!)ヘイ!それが僕を最小限度の不満で一ヶ月の間そこにいるのを持ちこたえさせているんだ。だから僕の思っていることを君が知っても僕の秘密は安全さ、ヘヘへ。私のデータ;国際救助隊でのサッシュの色:ホワイト、目の色:ブルー、髪の色:ブロンド、年齢21

ゴードン・トレーシー

やあ、僕はゴードン・トレーシー、サンダーバード4号の潜水技術士です。トレーシー島へようこそ!おやおや僕は自分について話すことになっているんだね!(ジョンはいつもこういったアイデアを考え出すんだ)OK、さて僕はトレーシー兄弟の四番目で、もっぱらアランとばかり一緒にいます。ハハハ!あうう、まさか彼が気の毒だなんて思わないでよね!アランと僕は本当にいい友達で、僕達は島のまわりをよく一緒にぶらつく。グループの三人目であるミンミンもいつも一緒。わかるでしょ、うん、そうなんだ。OK、僕はまわりにいる誰かをからかったり、悪ふざけをするのが大好きなんだ。ただしパパを除いてね!僕が思うにパパに関する限り、例え彼がいいユーモアのセンスを持っているにしても、僕のギャグはちっともおかしくないらしいんだ。僕のお気に入りのクリスマスや誕生日のプレゼントは、僕がまだ持っていないマジックの道具やパズル、ゲームがいいな。僕の誕生日は聖バレンタインデーだから、僕の好きなキャンデーの箱でもいいな。僕は国際救助隊の前には(信じようと信じまいとかまわないけど)かなり冒険的な生活を送っていたんだよ。高校生の時、僕はアメリカのオリンピックチームの一員としてバタフライで金メダルを勝ち取った。台に立って、国歌が演奏されるのを聞くことは僕にとっては本当に驚くべき出来事だった。パパでさえ泣いたよ。それほど誇らしかったんだろうね。僕は世界の頂点に立った気がしたよ!僕は勝利をママにささげた。彼女は生まれてまだ数ヶ月の僕に泳ぎを教えてくれた人だった。だからすべては彼女の努力の結果なんです。ありがとう、ママ!WASP(世界海底安全パトロール隊)で勤務していた時、潜水技術士としての訓練を始めたんだ。僕は実は勇敢なトロイ・テンペスト<スティングレイのトロイ艦長かよ!>、彼はWASP活動を重要視した人だけど、彼に霊感を受けて短期間だけど潜水艦にも乗ったんだよ。勤務の一部として海洋学を学び、まる一年バチスカーフ号に乗って大西洋の海底で過ごし、海の形状をすべてコード化し、目録を作ったんだ。僕の人生の中でも驚嘆すべき時間だった!僕の趣味は・・そう、前にも言ったけど悪ふざけをすること。それ以外ではギターを弾くのが好き。時には兄のバージルが弾くピアノに合わせてね。もっと若かった頃、僕達は兄弟でバンドさえ組んでいたんだよ。僕達は自分達のことを「The Luna-tix ザ・ルナティックス」って呼んでいた。パパが月で過ごしていた時代に敬意を表してね!<昔は月から発する霊気に当たると気が狂うとされた。ニコラス・ケイジ主演の「月の輝く夜に」でもそんなふうなこと言ってたようだけど。Lunaticは狂人という意味だ。複数形のLunaticsはLuna-tixと発音が同じだろうから、このグループ名はLunatics(狂人達)のもじりだろう。ジョークの好きなゴードンの命名に違いない>私のデータ;国際救助隊でのサッシュの色:オレンジ、目の色:赤茶色、髪の色:赤茶色、年齢22

ジョン・トレーシー

こんにちは、国際救助隊の皆!こちらはジョン・トレーシー、スペースモニターおよび宇宙飛行士で、国際救助隊の「空の耳」であるサンダーバード5号から呼びかけています。ご存知のように世界中のすべての言語による放送をモニターし、それから地球にある私達の秘密基地に緊急の救助コールを取りつぐのが私の仕事です。耳を傾けてくれてありがとう・・ここにいると少しばかり孤独感がつのってくるんです。一ヶ月あるいはそれ以上ずっとひとりぼっちというのは・・。例え弟のアランが、どこかでへまをやらかすとしても、私がここにいない時はきっと彼が私の仕事をカバーしてくれているのだと信じなければならないんですけどね!ここのメインデッキのスピーカーから呼びたてる放送に注意をはらう他に、私には兄弟達が行った先での救助活動をモニターする責任もあります。私は基地からの指令を国際救助隊の他の機、すなわちサンダーバード1、2、3、および4号へ取りつぐのです。それらの驚くべき救助用機には、私の兄スコットとバージル、弟のゴードンとアランが乗り込みます。アランが人工衛星に乗り込んでいる時には、私がサンダーバード3号のパイロットです。そしてごくまれにですが、私が救助に出かける時にはバージルとショットガン<サンダーバード2号のこと?>に乗ることもあります。時々私はロンドンエージェント、レディ・ぺネロープ所有のチューンアップされたロールスロイスFAB1号と直接交信することもあります。たまに暇があると私は宇宙を走査するために、つまり新しい星を捜すとか、彗星とかあるいはその他の星の観測のためにスカイドームに配置された望遠鏡を使います。(そう、結局私は天文学者なんですね!)上に述べたようなことを何もしていない時の私は、庭いじりをします。これって年がら年中宇宙にいるくせに・・と妙に聞こえるかもしれませんが、私は私が世話をしている鉢植えの植物や、小さなコンテナ栽培の菜園を持っているんです。それはトレーシー島にあるようなみずみずしく茂った青葉とは違いますけれど、でも私はできるだけそれに近くなるようにしています。私は植物の世話についてのかなりの部分を、父の友人であり、ミンミンのパパでもあるキラノから学びました。彼は園芸のエキスパートであり、専門知識をとても親切に私に分けてくれています。ガーデニングはこの閉じ込められたような環境を、少しはましな生活にしてくれています!私に関しての要約:宇宙飛行士の父ジェフ・トレーシーと芸術家のママ、ルシルの三番目の息子として2040年10月8日に誕生。ハーバード大学で教育を受け、レーザーと電子通信の学位を取得、天文学を副専攻しました。学んでいる間に私は調査に基いて執筆もし、これは四冊の天文学の教科書として出版されました。本のためのプロモーション旅行は、宇宙についての学習や研究にもっと多くの若い人々に興味を持ってもらおうと努力している初等学校や高校を訪れる機会を私に与えてくれました。自分のしていることが価値のある楽しいことなのだと知るいい機会でした。私は星の写真撮影、兄弟達と音楽を演奏すること(私はドラムを演奏します)、スキンダイビング、セーリング、水泳、絵を描くこと、肌を焼くこと<パン焼きじゃないよね?>そして園芸も愛しています。また私は言語の勉強に多くの時間を費やします。実際地球上の別の地域での救助の情報を集める時、これは何かと重宝するのです。スコットは度々移動司令室を使う必要があります。これは我々に与えられた場所の地域救助部隊で何が話されているかを翻訳できるよう私が考案した、三方向に中継できる装置です。それはそこにいて行動するということとは違いますけれども、でも私はそういうふうに補助をするために呼び出された時、救助のためになされる努力の一部なのだというより、もっと多くの部分を占めているのだと真に感じます。私はあなたがここを時々チェックするよう希望します。私は通り過ぎていく何かのニュースや情報を常に得ています。緊急であるなしを問わずにね!もちろん父は緊急でない放送のために私が放送電波を使っていることを知ったら気に入らないでしょう。でも私達は彼に気づかれないように続けられると思いますよ!(彼はここでやっていることのすべてを知っている必要なんかありませんもの!)私のデータ;国際救助隊でのサッシュの色:ライラック、目の色:ブルー、髪の色:ブロンド、年齢25

やれやれやっと訳し終えたぞ!これって公的なプロフィルじゃなくて誰かファンの書いたものなんでしょうね、それもジョンのファンの女性が。男性だったらもっとメカのことに触れると思う。けっこう具体的に書いてあって、よくできていると思う。まあ私の貧弱な語学力ではあんまり正確には訳せていないだろうけど(それと高校の時に使っていた辞書だと載っていない単語もいろいろあるのよ、Yuck!とか)、でもまあこんな感じかな・・ってことがわかればいいや。最近のデータだとバージルとジョンの順番が入れ替わって、ジョンが次男、バージルが三男てことになっている。年齢もスコットが26でバージルは24。残りの三人の年齢を考えると、そりゃあママのルーシーが早死にするのも無理はないな・・って気がしてくる。時代設定は2026年でこれは31話にちゃんとカレンダーが出てくるけど、これも2065年に変更されている。元のままでいいと思うけどなあ。どう見たってスコットは30男だし。