シャーロットのおくりもの
近くのシネコンでは夕方しかやってなかったので遠くのシネコンへ出かけた。平日昼間お客は二人。土日以外はもうお客入らないでしょう!・・ってもう一ヶ月半前の話だけど。それにしても私の子供時代は何もなかったな。ジョージもシャーロットもナルニアも・・。絵本の読み聞かせなんてしてくれたことあったのかなうちの両親。食べて着せるだけで精一杯だったからなあ・・。声の出演はジュリア・ロバーツ、ロバート・レッドフォードなど超豪華。新宿まで行けば字幕版やってるけど今回はガマン。鶴田真由さんのシャーロットはあんまりよくなかったな。ネズミ(山寺宏一氏)とヤギ(青野武氏)はぴったり。クモのシャーロットが起こす奇跡とは何なのか・・まあ予告に釣られて見たわけよ。内容には特に感動もしなかった。シャーロットが死ぬところも別にぃ。笑えたのはカラスとネズミ。なぜかカラスは関西弁で、とうもろこしが食べたくて仕方がないけどかかしが怖くて手が出せない。攻撃してもすぐ「てっしゅー!」となるオバカな臆病ぶりが笑える。他人(?)のことなんかかまってられるか・・と自分の生活に忙しいのがネズミのテンプルトン。本能のままに生きてるたくましさ。巣穴には鏡があって、通る度に「おれっていい男!」と悦にいる。それにくらべ子豚のウィルバーは食べて育つだけであとは何もなし。ハムにされそうなのはかわいそうだが、彼自身は何もできないし何もしない。生命力旺盛なネズミにくらべ存在感うすい。まわりに助けてもらうだけ。最後の方では当然のことながらもう大きくなってしまって、無邪気とか純真というイメージではない。これからもただ食べるだけで何もしないんだろうか。ダコタ・ファニングはいきいきして自然。クラスの男の子との淡い初恋もグー。一緒に観覧車に乗り、指が触れちゃって・・一生忘れられない胸キュンの思い出・・。子豚ばかりかわいがるので母親が心配して医者に相談する。この医者役は懐かしいボー・ブリッジス。弟のジェフはよく見かけるけどね。シャーロットが巣をかけるシーン、クモの子供達が旅立って行くシーンがよかった。エンドロールで流れる曲のうち、最初のは「シティ・オブ・エンジェル」でも曲が使われていたサラ・マクラクランが歌っている。二曲目はスティービー・ワンダーのヒット曲「太陽のあたる場所」だけど、歌っているのは本人?