世界侵略:ロサンゼルス決戦

世界侵略:ロサンゼルス決戦

BSテレビ東京で。字幕つきなのがうれしい。お目当てはアーロン・エッカート。2010年あたりからアメリカあるいは世界を救うのはジェラルド・バトラーになってきているけど、アーロンもいいと思うよ。バトラーは太り始めていて、いつぱちんと弾けるか見ていて心配になるけど、アーロンなら大丈夫だし。海兵隊のナンツ二等軍曹(アーロン)はもう20年もやってるし、そろそろ引退時だと思っている。ところがその直後異星人の侵略が世界各地で始まり、それどころじゃなくなる。実戦経験ゼロのマルティネス少尉のもとで、民間人救出の任務にあたることに。3時間後に空爆が始まるので、それまでに助け出さないと。と言うわけで、異星人だけでなく時間との戦いにも。どうにかリンコン(マイケル・ペーニャ)とミッシェル(ブリジット・モイナハン)、子供三人を見つけるが、救援ヘリは負傷した兵士を乗せるだけでもういっぱいに。しかもそのヘリが目の前で撃ち落とされてしまった。空爆が計画されたのは、敵は地上だけで空を飛ぶ兵器はないと思われていたから。でもそれは間違いだった。空を飛ぶし、しかも無人機だからどこかから制御しているはず。何とか空爆ゾーンを抜けるが、時間になっても攻撃は始まらない。それもそのはず前線基地そのものが全滅していたのだった。敵の目的は地球の植民地化。資源として水を狙っているようだ。流星群か隕石だと思っていたら異星人、何もできないうちに世界中やられっぱなし。異星人はプレデターみたいで、見かけは金属だが、急所があるはずと内臓を引っかき回すえぐいシーンも。途中で加わったサントス(ミシェル・ロドリゲス)は顔にグチャッと異星人の汁を浴びる。そのうちゾンビになるか・・と思ったが、大丈夫でした。どんな未知の細菌を持ってるかわからない相手、素手で内臓引っかき回したり汁浴びたりというのはかなり危険なことだと思うが、スルーされてたな。さて私の見るSFってたいていB級C級で、しょぼくてせこい作りのものが多い。こういう超大作はめったに見ない。だから、すごいな~と目を丸くしながら見ていた。最初から最後まで押せ押せムードで、見ていて退屈しない。途中でちょっと湿っぽくなるけど、すぐまたドンパチが始まる。いちおう勝利をおさめるけど、これはほんの一部で、世界はまだ危機の真っ只中。休む暇もなくまた出動。は~ご苦労様です。私はアーロン見られたので満足です。レニハン役ノエル・フィッシャーは「メンタリスト」に出ていたな。