ショート・サーキット2/がんばれ!ジョニー5

ショート・サーキット2/がんばれ!ジョニー5

これを見たのは「ミディアム」と「メンタリスト」で続けてフィッシャー・スティーヴンスを見たから。若い頃はどうだったんだろう・・って。「2」を最初に見たのは、主役に昇格したから。彼ベンはアメリカの市民権を手に入れたいインド人。ほほぅ・・こんな感じだったのね。ちょっとロディ・マクドウォール風。小柄で細くてインド人・・「2001年宇宙の旅」や「2010年」はもう過ぎちゃったからリメイクされないだろうけど、もしされたらチャンドラ役は彼に決まり!ベンが露店で売るロボットがデパートにまぎれ込むあたりはなかなか楽しい。オモチャ買い付け担当サンディ(シンシア・ギブ)が目を付け、大量生産を持ちかける。ベンの隣りに店を出していたフレッド(マイケル・マッキーン)は金になりそうだとしゃしゃり出て話をまとめ、取り壊し寸前のボロビルで生産開始。モンタナからジョニー5も駆けつけ、順調に。このジョニー、雷が落ちて自分の意志を持つようになったらしい(「ステルス」のエディみたい)。ここが大都会だと知ると仕事ほうり出してあちこち探索。彼は情報をインプットせずにはいられない。本屋なんか見つけたらもう大変。途中で出会うチンピラの一人は「ナイトウォッチ」や「レネゲイズ」の人。もういいかげん名前を覚えてあげないと。ロバート・ラサード。さて、ビルには先客がいた。真向かいの銀行に保管されているダイヤを狙って、二人組がトンネル掘ってる。で、ベンやフレッドを追い払おうと。私としては明るく楽しく笑える映画期待したんだけど。特撮は非常によくできてる。ジョニーはウォーリーに似ている。とても表情豊か。途中で悪党達がジョニーを叩き壊す。ここらへんはちょっと見てられない感じ。家族揃って安心して見ていられるはずが、ロボット相手とは言えあまりにも残酷で。何もここまでやらなくても。だからこそその後のリベンジ、カムバックが際立つんだろうけど、一度引いてしまったものは元には戻らない。最後まで尾を引く。ベンとフレッドが冷凍庫に閉じ込められ、サンディに助けてもらうところはよくできてる。イントロクイズみたいで楽しい。まだ「1」を見てないので比較はできないが、よくできていると思う。ただ、必要以上に残酷だし、めまぐるしいので目も疲れた。マッキーンの奥さんは「キャットウーマン」に出ていたアネット・オトゥール。あの映画たいていの人はナスターシャ・キンスキーに目が行って、彼女のこと覚えてる人は少ないと思うけど。