ザ・バッグマン 闇を運ぶ男

ザ・バッグマン 闇を運ぶ男

WOWOWで見た。ジョン・キューザックのダークなキャラを見られるかと期待したんだけど・・見られませんでした。と言うか、全編にわたって画面が暗くて何も見えません。暗くて見づらい映画は他にもあるけれど、これほど見えない映画は初めて。スミス(キューザック)はドラグナ(ロバート・デ・ニーロ)の依頼でバッグを運ぶことに。絶対バッグの中を見てはいけないと言われる。モーテルでドラグナの到着を待つことになっているが、彼の手下に襲われ、手を撃たれる。モーテルの管理人ネッド(クリスピン・グローヴァー)はうさんくさいやつ。でも最後まで顔ははっきりしないし、結局どうなったかもわからん。たぶん死んだのだろうが、見えないんだもん。宿泊客もうさんくさいのばっかり。途中でスミスは男を二人撃ち殺す。FBIらしく、ここでオッ・・となるけど、結局はニセFBIだったのか。なぜかレヴカとか言う女が助けを求めてスミスの部屋に。こういう時に向こうから近づいてくるのは怪しい。その後もあれこれあるけど、何も見えないので書きようがない。銃声がしても誰が撃ったのか、誰が撃たれたのか、どこを撃たれたのかわからん。死んだかと思ったら生きてるし。最初は見ていていらつくけど、そのうちどうでもよくなる。いらついたからって画面が明るくなるわけじゃない。デ・ニーロはメガネをかけていると、ウッディ・アレンみたい。バッグマンということで、スミスは運び屋だと思っていたら、殺し屋らしい。婚約者を殺されたため、気分が沈んでいる。昔の凄腕の殺し屋に戻って欲しいというのがドラグナの狙いらしい。とは言え婚約者を殺したのは実は彼で。スミスに運ばせているのも・・。このなかみも暗くてよく見えなかった。二、三回再生してやっと。モーテルで会った時、ドラグナにはスミスがバッグの中を見ていないというのはすぐわかったはず。見ていれば態度が違うはず。レヴカ役レベッカ・ダ・コスタは知らない人。ブラジル出身らしい。180センチもあり、それに高いヒールはいてるから2メートル近くあるのでは?保安官ラーソン役はドミニク・パーセル。マーティン・クレバは「コーキー・ロマーノ」に出ていた人。日本では劇場公開されたようだが、お客さんには画面見えたのかね。