レッド・オクトーバーを追え!

レッド・オクトーバーを追え!

これは録画したまま何年もほったらかしにしていた。「クリムゾン・タイド」との区別がつかなくて・・。ジーン・ハックマンが出てくるんだと思っていたらショーン・コネリーで。ジャック・ライアンシリーズがあるのは知っているが、読んだことも見たこともなし。要するに・・潜水艦映画だということ以外は何も知識なしってことです。映画が始まっても、何が何だかわからない。誰が誰やらわからない。ソ連の方は最初ちゃんとロシア語しゃべってて、リアルなままで行くのかな・・と思ったら、ある時突然英語しゃべり出した。どうも異次元に突入したらしい。だったら最初から不自然でもいいから両方英語にしとけばいいのに。途中でソ連の原潜レッド・オクトーバーが魚雷受けるんだけど、何でアメリカ軍が?と思ったら、ソ連だった。乗組員が英語しゃべってるからてっきりアメリカ軍だと・・。まあ何ですな・・こんなアメリカに都合のいいストーリー見せられたっておもしろくも何ともありませんな。艦長ラミウス(コネリー)は、亡命するのに原潜を手土産に。何も知らない自分の艦の乗組員は、巻き添えにするまいと手を尽くす。そのくせ教え子ツポレフ(ステラン・スカルスガルド)の艦は破壊。いったい何人犠牲になったことか。アメリカになら原潜の秘密渡しても大丈夫だと?あ~やだやだ、こんな後味の悪い映画。キャストは豪華。副艦長がサム・ニール、軍医がティム・カリー、行政官がピーター・ファース。ファースはすぐ殺されちゃう。レッド・オクトーバーを追尾するダラスの艦長がスコット・グレン。CIAの副長官がジェームズ・アール・ジョーンズ。大統領補佐官役リチャード・ジョーダンは見覚えがあるな・・「ザ・ヤクザ」に出ていたな。ソ連の大使がヒクソン版「魔術の殺人」に出ていたジョス・アックランド。空母エンタープライズの艦長がフレッド・トンプソンで、この人は一時大統領選に出馬かという話もあったが、やめたらしい。私は彼を見ると財津一郎氏を連想するけど。口のあたりがね。クライマックスは原潜内での銃撃戦。こんなの見せられたって・・だって絶対どこかに弾が当たってまずいことになるでしょ。グレンはステキだった。あと、魚雷発射係の人はハンサムだったな~。取り柄はこれくらいか・・って、肝腎のライアンのこと忘れてたわ!アレック・ボールドウィンでした。まだ若いです。書くの忘れるくらいカゲが薄いです。