メガ・パイソンVSギガント・ゲイター

メガ・パイソンVSギガント・ゲイター

これはだいぶ前「午後のロードショー」でやったもの。今頃になってやっと見た。フロリダあたりが舞台か。蛇を盗み出してはそこらに放つニッキー(デビー・ギブソン)。彼女は野生動物の保護とか環境の保護を訴える活動家。不法侵入をしようが蛇を盗もうが気にしない。違法に飼われているのを保護してるだけだも~ん!自然に返して、それで何であんなに巨大になるのかは不明。国立公園の管理をしているテリー(ティファニー)は、最近ワニが激減してるからと、狩猟の許可を出さない。ブーブー文句垂れるハンター達だが、代わりに蛇退治。バンバン撃ちまくっていると、ニッキーが「私の蛇に何するの!」と、どなり込んでくる。テリーはフィアンセ、ジャスティンが蛇に食い殺され、悲しむが、ニッキーは「だから自然にまかせときゃいいって言ったでしょ」・・と無神経な発言。テリーは巨大蛇をやっつけるにはワニも巨大にすればいい・・と、まだ認可されていない・・危険すぎて人間には使えない・・筋肉増強剤を鶏肉に注射し、ワニに食べさせる。ワニだけでなく、ワニの卵を飲み込んだ蛇までさらに巨大化し、お互いに戦うどころか人間を襲いまくる。途中でオルテスという専門家が助っ人に来るが、テリーは邪魔者扱いする。州兵出動の要請も勝手に断ってしまう。ワニも蛇も質の悪いCGのせいで作り物感ありあり。CGよりすごいのがヒロイン二人で、人類を滅ぼしかねないようなバカ女。ニッキーが貧乳のスジ女なら、テリーは太めの爆乳女。ワニも蛇もかすむ女二人の凄まじいバトル。二人とも食われてしまうのが珍しいが、たぶん誰も気の毒に・・とは思わない。ティファニー見てると、体形のせいで「ミディアム」のアリソン思い出す。ギブソンの方は声が「パーフェクトな妻たち」のアンシアやってる人なので、聞いていておかしかった。オルテス役A・マルティネスはどこかで見たような・・。古くは「11人のカーボーイ」、少したって「刑事コロンボ」の「闘牛士の栄光」、最近では「ターミネーターズ」に出ていた人だ。こういう映画ではたいていパーティ会場が襲われることになっていて、本作もそう。特別ゲストで出てきたのがミッキー・ドレンツ。歌う前に食われちゃったけど。彼はニコラス・ケイジやマイケル・ビーンが出ている、「プロフェッショナル」という妙ちくりんな映画にもちょこっと出ていたっけ。