ゴッド・クローン

ゴッド・クローン

題名から予想つくけど、キリストのクローン作ろうという企み。でもキリストそのものではなく、自分のDNAまぜちゃえ・・みたいな。これって元々ある店で中古DVD売っていて。ジェームズ・ダーシーが出ているので買おうかなと思ったけど、待て待て内容いちおう確認してから・・と。でもどこのレンタル店でも置いてなくて。やっと隅っこに日本語版ビデオがあるのに気づいて。こういう内容だと名作傑作ということはありえなくて。B級C級凡作駄作ゴミクズのどれか。でもダーシー君が主役やるなんてめったにないことだしぃ・・。で、見始めてわかったけどわりと真面目に作られている。ジェイク(ダーシー)は前科者らしいがよくわからん。父親役がテレンス・スタンプ、母親役の人は「カレンダー・ガールズ」に出ていた人、敵役グランドマスターがウド・キアー、神父が「ノーサンガー・アベイ」に出ていたリーアム・カニンガム、司書がデレク・ジャコビ。ミラ役ナターシャ・ワイトマンは目がぎょろっとしていてナターシャ・マケルホーンに似ている。こちとらキリスト教じゃないし聖書も読んでないから内容はよくわからない。キリストの処刑に使われた釘をおさめた箱を捜すというのがまずある。釘には肉片が付着しており、そこからDNAを、クローンをというわけ。マグダラのマリア、テンプル騎士団、アイザック・ニュートンなど「ダ・ヴィンチ・コード」の世界だし、貴重な本のページを破っちゃうところは「天使と悪魔」みたい。キリストのクローン(実は悪の存在)、かたやミラにはジェイクの子が・・こっちが救い主か。「オーメン/最後の闘争」チック。さあどうなるのでしょう・・って別にぃ。映画終わっちゃいますから。真面目な内容なのでこっちも真面目に見ているわけだが、こういう終わり方されると困るんだよな。始まりだけど終わり、終わりだけど始まり。赤ん坊二人見せられてもねえ何を期待・想像しろってのよ。しかもジェイク死んじゃうし。がっくり~。せめてなぜグランドマスターがいつもキアーなのか(古代も中世も現代も)くらいは説明しろッ!そりゃキアーは人間じゃないってわかってるけどさ(ウソウソ)。あ、皮をはがれたテレンス・スタンプも見れますよ(見たくないッ!)。きのう行ったらまだDVD売れ残ってました。でもこの内容じゃ買わなくていいな。せめてジェイクが生き残ってくれていたらねえ・・。