カリフォルニア・トレジャー

カリフォルニア・トレジャー

日本では未公開。「ナショナル・トレジャー」もどきの題名つけて主演はマイケル・ダグラス。内容は宝捜しだから期待できそうと思わせて・・。ヒロイン、ミランダ役エヴァン・レイチェル・ウッドは「シモーヌ」や「サーティーン あの頃欲しかった愛のこと」に出ていたらしい。「サーティーン」と言えば「サンダーバード」のアラン役ブラディ・コルベットが出ているのでちょっと気になった作品。そのブラディ君、最近公開された「ファニーゲームU.S.A.」でマイケル・ピットとともに悪役やってるらしい。「サンダーバード」がヒットしていれば彼も今頃違った路線歩んでいたかも・・って何のこっちゃ。俳優だものどんな役でもやりますがなでも人形なら絶対やらないのに・・ってまたまた何のこっちゃ。さて、エヴァンはちょっとサラ・ジェシカ・ハーパー似。ドミニク・サンダにも似ている。透き通った美貌の持ち主。ミランダはもうすぐ17歳。マクドナルドで働いている。一人で生きていくのは大変だけどそれなりに充実していた。ところが精神病院から父親チャーリー(ダグラス)が出てくる。しかも・・全然治ってない!どうして学校に行かないのかって?働かなくちゃ食べていけないでしょうが!チャーリーは働こうとしない。疲れて帰ってくれば彼は台所を散らかしたまま。そのうちミランダがやっとのことで手に入れた車まで・・。チャーリーは病院の図書室で見た何とか言う神父の書き残した日記を手がかりに宝を捜すつもり。どうもスーパーの地下にその宝は埋まっているらしい。しょーもない父親に振り回されるミランダが哀れ。友達もボーイフレンドもいない。おしゃれや若者らしい楽しみとも無縁。宝は見つかるけどチャーリーは行方不明になる。彼は宝そのものより見つける行為に自分の存在意義を見出していたから、見つかってしまえばもう・・というわけか。でもこんなあいまいな結末では困る。どういう宝が見つかったのかも見せない。金貨かな。笑えないしドキドキもしない。今時珍しいくらい真面目でけなげな美少女の日常見せられて終わり。それにしてもマクドナルドでバカ女の注文受けるミランダの能面のような顔!○○にするわ、あッ○○はやめて××、△抜きで▽つけてね、うーんでもやっぱり○○にしようかな~。てめ~殺してやるぅ~迷ってないでさっさと決めやがれ~!経験ありますよ客に対して殺意感じること。