アイ・フランケンシュタイン

アイ・フランケンシュタイン

アーロン・エッカートがフランケンシュタインの怪物やってる・・見た理由はそれだけ。グラフィック・ノベルが元で、シリーズ化も考えていたらしいけど、コケたのでポシャッたようだ。全体的には「ゴーストライダー」風味。やたらボーボー燃える。昔から悪魔とガーゴイルが戦っている。ガーゴイルは人間を守っているので、もし負けてしまうと人類は滅亡の危機に。いずれにも属さないのがアダム(エッカート)。人間から作られたけど、魂はない(でも、最後の方で魂があるってなってなかった?)。魔界の王子ナベリアス(ビル・ナイ)は、アダムが作られた手順を知りたい。フランケンシュタイン博士の日誌を手がかりに、死人を再生したい。無数の死体はもう用意してある。死体だから魂はなく、悪魔も入り込みやすい。で、一気に悪魔増やして戦いに勝つ!たぶんこのような内容だと思うが。エッカートはステキでした。こんなすごいアクションできるなんて。体だってちゃんと鍛えてあるし、さすが。残念だったのはナイじいちゃん。王子名乗るには年取りすぎです。もっと若くて金髪の美形出してくるべきです。それとナイじいちゃんだとどうしても「アンダーワールド」になっちゃいます。セリーンはどこかいなと捜しちゃいました。ガーゴイルの女王リオノア役はミランダ・オットー。「ホワット・ライズ・ビニース」の人ですな。彼女ももうちょっと何とかならなかったのでしょうか。ギデオン役ジェイ・コートニーは「ダイ・ハード/ラスト・デイ」でマクレーンの息子やってた人らしい。ヒロイン、テラ役イヴォンヌ・ストラホフスキーはなかなかの美人。何と言うか、こんなわけのわからん戦い見せられるより、怪物誕生、博士や妻とのいきさつ、怪物の伴侶を作ろうとしたことなど、そっちの方を見たかった気も。だって翼バサバサ、火がボーボー、特撮使いまくりのハデハデ映像ばっかりで、何がどうなってるのかさっぱりわからないんだもの。何でこういうなかみのない映画作るのかね。コケるのも当然だ。あ、でもエッカートはよかったです。これからもアクション見せてください。