インデペンデンス・デイシリーズ

インデペンデンス・デイ

巨大な宇宙船が出てくる・・くらいの知識しかない。こういうアメリカばんざい的な映画は好きじゃないんで、それで今まで見なかった。でもWOWOWで日曜の午後やってたので、ヒマつぶしに見たわけよ。なるほど巨大ですな。「スペースバンパイア」のも大きかったけどこちらはそれ以上。ストーリーは突っ込みどころ満載で、かえって突っ込む気失せる。監督がローランド・エメリッヒで、製作がディーン・デブリン・・この頃が黄金期?主演はビル・プルマン?大統領だが若すぎてしっくりこない。そのうち見慣れてくるけど。時々マイケル・ダグラスに見える。ルーク・ウィルソンも入ってる。他にジェフ・ゴールドブラム、ウィル・スミス。ラスト、任務に成功して二人並んで歩いているところは絵になる。特にゴールドブラムは背が高いから。ランディ・クエイドは儲け役。女優陣は知らない人ばかり。作戦本部では忙しかったな・・イケメンチェックで。ミッチェル役アダム・ボールドウィンはハンサムで背が高くて・・「THE VISITOR」に出ていたな。これもエメリッヒ関係。他に「フルメタル・ジャケット」に出ている。びっくりしたのは「ヒドゥン2」のラファエル・スバージが出ていたこと。「ヒドゥン2」から三年くらいしかたってないが、髪が・・危ない!いや、彼を見ることができただけで満足ですけど。年寄り連中の方はロバート・ロジアにジャド・ハーシュ。ハーシュは「普通の人々」に出ていたな。他に昔「刑事デルベッキオ」なんてテレビシリーズもあった。「ハムナプトラ」などのエリック・アヴァリも最初の方にちょこっと。ストーリーより誰が出ているかそっちの方を楽しんでいたな。だってちょっとやってだめだとすぐ核攻撃しかありません!・・なんてなるでしょ。しかもこの映画ではやっちゃうんですよ。宇宙人に勝ったって汚染は残るが、誰も気にしてない。ノーテンキすぎる。宇宙人だって汚染された地球は困るはずで、核爆弾キャッチして無力化するとか、ストーリーいじくれよッ!一方では相変わらず地球の危機でも二人の愛はどうのこうのだし。あッ、ハリー・コニック・Jrも出ていたな。指環のシーンとかスミスにしなだれかかるとか、強烈な印象。でもこういうタイプはすぐ死ぬってわかる。その通り早々に退場しちゃった・・残念。

インデペンデンス・デイ:リサージェンス

今回ウィル・スミスは出ていない。ラファエル・スバージも・・ってこれは残念に思うのは私だけか。スミスはどうでもよろし。まあ何ですな、何事にも限度というものがあるわけです。今回の宇宙船は4800キロもあると。そうなると想像もつかないわけです。画面いっぱいに何かが飛び回っていて、私なんかは飛蚊症状態なわけです。何もかも吸い上げられたり、落っことされたり。やれ攻撃だ防衛だ核融合なんちゃらだと派手にやってるけど、見ているこっちは事態が把握できない。パイロット達はわーわーぎゃーぎゃーまるでテレビゲームで遊んでいるよう。何かあるとこれしか方法がないとか言って無茶をしまくる。うまくいくのは映画だからであって。月に現われた宇宙船を先制攻撃、やっつけたと喜ぶところは・・。前に現われたのとは違うとわかっていて攻撃する。結局こちらのエイリアンはもう体を持たないタイプで、地球を助けようとしていたみたい。取りあえず攻撃しとけみたいな人類には、侵略エイリアンと共通の野蛮さを感じたはずだが。でも敵の敵は味方という、使い古された設定で、都合よく話は進む。クライマックス(たぶん)で現われる女王はエイリアンクイーン風味。たいていのシーンは暗くて何が何やらだが、こちらは無謀にも白日の下に姿をさらす。でも、何を見せられてもハラハラもドキドキもしないんだよな。デヴィッド(ジェフ・ゴールドブラム)、その父親(ジャド・ハーシュ)、元大統領(ビル・プルマン)などは続投。現大統領(女性)はいつの間にか殺されたようで。そのせいでアダムズ将軍(ウィリアム・フィクトナー)があとを継いで大統領に。ジェイク役リアム・ヘムズワースはたぶん見るの初めて。アフリカのオッサンは「サンダーバード」に出ていたデオビア・オパレイ。キャサリンの役回りがよくわからなかったが、精神科医らしい。せっかくシャルロット・ゲンズブールが出ているのにほとんど見せ場なし。後半子供達が出てくると、ますます話が散漫に。ロバート・ロジアはどこに出ていたんだろう。式典のゲスト?めまぐるしい2時間だけど、見終わるとな~んも心に残らない。作るの大変だったろうに・・空しいなあ。