学生の指導方針
後藤研究室では,以下の2つの能力の獲得を目指して,教育研究指導を行います.
途上国が直面している様々な政策課題の解決に向けた「問題解決型の研究能力」
高度専門家としての「高度コミュニケーション能力」
「問題解決型の研究能力」とは,高度な専門知識や分析手法を単に獲得するだけでなく,現実の問題に応じてそれらを適切に選択・応用し,論理的な結果や解を導出し,それを実装するための展開ができる能力です.こ の能力を獲得するために,研究室では学生と一緒に問題を共有し,共同研究者として実践的な指導を行います. 経済理論を基礎とした学術論文の徹底的なサーベイと,それに基づいた学生間の積極的な議論を通じて, 専門知識と分析手法の獲得目指します. また,現地調査手法や実験室実験手法の積極的採用を促し,実践を通じた能力形成を図ります. また「高度コミュニケーション能力」の形成は,英語による議論やプレゼンテー ション,学術論文の作成を通じて行われます.
学生に求められる基礎的資質
後藤研究室では以下のような学生を大歓迎します.
目的と熱意を持って学術活動に取り組むことができる人
途上国が直面する政策課題の解決に情熱を燃やすことができる人
精神的にも肉体的にもタフな人(どこでも寝れる,なんでも食える.)
ツールとしての英語,数学・統計学の積極的習得を目指す人
進学相談
広島大学大学院人間社会科学研究科国際開発プログラムへの進学希望者は相談に乗りますので,事前に研究計画書と簡単な履歴書を(できれば学部成績書も)添付してメールを下さい.また研究室訪問も歓迎します.事前にメールでアポイントメントを取って下さい.