第20回研究会
テーマ:「ロボティクスおよび防災・減災」
●日時
・2016年2月21日(日)~2月22日(月)
●会場
九州工業大学・飯塚キャンパス
会場世話人:神原
kanbara@is.naist.jp
●発表募集
近年の人工知能研究の機運の高まりにおいて,ロボティクスの研究が益々盛んに行われています.
特に東日本大震災時の原発事故を教訓に災害時に真に役に立つロボット技術が求められており、
アメリカ国防高等研究計画局は原発・災害対応ロボットの競技会である
DARPA ロボティックスチャレンジを主催しました.
ここでは車の運転や扉の開閉,不整地歩行など8つの課題でスコアが競われ,
2015年の本戦には日本からも4チームが出場しました.また,物流の自動化を目指すamazon ピッキング・チャレンジは
ロボットアームで棚から目的の商品を取り出すことを競う競技で日本からも2チームが出場しました.
このような難しい実環境でロボットが動作するためには,制御工学はもちろん,
視覚・聴覚・触覚などのセンサ技術や認識処理技術,通信・コミュニケーションなどの
ネットワーク技術など様々な技術が高いレベルで融合される必要があります.
CNR研究会では、PRMUとの共催研究会において「ロボティクスおよび防災・減災」のテーマセッションを企画しました.
本テーマセッションでは両テーマを融合した「防災・減災のためのロボティクス」はもちろん,
「防災・減災」に限らないネットワークロボット技術・ロボットサービス応用技術,
または「防災・減災」を目的とした画像・音声などのメディア処理技術に関する研究発表も募集しています.
これらの分野で先駆的研究を行われている方々の招待講演も予定しております.
奮ってご投稿・ご参加下さいますようお願い申し上げます.
もちろん,これらのテーマセッションに限らず,一般セッションの研究発表も募集致します.
この機会を個別の研究会の枠を超えた議論の場としてご活用下さいましたら幸いです.
●投稿情報
発表申し込み締め切り:締め切りました
原稿締め切り:締め切りました
引き続き予稿集原稿として『スライド』による投稿を受け付けます
●招待講演:1~4ページ
●一般講演、文書による投稿:2~6ページ
●一般講演、スライドによる投稿:最大6ページ(スライド4枚を1ページとして最大でスライド24枚)
開催プログラム
◆2月21日(日)
=== PRMU:一般 (9:30 - 11:30) ===
座長: 大西正輝(産総研)
(1)09:30-10:00
Convolutional Neural Networkを用いた魚画像認識
○脇坂健太郎・齊藤剛史(九工大)
(2)10:00-10:30
○内田誠一・井手将太(九大)・Dipesh Dangol(Univ. Kaiserslautern)
(3)10:30-11:00
○佐々木進亮・レ ドゥック アイン・朱 碧蘭・中川正樹(東京農工大)
(4)11:00-11:30
○内田吉郎・朱 碧蘭・中川正樹(東京農工大)
=== PRMU:見守・監視の時系列パターン (13:00 - 15:00) ===
座長: 榎並直子(神戸大学)
(5)13:00-13:30
類似する複数の環境における人物の大局的な動きに基づく行動パターンの学習・認識
○岩渕弘晃・青木茂樹・宮本貴朗(阪府大)
(6)13:30-14:00
Deformable part modelを用いた時系列パターンの識別的変動および認識応用の試み
○緒方亮汰・内田誠一(九大)
(7)14:00-14:30
画像認識のための混合出力分布を用いた分離型格子HMMにおけるパラメータ共有構造の検討
○助川正人・沢田 慶・橋本 佳・南角吉彦・徳田恵一(名工大)
(8)14:30-15:00
○江良樹哉・吉村宏紀・西山正志・岩井儀雄(鳥取大)
=== CNR:ロボット要素技術 (10:00 - 11:30) ===
(9)10:00-10:30
睡眠時の気道閉塞症状を軽減する頸部位置推定と頸部昇降機能付き枕
○西村祥吾・神原誠之・萩田紀博(奈良先端科大)・阪林和貴・橋本太郎・清水 解(奈良先端大)・苅谷健人(阪府大)
(10)10:30-11:00
○馬越 彰・石井健太郎(阪工大)
(11)11:00-11:30
移動ロボット追尾のための基幹ノードと位置推定ノードを用いた再帰型測位アルゴリズム
○稲垣慶太郎・河野隆二・杉本千佳(横浜国大)
=== CNR:コミュニケーション (13:00 - 15:00) ===
(12)13:00-13:30
○尾崎安範・青木良輔・松村成宗・高嶋洋一・山田智広(NTT)
(13)13:30-14:00
○宮崎庸平・今井倫太(慶大)
(14)14:00-14:30
○進藤友馬・石井健太郎(阪工大)
(15)14:30-15:00
ロボットの性格ダウンロードに関するグーグル特許分析とコミュニケーションロボットの社会インタラクション
○土井美和子・萩田紀博(ATR)
=== 招待講演1 (PRMU) (15:30-16:30) ===
座長: 小川原光一(和歌山大学)
(16)15:30-16:30
○金広文男(産総研)
=== 招待講演2 (CNR) (16:40 - 17:40)===
2月21日(日) 午後 招待講演2(CNR)
(17)16:40-17:40
[特別講演]サービスのインフラとしてのクラウドネットワークロボット
○松永昌浩・水戸 和(セコム)
◆2月22日(月)
=== PRMU:ロボット認識 (9:30 - 11:30) ===
座長: 岩井儀雄(鳥取大学)
(18)09:30-10:00
○山内悠嗣・加藤 優・山下隆義・藤吉弘亘(中部大)
(19)10:00-10:30
○工藤浩之(電通大)・藤本敬介(日立)・中山泰一(電通大)
(20)10:30-11:00
奥行情報と輝度情報の整合性を利用した屋外環境計測データからの移動物体検出
○髙部篤志・武原 光・河合紀彦・佐藤智和(奈良先端大)・中西 悟・町田貴史(豊田中研)・横矢直和(奈良先端大)
(21)11:00-11:30
○西崎優弥・佐藤智和(奈良先端大)・大倉史生(阪大)・河合紀彦・横矢直和(奈良先端大)
=== ポスター発表 (11:30 - 12:15) ===
(22)[ポスター講演]
長谷川 周・○鈴木道孝・塚本 新・伊藤彰義(日大)
(23)[ポスター講演]
Constrained Local Modelを用いた顔特徴点検出に関する検討
○原 賢太・齊藤剛史(九工大)
(24)[ポスター講演]
歩行者シミュレータを用いた大規模施設における避難条件の網羅的分析手法の提案
○村山了規(電通大)・大西正輝・松島裕康・山下倫央(産総研)・田中健次(電通大)
(25)[ポスター講演]
音楽経験の分析に基づく演奏映像における視覚的顕著性マップモデル
○沼野俊亮・榎並直子・有木康雄(神戸大)
(26)[ポスター講演]
視覚障碍者のための一人称ビジョンを用いた交差点上の自己位置・進行方向推定
○川口智士・榎並直子・有木康雄(神戸大)
(27)[ポスター講演]
○祐宗高徳・渋谷昌尚・川田健司・齊藤剛史(九工大)
※その他,口頭発表からのポスター発表希望者
=== 招待講演3(PRMU)(13:30 - 14:30) ===
座長: 榎並直子(神戸大学)
(28)13:30-14:30
○北本朝展(NII)
=== PRMU:画像一般(14:50 - 17:00) ===
座長: 近藤一晃(京都大学)
(29)15:00-15:30
畳み込みニューラルネットワークを用いた修復失敗領域の自動検出による画像修復の反復的適用
○田中隆寛・河合紀彦・中島悠太・佐藤智和・横矢直和(奈良先端大)
(30)15:30-16:00
○雷 航・原 健二・浦浜喜一(九大)
(31)16:00-16:30
RYB色空間画像処理による水彩画の生成 ○王 少豪・浦浜喜一(九大)
(32)16:30-17:00
Eye Detection by using Gradient Value for Performance Improvement of Wearable Gaze Estimation System
○Chinsatit Warapon・Takeshi Saitoh(Kyutech)
14:50 - 17:00 ポスター発表表彰
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クラウドネットワークロボット研究会(CNR)
専門委員長 今井 倫太(慶大)
副委員長 宮下 敬宏(ATR) 神原 誠之(奈良先端大)
幹事 坂本 大介(東大) 大澤 博隆(筑波大)
幹事補佐 吉岡康介(パナソニック) 小林 優佳(東芝) 松元 崇裕(NTT)
顧問: 安西 祐一郎(日本学術振興会) 萩田 紀博(ATR) 土井 美和子(NICT)