地球永住計画 講演 〜写真で見る極限の世界〜 中米編パート2
【日時】2020年6月24日(水)
午後6時45分開場 午後7時開始
(午後9時終了予定ですが質疑応答で長引くことが多々あります)
【参加方法】
以下「passmarket」から参加チケット(無料 or ¥1000 or ¥2000)をお申し込みください
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01n1pq111jwpx.html
視聴方法をメールにてご連絡致しますのでメールアドレスの記入ミスにご注意ください
メールの配信は講演前日の予定ですのでお待ちください
締め切りは講演当日18時までです
【会場】
Youtube Live 配信サービスよるオンライン開催です
会場へはお越しいただけませんのでくれぐれもご注意ください
【お問合せ】
地球永住計画事務局 chikyueiju@gmail.com
武蔵野美大主催のイベントではございませんので武蔵野美大へのお問い合わせはご遠慮ください。
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「写真で見る極限の世界」はビーパルで連載中の 関野吉晴「極限の民族の叡智に学ぶ」に掲載されます。
「賢者に訊く」の自然科学系の一部の対談はウェブナショナルジオグラフィックで連載されています。
過去の記事もご覧いただけます。https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/web/
また過去講演の幾らかはYouTubeで全てご覧いただくことができます。
https://www.youtube.com/channel/UCdLrAl57vGOPPDv94qGwJ2Q
ぜひご覧ください。
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〜写真で見る極限の世界〜
関野吉晴
『中米編パート2』
パナマ以降グアテマラまで、人々に触れ合いながら自転車で北上した。
パナマで日本人に知られているのはパナマ運河だろう。フランス人レセップスの建設失敗の後、米国が建設に成功した。米国はパナマ運河の利権を独り占めしようとした。その当時、パナマはコロンビア領だった。コロンビア議会は米国の思惑を否認すると、パナマを独立させたのだ。
コスタリカは中米の優等生と言われる。重火器をもった軍隊を廃止、その予算を自然保護や、教育福祉の回した。国土の4分の一が国立公園だ。外貨獲得額のトップがコーヒーを抜いてトップになっている。
ニカラグアはソモサ一家が土地の多くを所有し、米国の支援を受けた独裁国家だった。革命が成功スしたが、米国はコントラという反革命軍を組織して潰そうとした。その後も内戦が続いたり、右派が政権を撮ったりし、現在は革命のイニシアティブをとったサンデニスタが政権を担っている。
エルサルバドールも少数家族が米国の支援の下、独裁政権が続いていたが、内戦状態となり、オリバー・ストーン監督の映画「サルバドール」に描かれている。
グアテマラはマヤ文明が生まれた場所だ。1960年から1996年まで続いたグアテマラ内戦により20万人以上の死者・行方不明者が出た。軍事政権下民主化運動を指導した女性指導者利呉メルタ・メンチュウー氏の単独インタビューをすることができた。和平合意後も
治安や政治においてグアテマラ社会はいまだに不安定な状態にある。
米国の裏庭と言われ、米国の支援する独裁政権の続いた中米国家だが軍事政権、独裁政権は無くなったが、コスタリカ以外は安定とは言えない。
(関野吉晴記)
ー講座内容ー
この講演は2020年6月24日 オンラインにて開催