「サイエンス(宇宙物理学)と芸術感覚との融合」

三浦均(武蔵野美術大学映像学科教授)×関野吉晴(探検家・医師)

地球永住計画 オンライン講演


三浦均(武蔵野美術大学映像学科教授)×関野吉晴(探検家・医師)


「サイエンス(宇宙物理学)と芸術感覚との融合」




【日時】2020年10月17日(土)

午後6時45分開場 午後7時開始

(午後9時終了予定ですが質疑応答で長引くことが多々あります)



【参加方法】

以下「passmarket」から参加チケットをお申し込みください。

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01g7uamk3f811.html


無料開催ですが「ご支援チケット」をご用意させていただいておりますので、可能な方にはご支援いただけると大変助かります。

寄付金はゲストの謝礼、交通費、地球永住計画の運営資金などに利用されます。


※開催日に視聴方法を記したメールを差し上げます。

メールアドレスの記入ミスにはくれぐれもご注意ください。

チケット申し込み後、購入完了のメールが届かない場合は記入ミスの可能性があります。

お申し込みは「お申し込み完了メール」の受信をもって完了となります。

「お申し込み完了メール」が届いていない方はお手数ですが、ご連絡をお願いいたします。

締め切りは講演当日18時半までです



【会場】

Youtube Live 配信サービスよるオンライン開催です

会場へはお越しいただけませんのでくれぐれもご注意ください



【お問合せ】

地球永住計画事務局 chikyueiju@gmail.com

武蔵野美大主催のイベントではございませんので武蔵野美大へのお問い合わせはご遠慮ください。






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「写真で見る極限の世界」はビーパルで連載中の 関野吉晴「極限の民族の叡智に学ぶ」に掲載されます。

「賢者に訊く」の自然科学系の一部の対談はウェブナショナルジオグラフィックで連載されています。

過去の記事もご覧いただけます。https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/web/

また過去講演の幾らかはYouTubeで全てご覧いただくことができます。

https://www.youtube.com/channel/UCdLrAl57vGOPPDv94qGwJ2Q

ぜひご覧ください。

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宇宙からみた地球の夕日
火星の夕日

【講演内容】



武蔵野美大の教授であり、この地球永住計画の副代表でもある三浦均さんが新刊(「映像のフュシス」武蔵野美術大学出版)を出しました。

宇宙物理学を中心に、哲学、認知心理学、美術、歴史学、記号論、文学に至るまで広範囲で旺盛な読書と思索の旅、新たな文献、資料を駆使して書いた科学エッセイです。

「空や海は何故青い」から始まり、ヒトの由来は人類学の得意分野ですが、モノの由来を元素、原子からひも解いていく視点に目を見張りました。

科学と芸術感覚との稀有な融合があります。同じ物理学者である寺田寅彦、中谷宇吉郎を継ぐ、古典となる作品です。

三浦さんにこの本のエッセンスを分かりやすく解説していただいたのち、私と対談する予定です。

関野吉晴記





映像のフュシス(武蔵野美術大学出版局)


三浦 均/著


「絶えまなく生み出されてゆく目に見えない自然(フュシス)の変化は、世界にすでにつねにその瞬間が用意されています。それを「観る」ことは、完全性に近づく喜ばしい経験として、気づかれることを待っているといまでは思えるのです。」 三浦均(本文より)


第I部は「北斎のブルー」に始まる色と光の解析。第II部では無限性についての考察を冒頭に据え、世界を写す・測る・算する。音を見る、色を記録するなど、世界の捉え方(記述)に挑戦する。第III部の主役は「人」。CGで「ふわり」と舞う雪に呻吟する三浦先生、感情(喜び/悲しみ)の表現に迫る。




目次


I


第1章 空の色


第2章 夕日を眺める


第3章 モノはどこから来たのか、どこへゆくのか


II


第4章 世界の無限性について


第5章 世界を写す


第6章 世界を測る


第7章 世界を算する


III


第8章 動くものと動かされるもの


第9章 町の記憶


第10章  生成しつつある自然(フュシス)


おわりに






ー講座内容ー





coming soon



【講演者紹介】



三浦均(みうら・ひとし)

一九六二年、神戸生まれ。京都大学理学部卒業、神戸大学大学院自然科学研究科博士課程修了(理学博士)。物理学、天文学などを学ぶ。

理化学研究所基礎科学特別研究員を経て、一九九九年に武蔵野美術大学着任。現在、造形構想学部映像学科教授。国立天文台「4D2Uプロジェクト」に参画。科学データに基づいたビジュアリゼーション、数値計算と組み合わせたコンピュータグラフィックス映像などが主な研究テーマ。分野を横断して、原子、分子のミクロなスケールの世界、生命スケールの世界、天体宇宙のスケールの世界までをCGの力をかりて目に見えるようにする映像つくりに取り組んでいる。



関野 吉晴(せきの・よしはる)

1949年東京都生まれ。探検家。文化人類学者。医師。武蔵野美術大学名誉教授。1975年一橋大学法学部卒業。1982年横浜市立大学医学部卒業。1999年植村直己冒険賞受賞。2000年旅の文化賞受賞。2013年 国立科学博物館(特別展)「グレートジャーニー・人類の旅」開催。2002~2019年武蔵野美術大学教授(文化人類学)1971年アマゾン川全域を下る。その後25年間に32回、通算10年間以上にわたって、アマゾン川源流や南米への旅を重ねる。1993年から10年の歳月をかけて約5万3千キロ「グレートジャーニー」、その後、アフリカで生まれた人類が日本列島にやって来た主要3ルートを歩いた。





この講座は2020年10月17日にオンラインにて開催