国境を越えたスクラム

講師:山川徹(ノンフィクションライター)×関野吉晴

地球永住計画 講演 〜賢者に訊く〜 特別対談

山川徹(ノンフィクションライター)×関野吉晴

「国境を越えたスクラム」


【日時】 2020年02月25日(火)午後6時半開場 午後7時〜9時

(午後9時終了予定ですが、質疑応答で長引くことが多々あります。

途中退室も途中入場も可能です。)


【会場】三鷹駅北口から 徒歩4分の武蔵野美術大学 三鷹教室

東京都武蔵野市中町1-19-3武蔵野YSビル6F

(駐車場ございませんので、自転車、お車の方は周辺のコインパーキングをご利用ください。)


【当日参加費】以下「こくちーず」にて申込み、参加費は当日会場でお支払い下さい。

https://kokucheese.com/event/index/591573/

・一般 1500円

・学生・生活困窮者 500円(自己申告で結構です。)

(参加費はゲストの謝礼、交通費、地球永住計画の運営資金に利用されます。 )

※ 前売り割引券は現在、設定しておりません。

お問い合わせはchikyueiju@yahoo.co.jpまでご連絡ください。

050-5319-8390 (留守番電話に要件を残してください)

武蔵野美大へのお問い合わせはどうかご遠慮ください。

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「写真で見る極限の世界」はビーパルで連載中の 関野吉晴「極限の民族の叡智に学ぶ」に掲載されます。

「賢者に訊く」の自然科学系の一部の対談はウェブナショナルジオグラフィックで連載されています。

過去の記事もご覧いただけます。https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/web/

また過去講演の幾らかはYouTubeで全てご覧いただくことができます。

https://www.youtube.com/channel/UCdLrAl57vGOPPDv94qGwJ2Q

ぜひご覧ください。

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ー講座概要ー


「何があっても日本以外の国の代表になるわけにはいかないと思った」。かつてリーチマイケルはそう語った。ラグビーは、代表選手の国籍を問わない。居住年数など一定の条件を満たせば、国籍と異なる国の代表としてプレーできる。ホラニ龍コリニアシや具智元ら、多様なルーツを持つ選手たちは、なぜ「日本代表」となることを選んだのか。(国境を越えたスクラム、山川徹)

多様なルーツを持つ選手たちが一つのチームになっていくため、何が必要だったか。 国境の垣根が低くなったが、それに対する反感、偏見もあり。世界中で移民の問題が社会や政治を揺るがしている。トランプ大米統領は移民排斥を唱えているが、アメリカ先住民からみれば移民だ。

日本では、一定の技能と日本語能力のある外国人に日本での就労を認める改正出入国管理法が施行された。事実上の移民政策だ。人口減少していく中、外国人居住者が増えていく。もともと日本人には欧米外国人にはコンプレックスを持ち、アジア・アフリカ系に外国人を蔑視する傾向があった。今では在日コリアン帰れ、嫌韓といったヘイトスピーチが大手をふるっている。それに便乗するメディアもいる。

しかし多様性と寛容さを望む立場からすれば、ラグビー日本代表で外国人が活躍した[ONECHEAM]は如何に「共生」社会を作り上げるか考えるうえで大きなヒントを提示してくれると思う。




ー講座内容ー








山川 徹 やまかわ とおる


ノンフィクションライター

1977年、山形県生まれ。ノンフィクションライター。東北学院大学法学部法律学科卒業後、國學院大學二部文学部史学科に編入。在学中より『別冊東北学』の編集に携わる。震災、捕鯨、ラグビーなど多岐にわたるテーマを取材・執筆している。おもな著書に『捕るか護るか? クジラの問題 いまなお続く捕鯨の現場へ』、『東北魂――ぼくの震災救援取材日記』、『カルピスをつくった男 三島海雲』、『国境を越えたスクラム ラグビー日本代表になった外国人選手たち』『地図で見る 日本の地震』などがある。



この講座は2020年02月25日(火) 武蔵野美術大学三鷹ルームにて開催