「人は何故走るのか」

講師:中山嘉太郎・坪井伸吾・二神浩晃・大貫映子

進行:関野吉晴

司会:三輪主彦

地球永住計画 オンライン連続公開講座 夏休み特別企画


中山嘉太郎×坪井伸吾×二神浩晃×大貫映子


「人は何故走るのか」


進行:関野吉晴

司会:三輪主彦




【日時】2020年7月30日(木)

午後6時45分開場 午後7時開始

(午後9時終了予定ですが質疑応答で長引くことが多々あります)



【参加方法】

以下「passmarket」から参加チケットをお申し込みください。

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01k8ga11443z6.html


無料開催ですが「ご支援チケット」をご用意させていただいておりますので、可能な方にはご支援いただけると大変助かります。

寄付金はゲストの謝礼、交通費、地球永住計画の運営資金などに利用されます。


※開催日に視聴方法を記したメールを差し上げます。

メールアドレスの記入ミスにはくれぐれもご注意ください。

チケット申し込み後、購入完了のメールが届かない場合は記入ミスの可能性があります。

お申し込みは「お申し込み完了メール」の受信をもって完了となります。

「お申し込み完了メール」が届いていない方はお手数ですが、ご連絡をお願いいたします。

締め切りは講演当日18時半までです



【会場】

Youtube Live 配信サービスよるオンライン開催です

会場へはお越しいただけませんのでくれぐれもご注意ください



【お問合せ】

地球永住計画事務局 chikyueiju@gmail.com

武蔵野美大主催のイベントではございませんので武蔵野美大へのお問い合わせはご遠慮ください。






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「写真で見る極限の世界」はビーパルで連載中の 関野吉晴「極限の民族の叡智に学ぶ」に掲載されます。

「賢者に訊く」の自然科学系の一部の対談はウェブナショナルジオグラフィックで連載されています。

過去の記事もご覧いただけます。https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/web/

また過去講演の幾らかはYouTubeで全てご覧いただくことができます。

https://www.youtube.com/channel/UCdLrAl57vGOPPDv94qGwJ2Q

ぜひご覧ください。

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【講演概要】



 人が誕生して、狩猟を始めるまで500万年かかりました。それまでは猛獣などの天敵に脅えながら採集生活の毎日で歩くことが基本でした。天敵から身を守るためには隠れることが基本でしたが、不意に現れた時には走って逃げたことでしょう。

 狩猟を始めるようになっても隠れる、歩くが基本でした。シマウマ、キリン、ゾウ、ガゼル、アンテロープどれも人が走って追いつける獲物ではありません。罠や待ち伏せて、槍を投げて当たった手負いの獲物を走っておったかもしれません。実は猛獣に追いかけられても、走るだけでは逃げ切れませんでした。

 農業が始まると、走る必要はなくなりました。現代はさらに走る必要はなくなりました。レースに出るため走る、健康維持のため走るようになりました。今回座談会に参加する人たちは健康維持とか、レースではなく、ひたすら長い距離を走り、山を走って上り、走り続けてきました。何故走り続けてきたのでしょうか。聞いていきたいと思います。


長距離ランニング界のレジェンド三輪主計さんに司会をしてもらい、長距離ランニング界のエースたちに語って貰います。紅一点の大貫映子さんは実は長距離スウィミング界の女王でした。ドーバー海峡を女性で初めて泳ぎ切りました。実はその後ランニング雑誌の編集者をしていました。

三輪さんがどんな話を聞きだすのか。皆からどんな話が飛び出すのか。とても楽しみです。  


関野吉晴 




ー講座内容ー





coming soon



【講演者紹介】



中山嘉太郎(なかやまよしたろう)

1957年山梨県一宮町生まれ、日川高校から金沢大学薬学部、大学院修了。2000年勤務先の会社を20年前早期退職。現在は薬剤師兼業「もも」農家経営。

20歳代からトライアスロンに取り組み、1985年宮古島トライアスロン完走。1988年2倍トライアスロン(米)、1989年1990年3倍トライアスロン(仏)。1991年4倍トライアスロン(ハンガリー)1992年10倍とアイアスロン(墨)。(水泳30キロ、自転車1800キロ、ランニング422キロ合計422キロ、302時間)

自由気ままに長距離を走ることに興味を持つ。「ジャーニーラン」に惹かれる。フォッサマグナ走り旅(360キロ6日間)。東海道53次遠足(506キロ89時間36分)。山梨県境一周(500キロ22日間)。モロッコSEAtoSUMMIT(最高峰ツブカル峰4167m6日間)。ベトナム最高峰ファンシーパン3143m6日間。韓国縦断走り旅(ソウルー釜山)479キロ8日間。中国昆明ーベトナム国境まで461キロ11日間。タイ(チェンマイーバンコック)826キロ23日間。南米(ブエノスアイレスーアンデス山脈越え、サンチャゴからアタカマ砂漠。アンデス高地ラパスークスコ) 4767キロ99日間。中国シルクロード(西安ーウルムチ)2675キロ53日間。中央アジアシルクロード(ウルムチーイスタンブール)6699キロ152日間。シルクロード:通算9374キロ205日間 1足の靴を修理して走り切った。

第6回(2001年)植村直己冒険賞受賞(第3回は関野吉晴さん)



坪井伸吾(つぼいしんご)

1963年和歌山県生まれ。21歳で北米をバイクで横断。これを皮切りに、オーストラリア、ヨーロッパを一周、南北アメリカ大陸縦断。アフリカ・中東を走り、世界一周15万キロ。92年にはアマゾン川5000キロをイカダで下る。2005年北米大陸を単独ランニング横断5400キロ。旅の最中に世界の大物釣りにも挑戦。最近は走り残したアジアの国々をバイクで走っている。ランニング歴は1985年1986年にホノルルマラソン。2004年、しまなみ海道、広島県福山市から愛媛県の今治市までの100キロマラソン。以後12時間走、24時間走。2015年からは富士山マラソンに出ています。

著書に「アマゾン漂流日記」「僕流その日暮らし」窓社。「子ども達よ冒険しよう」「世界一周バイクの旅15万キロ・アフリカ・中東編」「ロスからニューヨーク走り旅」ラピュータ出版がある。



二神浩晃(ふたがみひろあき)

1972年岐阜県生まれ、東京都世田谷区在住。一級建築士。日本大学ワンダーフォーゲル部在籍中に野田知佑、関野吉晴らに影響を受け、現在は「世界の果てまで川ぞいを走る」を合言葉に、あらゆる川ぞいを走り続けている。最初で最後のフルマラソンで2時間48分50秒を記録。家族の3人(妻、娘10歳、息子6歳)を愛し、とくに妻をアマゾン川よりも深く愛している。



大貫映子(おおぬきてるこ)

東京都出身。高校まで競泳選手。1982年早稲田大学在学中、3回目のチャレンジでイギリスーフランス間ドーバー海峡約33キロ横断泳に成功(日本人初の公認記録)。卒業後は編集記者(雑誌ランナーズ、トライアスロンJapan)他、障害児・者の水泳指導などを経て、半年のエクアドル滞在後、1989年アマゾン川4500Km(ペルー・イキトス~ブラジル・マナウス)カヌーで下る。1993 -97年西オーストラリア・パースの大学、大学院でレジャー学を学ぶ。その間、地元のマスターズ水泳クラブで再び水泳再開。海をも含む幅広い水の楽しみ方を重視したオーストラリア水泳教師資格取得。

現在、海人(うみんちゅ)くらぶ主宰。幼児~80代のプールでの水泳指導。海、自然、水泳を中心にした国内外の旅行、教室などの企画、運営など、普及活動を中心に活動。

(公財)日本水泳連盟OWS(オープンウォータースイミング)委員会副委員長 国際大会審判員として2020東京五輪競泳種目のひとつマラソンスイミング(10K)でTechnical Official (競技役員)予定でした。



三輪主彦(みわかずひこ)

■ 元都立高校教諭、地平線会議世話人、大人のための科学塾「みわ塾」主宰

■1 944年生まれほぼ76歳:大分県生まれ広島県育ち。東京の高校でサッカー選手⇒鈍足選手。1963年東京都立大学山岳部⇒俊足部員。気をよくして長距離走を始める。1964年アベベ、円谷を見て、まじめに走り始めた。1970年万博。京都の観文研宿舎から大阪まで走って参加。青梅マラソン。まだ女性の参加がないころか参加。1979年トルコ留学、アナトリア高原を走る。犬に襲われる。1979年地平線会議 第1回報告者 以後世話人1983年100キロマラソン主催(シティランナーズクラブ)1986年~1989年:東海自然歩道コマ切れ走り1300㎞1993年第2回ハセツネ杯奥多摩10回走る。50歳代6位入賞1995年東海道遠足(とおあし)500キロ。1999年12月:日本列島ほぼ縦断。

■ 21世紀に入り早期退職:サッカー、ランニング中心の生活。生活困窮!サッカー:オーバー70国際大会参加(済州島)以後三輪神社巡り、狛犬探し 都内富士山巡り。全国一宮巡りランニング。2016年から奥さんと四国88か所1200㎞歩き旅。2018年結願。

■著書「ジャーニーランの勧め」「ちょっとそこまで走り旅」「東海自然歩道走り旅」「日本列島走り旅」「ぼくのトルコ語探検」共著「宇宙と地球の小辞典」「足元から見る明日の地球環境」



関野吉晴

1949年東京都生まれ。探検家。文化人類学者。医師。武蔵野美術大学名誉教授。1975年一橋大学法学部卒業。1982年横浜市立大学医学部卒業。1999年植村直己冒険賞受賞。2000年旅の文化賞受賞。2013年 国立科学博物館(特別展)「グレートジャーニー・人類の旅」開催。2002~2019年武蔵野美術大学教授(文化人類学)1971年アマゾン川全域を下る。その後25年間に32回、通算10年間以上にわたって、アマゾン川源流や南米への旅を重ねる。1993年から10年の歳月をかけて約5万3千キロ「グレートジャーニー」、その後、アフリカで生まれた人類が日本列島にやって来た主要3ルートを歩いた。




この講座は2020年07月30日にオンラインにて開催