シリア難民と暮らし、シリア難民を取材する

小松由佳、子連れフォトグラファー

講師:小松由佳


ー講座概要ー

今回のゲストはドキュメンタリーフォトグラファーの小松由佳さんと対談です。

4人に一人は遭難死するというK2に登頂(女性で南南東支陵からの登頂は世界初)を登るなど登山家として活躍したのち、砂漠、草原に興味を持ちシリアで遊牧民と暮らしを共にした。アブデュルラティーフ一家と2008年に出会い、彼らの暮らしを見せていただいていましたが、2011年に内戦が起こり、現在の夫となるラドワンも政治的理由からヨルダンへ逃れました。その後2012年に遊牧民一家の16人兄弟の末っ子ラドワンと結婚した。

内戦が始まると、夫やその家族が暮らしていた街も内戦で破壊され、ほぼ消滅しました。

家族はシリア国内を転々とした後、トルコで難民となりました。

最後の取材は2歳の男の子を連れて、妊娠8カ月の身でシリア難民キャンプを取材した。

今回は最後のシリア難民子連れ取材を中心に、登山家からドキュメンタリー写真家になった経緯、夫(難民)との暮らしなども語って貰う。



ー講座内容ー





coming soon



ー講師紹介ー

小松由佳

ドキュメンタリーフォトグラファー。1982年、秋田県生まれ。高校在学中から登山に魅せられ、国内外の山を登る。2006年、“世界で最も困難な山”と称される世界第二の高峰K2( 8611m / パキスタン )に日本人女性として初めて登頂を果たす。植村直己冒険賞受賞(2006年)、秋田県民栄誉章受章(2006年)。次第に自然とともに生きる人間の暮らしに惹かれ、草原や沙漠を旅するうちフォトグラファーを志す。2012年からシリア内戦を取材し、シリア難民の今を伝える活動を行う。著書に『オリーブの丘へ続くシリアの小道で~ふるさとを失った難民たちの日々~』(河出書房新社)。

・Facebook (小松由佳)

https://www.facebook.com/yuka.komatsu.0922

・Facebook(Yuka Komatsu Photography )

https://www.facebook.com/yukakomatsu.photo/

・Instagram

https://www.instagram.com/yukakomatsu00/

・出版物

「オリーブの丘へ続くシリアの小道で~ふるさとを失った難民たちの日々~」河出書房新社/2016年3月)

「風土に生きる人々 写文集・生き物との暮らし」(電子書籍/ゼロメガ/2017年1月)


この講座は2019年03月19日に武蔵美術大学三鷹ルームで開催されました。