リニアモーターカーの功罪

講師:樫田秀樹


ー講座概要ー




ー講座内容ー








ー講師紹介ー

樫田秀樹(かしだ ひでき)

フリージャーナリスト。主に社会問題、環境問題を扱う。最近ではリニア中央新幹線がらみの取材に集中。それは巨大ネタでありながら、スポンサーに「配慮」するマスコミが取り上げない事案。「悪夢の超特急 リニア中央新幹線」で2015年度JCJ(日本ジャーナリスト会議)賞を受賞。沖縄の米軍基地を「本土」に引き取る運動にも注目している。

1959年、北海道生まれ。

18歳の浪人時代に、海外を渡り歩く夢にとりつかれ、20代前半はバイクで真夏のサハラ砂漠と真夏のオーストラリアの砂漠を走破。

帰国後、就職したが、企業社会に適応できずに1年半で退職。

1985年より2年間、NGOの一員としてソマリアの難民キャンプで活動する。

1987年、オーストラリアで植林活動とナラボー平原を徒歩で横断。

1989年より、ボルネオ島の熱帯林を中心に、東南アジアの先住民を訪ねる取材を開始。1度限りで始めたつもりのボルネオの取材は、いつしか取材でなく、森の人びとと一緒に暮らすことが目的になり、足かけ5年におよぶ滞在となったが、先住民の反政府運動を煽っているとの誤解をうけ、現在は、サラワク州政府より入州を拒否されている。

施設や年金がなくとも、どんなお年寄りも障害を持った人も安心して生きていける森の生活。安らぎに満ち、人間が人間としての生命をきらめかせる場所を、いつの日か、日本の中にも作り上げていくことが新たな夢である。

1997年4月 週刊金曜日第一回ルポルタージュ大賞報告文学賞受賞。受賞作「雲外蒼天」。

1998年4月 週刊金曜日第三回ルポルタージュ大賞佳作受賞。受賞作「自分に嘘はつかない」


この講座は2018年10月30日(火)に武蔵野美術大学三鷹ルームで開催されました。