「美術と医学」

講師:花山水清(横山雅之)


ー講座概要ー

美術家の見方を医学に応用して人体を観察すると、デッサンの狂いがそのまま疾患の所在を表していることが分かる。

美術家の花山水清氏自身の手と目、そして経験から、身体の異常を表す「新法則」を発見した。しかも驚くことに規則性まで存在していた。医学の常識を覆す新常識を解きを明かし、語って頂く。


以下は(からだの異常はなぜ左に現れるのか{廣済堂出版}序文より)

医療の専門家である医師たちは、人間の形を正確に捉える訓練をしていない。

しかし、私のように、美術的な見方を医学に応用して人体を観察すると、人体のデッサンの狂いが、そのまま疾患の所在を意味していることが分かるのである。

そのデッサンの狂いは左右差として現れる。しかも、そのデッサンの狂った人体には、驚くことに規則性まで存在するのだ。

もともと人体が左右対称でないことは、誰もが知っている。ところが、そこに規則性が存在することは、誰にも知られていない。たとえ気づいたとしても、その規則性の意味する問題にまで、理解が及ぶ人は稀だろう。そこで、人体の規則性を拾い集め、科学の基準に照らしてみると、そこには一つの法則性らしきものが見えてくる。

その法則が、疾患の存在と重なり合うとき、従来の医学的判断とは全く違った結論に辿り着く。その結果、今までの医学では解消できなかった症状が、ものの見事に解決へと向かうのである。

さらにこの現象は、医学の範囲を超え、自然科学のテーマとして、生命の本質に迫ることになる。



ー講座内容ー





coming soon



ー講師紹介ー



この講座は2016年10月11日(火)に武蔵野美術大学1号館103で開催されました。