地球永住計画 公開講演 『現代の冒険者たち』




石川仁(探険家葦船航海士)

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関野吉晴(探検家・医師)





【日時】


2022年1月17日() 18時45分開場 19時00分時開始

※ 約120分で終了の予定ですが、質問への回答などによって若干延長されることがあります。

※ トイレ休憩や途中退席、退館など全く問題ございませんので各自自由に行ってください。





【会場】


武蔵野プレイス 4階 フォーラム

東京都 武蔵野市 境南町 2-3-18(JR 武蔵境駅 南口スグ)





【参加方法】


・当日払いチケット 1500円

以下「こくちーず」からお申し込みください。

https://www.kokuchpro.com/event/f7180a1a627c90aa3e927e84cf743b3e/


※ 一度に複数枚の申込みはできません。必ず一人一枚チケットをお申し込みください。

※ 空席がある場合は開始時刻直前までお申し込みいただけます。



・前売り特別割引チケット 1000円

以下「passmarket」からお申し込みください。

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01ugjeiad7421.html


※ 前売り特別割引チケットにつきキャンセルはできません(譲渡は可能です)。

※ 前売り特別割引チケットは定員100名のうち30枚限定、販売締め切りはイベント開始日の3日前です。



・オンデマンド収録配信 視聴チケット 1000円(2/5配信)

以下「passmarket」からお申し込みください

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/015tah6u0a421.html


※ 生放送ではなく公開講演のオンデマンド収録配信です。会場へお越しにならないようくれぐれもご注意ください。

※ 講演動画は配信終了後から3日間視聴可能ですのでお好きな時間にお楽しみください。

・当日払いチケット 1500円

以下「こくちーず」からお申し込みいただき、当日会場受付にてお支払いください。

https://www.kokuchpro.com/event/5a97fb1a921617aac80491a32784c084/


※ 一度に複数枚の申込みはできません。必ず一人一枚チケットをお申し込みください。

※ 空席がある場合は開始時刻直前までお申し込みいただけます。


・前売り特別割引チケット 1000円

以下「passmarket」からお申し込みください。

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01d303j2rx321.html


※ 前売り特別割引チケットにつきキャンセルはできません(譲渡は可能です)。

※ 前売り特別割引チケットは定員100名のうち30枚限定、販売締め切りはイベント開始日の3日前です。



・オンデマンド収録放送 視聴チケット 1000円(1/29配信)

以下「passmarket」からお申し込みください

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01j4dixcpz321.html


※ 生放送ではなく公開講演の収録配信です。会場へお越しにならないようくれぐれもご注意ください。

※ 講演動画は配信終了後から3日間視聴可能ですのでお好きな時間にお楽しみください。







いづれもメールアドレスの記入ミスにはくれぐれもご注意ください。

お申し込み後、購入完了のメールが届かない場合は記入ミスの可能性があります。

お申し込みは「お申し込み完了メール」の受信をもって完了となります。

「お申し込み完了メール」が届いていない方はお手数ですが、ご連絡をお願いいたします。





【お問合せ】

地球永住計画事務局 chikyueiju@gmail.com

武蔵野美大主催のイベントではございませんので武蔵野美大へのお問い合わせはご遠慮ください。





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「現代の冒険者たち」はビーパルにて掲載されます。

https://www.bepal.net/news/164753

「賢者に訊く」の自然科学系のゲストの一部はウェブナショナルジオグラフィックで連載されます。

過去の記事もご覧いただけます。https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/web/

また過去講演はYouTubeでご覧いただけるものもございます。

https://www.youtube.com/channel/UCdLrAl57vGOPPDv94qGwJ2Q

ぜひご覧ください。

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『現代の冒険者たち』

石川仁×関野吉晴



地球永住計画の新シリーズ 〜関野吉晴が会いに行く〜「現代の冒険者たち」のシリーズ。

 わたしはパタゴニア南端をスタートしてグレートジャーニーの旅に出た。1995年にペルーのクスコでガイドをしていた石川仁氏と出会った。これから仲間とチチカカ湖を葦船で一周すると、計画を語った。その後4ヶ月かけてチチカカ湖を一周した。

 その後20年間お互い消息が分からなかったが、その20年後、国立科学博物館主催の「3万年前の航海徹底再現プロジェクト」の勉強会が名古屋であり、そのかいじょうで20年ぶりに再開した。なんと彼は20年間葦船三昧の暮らしを続けていた。

 1996~1997年 ラパヌイ(イースター島)に8ヶ月滞在し、キティン・ムニョス氏のもとエクスベディションマタランギ「葦船マタランギⅠ」の製作に参加。

1998~1999年 ムニョス氏の「葦船マタランギⅡ」の製作に参加。乗組員として乗船。アリカ(チリ)港より出港し、ポリネシアのマルケサス諸島に入港。88日間8000キロの 航海をしている。

 今回はキャプテンとしてカルフォルニアで葦船を建造、太平洋に漕ぎ出す予定だったが、新型コロナのパンデミック禍に出会い、建造前に中断してしまった。今はコロナ禍が落ち着きのを長崎で待っている。

 今回は今回の太平洋航海の意図、10数年前の航海との違い、目標や様々な仕掛けなどを聞きたい。また独特の葦船観や航海から生み出された自然観などを聞きたい。(関野吉晴記)






ー講座内容ー





ー講師紹介ー


石川仁(いしかわ・じん)


1967年生まれ 

探検家 葦船(あしぶね) 職人 葦船航海士 葦船アマナの号船長


20歳の頃より極地といわれる場所へ向かい、砂漠やジャングルなど自然と共に暮らす先住民の在り方や自然界から生きる知恵を学んでいく。


1997~2002年スペイン人探検家キティン・ムニョス主宰の国連の公式プロジェクトにクルーとして参加。

大型の葦船マタランギ号で太平洋、大西洋をのべ13,000km航海。


2005には自身のプロジェクトで高知県から伊豆諸島まで葦船で日本初の外洋航海を実証。

2003〜2021各地で葦船作りのワークショップを主宰するなど大小合わせて320艘の葦船を製作。新たな太平洋航海を目指し葦船の紹介・調査・研究を深める。

 葦船での航海体験を通じて得た感覚「葦船は自然のリズムに沿った循環する命の船である」という独自の世界観を提唱し。葦船から学んだ美しい知恵をシェアすることが、海や自然、この地球の生き物全てを守る未来に繋がると信じて活動している。エクスペディション・AMANAでは、2020年のサンフランシスコ湾でのテスト航海にむけ準備中で、コロナ禍が落ち着くのを待って、渡米して、葦船を建造し、サンフランシスコ湾でテスト航海する予定。

https://readyfor.jp/projects/expedition-amana


石川仁と葦船との関わり

1987年〜1989年 アメリカ、南インド、ヨーロッパ、東アフリカへ放浪の旅。

1990~1991年 半年かけて、ラクダとともにサハラ砂漠2700キロを単独で歩く旅。

1992年 アラスカ最北の町ポイント・バローで 1ヶ月半、イヌピエットの人たちと生活を共にしウミヤック(獣革舟)の造船に参加。

1993 4ヵ月半かけて、千葉から鹿児島を経由して屋久島まで自転車での旅。

1994年 米国サンディエゴから陸路で南米へ。 コロンビアのオリノコ川の支流800キロを2ヶ月かけて丸木舟で川下りの旅。

1995~1996年 クスコ(ペルー)に住み、1年半現地でガイド(チチカカ湖、マチュピチュ)をする。その間ガイド仲間とお祭り隊を結成。チチカカ湖を4ヶ月かけて葦船で一周。旅の途中スペイン人の冒険家キティン・ムニョス氏と出会い、同氏主宰の「国連公式プロジェクト「エキスペディション・マタランギ」」にクルーとして参加する約束をかわす。

1996~1997年 ラパヌイ(イースター島)に8ヶ月滞在し、キティン・ムニョス氏のもとエクスベディションマタランギ「葦船マタランギⅠ」の製作に参加。

1998~1999年 ムニョス氏の「葦船マタランギⅡ」の製作に参加。乗組員として乗船。アリカ(チリ)港より出港し、ポリネシアのマルケサス諸島に入港。88日間8000キロの 航海。

2000~2002年 ムニョス氏の「葦船マタランギⅢ」の製作に参加。乗組員として乗船。バルセロナ(スペイン)より出航。モロッ コを経由してカボ・ヴェルデ諸島に入港。2ヶ 月間3000キロを航海する。

2002年 「葦船マタランギⅢ」の航海が終わり日本に帰国後、日本の葦船文化を復興する為、チチカカ湖のトトラ舟のつくり方を元に、トトラとは性質の違う日本の葦でも作れるよう、また短期間で大勢が楽しみながら舟作りに関われるようにと石川仁が実践と研究を兼ねて編み出した独自のメソッドを用い、日本各地で1人〜4人乗りの小型の葦舟作りワークショップ「葦舟学校」を始める。


「カムナ葦船プロジェクト」を設立。

2003年 世界水フォームに参加。「葦船淀川丸 (10m)」を製作しオープニングイベントで淀川を下る。

2004年 太田川に葦舟を浮かべる会主催で、「葦舟みたま号(12m)」を製作。広島市太田川より宮島まで航海。朝日放送主催で、「葦船あさひ丸(13m)」を製作。大阪湾を航海。

2005年 神戸パピルス研究所主催で「パピルス船 弦次郎丸(11m)」製作。神戸港にて模擬航海。

2005年 カムナ葦船プロジェクト主宰で、「葦船 カムナ号」を製作。高知県足摺岬より出航し、 東京都神津島まで日本初の葦船での外洋航海をする。13日間1000キロの航海。

2007年 伊豆大島にて香殿(為朝)神社立替えの棟梁。

2010年 COP10連動イベントとして、えびす町内 会主催で、12mの「葦船ひかり」を製作。 愛知県名古屋市熱田区七里の渡しで進水式を行い名古屋港より出航、桑名七里の渡し跡(三重県 桑名市)、 津ヨットハーバー(三重県津市)、豊北漁港NJMマリーナ(三重県伊勢市)を経由、神社港 (三重県伊勢市)に入港。 5日間111キロを航海する。

2013年 韓国順天国際庭園博覧会2013で海外初の葦船学校を開催。

2012年~2013年 葦船での太平洋航海に備え、航海術向上の為ヨット(アマナ号)による日本一周の航海。2013年9月千葉県館山港に帰港。

2014年9月 一般社団法人ONE OCEAN設立

2015年2月 太平洋葦船航海の為のリサーチを開始

国立科学博物館 海部氏の「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」へ草舟の設計・製造監修・航海の担当で参加

2018年 葦船によるサンフランシスコからハワイ諸島までの太平洋航海実現に向け「EXPEDITION AMANA」をスタート


現在までに、ワークショップなども含め、計320艇の葦船(草舟)を製作。

大型の葦船による太平洋航海計画に向けて一歩ずつ歩み続けている。



この講演は2022117日 武蔵野プレイス にて開催