第12回学術大会は盛会のうちに終わりました

大会長からみなさんへのご挨拶  

   新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が2023年5月から”5類感染症”に移行されたことに伴い、ようやく2024年の第12回千葉緩和医療学会学術大会を対面で開催できる運びとなりました。

   今回の学術大会のテーマは「ナラティブアプローチ　～患者および家族に寄り添うケアとは～」です。このテーマは私の緩和ケアの師でもある、さくさべ坂通り診療所の大岩孝司先生の、「緩和ケアの基本はナラティブアプローチである」との言葉から拝借しました。

   患者および家族のナラティブ（物語）を尊重することは、非常に重要であると思っております。ナラティブを正しく受け止めずに、医療者の認識で間違った解釈をしてしまいますと、患者および家族が満足するケアにはならないばかりか、ケアが間違った方向に進んでしまうと思っております。ただし、 このナラティブアプローチを臨床の場で常に実践し続けることは、 非常に難しいと日々感じております。

   今回の学術大会で皆様と一緒にこのテーマについて考えてみたいと思います。

   一般演題発表、シンポジウム、特別講演を予定しております。皆様、奮って一般演題発表でのご発表、あるいは会場へのご参加よろしくお願いいたします。また、興味のある方への周知もよろしくお願い致します。

 大会長 塩原正之

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「ナラティブアプローチ」

〜患者および家族に真に寄り添うケアとは〜

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開催日時：令和6年(2024年)２月17日（土） 午後1時〜午後5時

会場： 千葉市文化センター 5階 セミナー室

住所：千葉市中央区中央2丁目5番1号 千葉中央ツインビル2号館

大会長： 塩原正之（千葉市立海浜病院地域連携室長、緩和ケアサポートチーム、在宅診療支援チーム ）

副大会長： 高島美智子（訪問看護ステーションかなで）

＜プログラム＞

13:10~14:00  一般演題

14:05~ 15:10 シンポジウム

15:15~ 16:45 特別講演：

＜演者＞萬田診療所　萬田　緑平先生 

「最期まで目一杯生きる」 

＜大会事務局＞　第12回千葉緩和医療学会学術大会実行委員会

　　　　　　　　千葉市立海浜病院　地域連携室内　

　　　　　　　　電話：043-277-7711　FAX：043-277-3500

　　　　　　　　Email：chibakanwa12@gmail.com

後援予定： 千葉県医師会　千葉県歯科医師会　千葉県看護協会　千葉県薬剤師会　千葉県病院薬剤師会　

千葉県訪問看護ステーション協会　千葉市医師会　千葉市歯科医師会　千葉市薬剤師会 

・対面開催です。

※詳細は12月に学会HPに公開、また会員登録いただいたメルアドにも送付

・学術大会への参加は千葉緩和医療学会への入会が必要です。

（入会金1,000円　年会費2,000円）

https://twitter.com/chibakanwa    千葉緩和医療学会のX（旧Twitter）