目的
セントラルペンシルバニア補習授業校は、発達段階に応じた基礎学力と問題解決能力をもつ子どもの育成をめざすとともに、国際化時代にふさわしい国際的視野と国際感覚をそなえた子どもの育成をめざす。
そのために、本校は、国語および算数・数学の教科を中心教科として重視すると同時に、世界の中の日本の自覚や日本文化の独自性の認識を助ける教材を積極的に取り入れる事により、国際化時代を能動的に生きる能力をもつ開かれた人間の形成に貢献することを目的とする。
運営方針
セントラルペンシルバニア補習授業校は、上記の目的を達成するために、次の事項を学校運営の基本方針として留意する。
個々の子どもの背景・目的・志望が多様である実態を認識して、学習の内容・方法を組織化する。
本校は、標準的な教科書に準拠した国語および算数・数学の教科学習を重点的に行うとともに、日本文化と伝統を学び、その独自性を理解するように、教科書に限定せず多種多様な教材を広く求め、活用する配慮をする。
学年段階に応じて、教科外学習の教育的意義を認識し、これを幅広く実践し、学芸的活動や行事的活動の中に、日本の文化伝統に基づく活動を取り入れる努力をする。
学習の方針において、作文的活動、談話・発表的活動などの日本語による表現活動を重視するとともに、創作学習などの実践的活動を通して、日本文化を学習することを促進する。
日本語による教授と学習を原則とするが、日本語を母語としない児童・生徒には、特別に留意し、指導・援助する。
授業時数の制約を補うために、学校図書を重視し、日本語図書の充実をはかるとともに、図書指導に配慮する。
父母と学校の連帯・協力を深めるために、特技や興味・関心に基づく父母のボランティア活動を、学校に活かせるような条件を整備することにより、父母の積極的活用をはかる。
日本語での授業についていける限り、国籍・人種・民族などの差別なく生徒を受け入れ、全ての教育・活動・行事等に参加できる。(下記Nondiscriminatory Policyの和訳要約)
Nondiscriminatory Policy
Central PA Nihongo Gakko admits students of any race, color, national origin, and ethnic origin to all the rights, privileges, programs, and activities generally accorded or made available students at the school as long as students catch up with programs in Japanese. It doesn't discriminate on the basis of race, color, national origin, and ethnic origin in administration of its educational policies, admission policies, scholarship and loan programs, and athletic and other school-administrated programs.
セントラルペンシルベニア日本語学校
昭和60(1985)年3月設定
昭和61年3月改訂
昭和63年3月一部改訂
平成1年1月全面改訂
平成5年3月一部追加
平成29年4月誤字訂正
平成30年5月Nondiscriminatory Policy追加