BarGraphViewer20110708 の変更内容について

Post date: 2011/07/07 18:09:23

今回のバージョン [ BarGraphViewer20110708 ] の変更内容は、先日 使い方のヒント ページで紹介した「バーグラフ再描画」です。

Excelオートフィルタで抽出した後に使います。

バーグラフ再描画

使い方は?

1. オートフィルタで抽出条件を設定して、データを抽出する。

2. BarGraphViewerのメニューから、[バーグラフ再描画] を選択して実行する。

以上の操作で正しい表示のバーグラフに更新されます。

なぜバーグラフを再描画するの?

Excelオートフィルタはとても便利な機能で、使い方のヒント ページで紹介していますが,バーグラフ表示での注意点がありました。

オートフィルタでデータを抽出した後で、バーグラフに使用しているExcell罫線の表示が、実際の内容と違って表示される行があります。

下図の赤色で囲った部分が、実際の内容と違って表示される行でした。

(オートフィルターで、非表示になった行と、抽出されて表示する行での、Excel内部の罫線表示処理の問題だと思っていますが、詳しい原因は私にはわかりません。)

画像はクリックで拡大します

この時、バーグラフを正常に表示するために[バーグラフ再描画]を使用します。

実行後は下図のようになります。

後にオートフィルタをオフにして、リスト全体の表示に戻した時は、再び [バーグラフ再描画] を実行する必要があります。

これをしないと下の図のように、バーグラフの無い行が残ります。

このバーグラフの無い行は、オートフィルタ抽出後の[バーグラフ再描画]の実行時に、抽出行の上の非表示行にある下罫線を消しているためです。 この罫線の消去を行うことで抽出行に与えていた罫線表示の影響を無くし、抽出行にあるバーグラフの罫線表示を正しく行うようにしています。

ここで再び[バーグラフ再描画] の実行で,バーグラフを再描画しますと、

このように、消していた行のバーグラフ表示が元に戻ります。

手間の掛かる方法ですが私の力量では、オートフィルタでバーグラフの罫線を正しく表示するために、この方法しか思いつきませんのでご容赦ください。

なお [バーグラフ再描画] は、オートフィルタを使用しないときには、使う必要はありませんが、同じ画面内容を再描画するだけですので実行しても問題はありません。