スポーツを対象としたエスノメソドロジー・会話分析研究の相互扶助と研究領域としての発展を目的に、ワークライフバランスを考慮のうえ、無理のない範囲で不定期の研究会(オンライン)と年1〜2回程度の対面研究会(@山口)をやろう、という意気込みで作ったページです。2025年現在、育児の関係で時間的・空間的・地理的に大きな制限のもとで日常生活を送っているので、あくまでもその渦中において可能な範囲での展開になります。現時点では、2025年4月から2029年3月までを目処に実施します(本ページ末尾記載の科研費採択期間)。
研究会の趣旨
スポーツを対象としたエスノメソドロジー・会話分析研究を一人でコツコツやるのは大変なので、他人の力を積極的に借りてなんとかやっていきましょう、という趣旨で運営します。データセッション・文献講読・学会発表の予演・草稿検討・既発表論文・本の合評など、参加者の要望に応じてその都度いつ・何をやるかを決めます。
研究会の予定・記録
第1回スポーツEMCA研究会
日時:2025年8月27〜29日
場所:山口大学吉田キャンパス
8月27日
15時〜17時:スポーツを対象としたエスノメソドロジー研究の実践に関する情報交換
8月28日
10時〜12時:海老田大五朗(新潟青陵大学)「スポーツ中継におけるプレイヤー評価の実況実践」
12時〜13時:昼休憩
13時〜14時:西村光太郎(順天堂大学大学院)「体育授業における教師と運動中の児童の相互行為分析」
14時〜15時:酒井信一郎(立教大学)「スポーツ解説者による専門知の社会的分配」
15時〜16時:藤杏子(立教大学大学院)「ボクシングにおける相互行為」
16時〜17時:秋谷直矩(山口大学)「戦略的意図の観察可能性」
8月29日
9時〜12時:個別研究発表に関する総合ディスカッション
関連研究費
公益財団法人放送文化基金 2024年度助成人文社会部門「スポーツ実況におけるリプレイが持つ言説的機能の研究」(2025年4月〜2026年3月、代表:酒井信一郎)
日本学術振興会科学研究費助成事業 基盤研究(C)「スポーツ解説者の専門性に関するスポーツメディア論と科学技術社会論の融合的研究」(2025年4月〜2029年3月、代表:秋谷直矩)