加藤 愛理 (Airi N. KATO) のウェブサイトへようこそ!
アクティブマターと界面をキーワードに研究しています!
MIMS研究員
Emails: airi_at_meiji.ac.jp, amo.rationem_at_gmail.com
(_at_を@に置き換えてください)
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過去の研究の簡単な紹介(短いですが日本語でも書きました.詳しくは英語版へ.)
アクティブヤヌス粒子の界面にある薄膜液滴系へのとじこめの影響について検証しました.粒子は温度マランゴニ流で高速で運動します.粒子の運動と油滴の厚さプロファイルが動的に絡み合う結果,周期的な円運動や間欠的でランダムな運動をもたらすことを発見し特徴づけ,三相接触角によって決まっていることを明らかにしました.さらに,自己駆動に加えて界面形状により毛管由来の向心力とトルクを受けるモデルをたて,運動の様子を説明しました.
コロイド表面の粗さは摩擦や濡れの制御など注目を集めており,工業的にも重要ですが,Pickering乳液など界面におけるふるまいは知られてきませんでした.我々は表面の粗いナノ粒子を合成し,それを用いたPickering乳液の作成・レオロジー評価をおこないました.たとえば,粗さにより乳液の緩和時間が遅くなることを示し,界面での摩擦や絡み合いの間接的な証拠を得ました.また,粗さによって濃厚懸濁液のせん断増粘の閾値応力が小さくなることも確認しました. Chenさんの研究にレオロジーの部分で貢献しました.
コロイドは濡れ角が有限なら界面にトラップされますが,そのときのコロイド単層膜の挙動は粒子の形によってことなります.私たちは圧縮実験を通してコロイド単層膜の性質の,粒子の表面粗さによる影響を実験・数値計算で明らかにしました.十分滑らかな表面の球では毛細管相互作用が無視でき気体的な状態から固体的な状態に転移しますが,粒子の粗さは等方的な引力を生み,percolatedネットワークを形成する中間的な状態を示しました.また,表面粗さはjamming点を下げることを示し,摩擦やinterlockingとの関係について議論しました.
コロイドを使った自己駆動粒子系の一つに,クインケ粒子 (Quincke rollers)というものがあります.通常,直流電場下で電気伝導性のある液体中の誘電体球コロイドが自発回転する現象を用いて電極の上を転がり動くものです.私たちは交流下での一粒子の運動は印加周波数で往復運動しながら長い時間スケールではActive Brownian particleと呼ばれるの運動のモデルにそって動くことを実験・理論両面から明らかにしました.さらに自発的に形成するクラスタについても報告しました.
量子力学のobservableでないパラメータ(温度,結合定数など)を知るときには,observableを何回も測定した結果から推定されます.独立で同一な測定からの推定では,同じ初期状態を多数準備する必要があります.私たちは散逸を伴う系に対して一連の測定(ある時間間隔での測定)を行った結果からのパラメータ推定を考えました.私の貢献は連続的なスキームでの推定がうまくいく例であるリザバーの温度推定についての計算(6章)です.