現所属:国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産資源研究所 さけます部門 資源管理グループ

e-mail: hasegawa_koh43(at)fra.go.jp

研究キーワード:外来種;野生魚;ブラウントラウト;ニジマス;サクラマス;さけます;種間関係

少年の頃から魚釣りが大好きでした。琵琶湖で外来魚ブラックバス釣りに夢中になり、 北海道大学進学後、本州の釣り人にとって「幻の魚」であるイトウを追い求めるうちに、「外来種が在来種・在来生態系に与える影響」に関心を持ち、研究をするようになりました。

今の職場に勤めるようになって、放流魚が野生魚や生態系に与える影響についても研究をするようになりました。サケやサクラマスといった日本にもともといた在来種ならば放流しても影響はないんじゃないの?と思いがちですが、人によって育てられた魚を大量に放流すると生態系に色々な影響を及ぼすことがわかってきました。

では、在来種も外来種も放流はやめるべきなのでしょうか?魚との関わり方や自然に対する思い入れは十人十色で、この問いに「はい」「いいえ」で答えるのは難しいことです。でも、本来の目的とは異なる結果を招いている(招きかねない)放流はなんとかならないかな、と思っています。

(これらは、完全な私見であり、所属機関の方針ではありません)