西剣の歴史

～『劔徳正世』剣聖・持田盛二先生の手拭～

西尾久剣道教室は、昭和51年（1976年）に設立されました。

当時、多くの先生方にご指導を賜りましたが、その中に持田國男先生がいらっしゃいました。

持田國雄先生は実業団で大変な好成績を残されていらした、持田盛二先生とご関係の深い方です。

先生と教室を繋がりを示すものに、西尾久剣道教室の手ぬぐいがあります。

『劔徳正世』：『劔徳世を正す』は持田盛二範士の座右銘であり、

「邦良」の号が「正世」に通じている。

当教室は、持田盛二先生の手による「劔徳正世」を手ぬぐい文字として使わせていただくことを許されています。

教室の会員には、入会時にこの手ぬぐいを差し上げています。

また、２００５年にはこの文字をもとに西尾久剣道教室旗を作成し、教室の30周年記念大会時にお披露目させていただきました。

持田盛二先生

「昭和の剣聖」、「最後の十段」。まつわる逸話も数多い。

明治18年1月26目前橋市に生まれ、大日本武徳会武術教員養成所で剣道修行。

昭和4年の御大礼記念天覧試合優勝。警視庁、野間道場などの剣道師範。

剣道範士十段。勲三等旭日中綬章受章。