就職・進路

独立行政法人 国立印刷局 勤務                                                           
情報社会学科経営システム専攻 2023年度卒業 黒田 拓実さん

好きな卓球に打ち込めて就職にも強い。期待を胸に埼工大に入学しましたが、想像以上の結果だと感じています。私は早い段階で公務員、なかでも国立印刷局への就職を希望していましたが、就職試験などの情報が少なく、周囲からも難しいと聞かされていたんです。でも、絶対に妥協や後悔はしたくない。だからこそ試験勉強も就活準備も、早めのスタートを心がけました。就職課の方は相談がしやすく、学生の顔と名前はもちろん、受ける企業まで覚えていてくれる。自己PRの作成や面接問答集はゼミの先生から助言をいただき、これは就活を始める土台作りにもなりました。
ITパスポートと秘書検定二級の資格を取ったのも、「資格は絶対に武器になる」という先生からのアドバイス。実際に面接での評価も高く、話題作りにもなりました。大学のあらゆる就職サポートを活かし切ることで自分に自信が生まれ、内定の獲得にも繋がったと考えています。

キヤノンシステムアンドサポート 株式会社 勤務                             
情報社会学科 経営システム専攻 2022年度卒業  小池 洸基さん

大学時代に挑戦したレポートの最高記録は、西洋史の授業でギリシャについて書いた100枚!誰が見てもわかりやすいように、写真や図なども駆使してこだわって書き上げました。だから、仕事でお客様への提案書や資料をつくるのだって得意。仕事では、主に中小企業を対象に、IT機器の導入から運用、トラブル時の対応など 、業務のデジタル化 やDX推進をサポートしています。
「 お客さまの進化を支援すること」が 、会社のミッション。「モノ売りではなくコト売り」を意識し 、どのような製品やシステムを導入すればお客様が望む最適なソリューションを実現できるかを考えています。現在入社2年目 。社内の専門職である「ソリューションスペシャリスト(SS)」をめざして修行の真っ最中。先輩SSのなかには、知識も技術もスゴい人がいます。いまの目標は、その人に少しでも近づくこと。そして、いつか自分も後輩たちの目標となる存在に。そうなれたら嬉しいですね。

住友林業株式会社 勤務
情報社会学科 経営システム専攻  2018年度卒業  新井滉希さん

「好きなキャラクターをイメージした、楽しいカタチの窓にしてほしい 」。それは 、あるお客さまの家づくりを担当したときのこと。どんなデザインにすれば、お客さまに喜んでいただけるか? 課題はむずかしいけど、大学でサッカー部だった僕は、大変な場面こそ燃えるタイプ!さっそく設計やデザインの担当者とプランを熟考。お客さまとも何度も打ち合わせを行いました。そしてお引渡しのとき、完成した窓を嬉しそうに眺めるお客さまを見て、僕も幸せな気分に。
お客さまに寄り添いながら、イチから家づくりをしていくのは大変なこともありますが、とてもやりがいのある仕事です。いまでも、最初に 担当した家主の方に「新井さんに任せるよ」と若い僕を信頼してくださったときの嬉しさは忘れられません。在学中は、ゼミでリーダーシップ論を研究。それを活かして、会社では後輩たちも増えてきたので、若手社員の中心となって職場を盛り上げていきたいと思っています。

福島成蹊高等学校 勤務

情報社会学科 メディア文化専攻  2022年度卒業  齋藤 崇浩さん

「教師というのは、生徒と一緒に一生成長していく職業なんです」。教職センターの先生の言葉に、教師ってすごく魅力的な職業なんだと再認識しました。 自分の中で教科書の内容をかみくだき、分かりやすく伝え「面白い!」と思わせるのが教師の仕事だと思うんです。そのために、中学生なら何に関心があるのか、授業に引き込むきっかけへのアンテナをつねに伸ばしています。
実際に私が大学の模擬授業で行ったのは、家庭用ゲーム機を分解した図で、 エネルギー変換の技術を説明したこと。たとえが身近な方が興味が湧くし、普段使っている機械の中身が分かると嬉しいですよね。自分の楽しみを見つけられる生徒を、ひとりでも多く生み出せる先生になれたらと考えています。