若手奨励賞

若手奨励賞について

若手奨励賞は、若手研究者を奨励することを目的として,第241回研究会から設立した表彰制度です。これは各研究会において優秀な論文発表を行った若手(その年の年度頭に30歳未満,または,学生(社会人博士も含む))に対して授与するものです。表彰件数は対象となる発表の10~20%程度とし、選考は研究会参加者の投票によって行い、開催時の最後、或いは、後日に発表・表彰します。

※選考の結果授与対象なしとなることがあります

2023年度

20243月(第259回研究会)

ソフトウェア設計書群を外部知識源とするRAGのための検索性能改善の検討
宮崎 桂輔(富士通)

多様なプロンプトを用いた言語モデルの多角的な知識評価
趙 信(東京大学)

会話の含みの取り消し可能性に着目した大規模言語モデルの評価
小方 雅子(早稲田大学)

2023年12月(第258回研究会)

ランダム巡回ベクトルを用いたマルチラベル学習
西田 拳(北海道大学)

Japanese Real Toxicity Prompts: 日本語大規模言語モデルの有害性調査
小林 滉河(SB Intuitions株式会社/LINEヤフー株式会社)

2023年9月(第257回研究会)

llm-japanese-dataset v0: 大規模言語モデルのための日本語チャットデータセット構築
平野 正徳(東京大学)

2023年5月(第256回研究会)

非構造知識検索を用いた自己適応型固有表現認識
西田 光甫NTT/東京大学

多次元項目反応理論による短歌の評価傾向の分析
川島 寛乃(慶應義塾大学)

2022年度

2023年3月(第255回研究会)

招待講演企画のため該当なし

2022年12月(第254回研究会)

前後の発話を文脈として考慮するニューラル音声認識誤り訂正
李 聖民東京大学

2022年9月(第253回研究会)

言及に対する地理的特定性指標の提案と文書ジオロケーションへの適用
陰山 宗一(筑波大学)

スタイル分離に基づくスタイル変換と異常検知の同時学習に基づく文書のスタイル一貫性改善
京野 長彦(東京大学)

2022年6月(第252回研究会)

大規模言語モデルを用いたリフレーミング表現の自動生成とその評価
河野 誠也理化学研究所

文法誤り訂正における訂正難易度の判別可能性
五藤 巧(奈良先端科学技術大学院大学)

2021年度

2021年12月(第251回研究会)

簡易小型化BERTを利用した日本語構文解析
河野 慎司(茨城大学)

2021年9月(第250回研究会)

抽出型複数文書要約における文順序を考慮した評価
藤田 正悟東京工業大学)

2021年7月(第249回研究会)

間接的な応答と直接的な応答の対からなる対話コーパスの構築
高山 隼矢大阪大学)

2021年5月(第248回研究会)

地理的知識グラフを取り込んだニューラル文書ジオロケーションモデル
平川 冬尉筑波大学)

2020年度

2021年3月(第247回研究会)

招待講演企画のため該当なし

2020年12月(第246回研究会)

英語学習者の母語を考慮した文法誤り訂正のための擬似データ生成
佐藤 義貴(奈良先端科学技術大学院大学)

画像生成による擬似教師データを用いたマルチモーダル機械翻訳
岩本 裕司(愛媛大学)

マルチモーダル機械翻訳のための画像情報を考慮したデータ拡張
中村 夏子(東京大学)

2020年9月(第245回研究会)

文脈化単語埋め込みを用いた慣用句判定
高橋 良輔名古屋大学)

2020年7月(第244回研究会)

機械翻訳を用いた自然言語推論データセットの多言語化
吉越 卓見京都大学)

2019年度

2019年12月(第243回研究会)

Encoder-Decoderモデルを用いた対訳コーパスからのマルチリンガル単語分散表現の獲得
和田 崇史奈良先端科学技術大学院大学

2019年10月(第242回研究会)

RNN による遷移確率計算を用いた隠れマルコフモデル
平岡 達也東京工業大学)

2019年8月(第241回研究会)

スタイル変換のための折り返し翻訳に基づく事前訓練
梶原 智之大阪大学)

英日同時翻訳のためのConnectionist Temporal Classificationを用いたニューラル機械翻訳
帖佐 克己奈良先端科学技術大学院大学)

生成型文要約のための抽出性に着目したデータ選択
長谷川 駿東京工業大学)

学生奨励賞

音声言語情報処理研究会との共催研究会において、優れた研究発表を行った学生を表彰したものです(2018年度まで)。

2018年度

雑談対話システムのための興味推定
田中 昂志(大阪大学)

2017年度

自律型アンドロイドによる対話における同調的笑いの生成
勝見 久央京都大学)

メロディと歌詞の相関に基づく自動歌詞生成
渡邉 研斗東北大学)

Bilingual Pivotingによる言い換え獲得の相互情報量に基づく一般化
梶原 智之首都大学東京

2016年度

様々な分野における対訳コーパスを用いた構文解析器の自己学習効果の検証
森下 睦奈良先端科学技術大学院大学

話し言葉音声認識における非言語情報を考慮したRNN言語モデル
外山 翔平東京大学)

2015年度

Abstract Meaning Representationを用いた名詞句の意味構造解析
澤井 裕一郎(奈良先端科学技術大学院大学)

シナリオ対話における感情音声合成を用いた対話システムの評価と感情付与方法の検討
加瀬 嵩人東北大学)

2014年度

スパース化を用いたk近傍法におけるハブの軽減
重藤 優太郎(奈良先端科学技術大学院大学)

ユーザ生成型音声対話システムにおけるクリエイターとユーザの相互刺激によるインセンティブ向上の検討
飯塚 遼名古屋工業大学

2013年度

日本語書き言葉を対象とした談話単位分割基準の提案と自動分割の評価
宮原 聡東京工業大学

多段階戦略に基づくテキスト間の意味関係認識:RITE-2タスクへの適用
服部 昇平(名古屋大学)

2012年度

述語項構造を介した文の変換と選択に基づく音声対話用言語モデルの構築
吉野 幸一郎京都大学)

Split Head Automataによる依存構造解析
林 克彦奈良先端科学技術大学院大学

誤差逆伝播を利用した重み付き仮説推論の教師あり学習
山本 風人東北大学)

2011年度

機械学習による近代文語文への濁点の自動付与
岡 照晃奈良先端科学技術大学院大学

文脈情報と格構造の類似度を用いた日本語文間述語項構造解析
林部 祐太(奈良先端科学技術大学院大学)

2010年度

Webフィルタリング処理時における表記揺れの動的解決
井手 厚奈良先端科学技術大学院大学

用法の違いを考慮した類似単語の置換による学習データ生成とそれを用いた主題の違いに頑健な言語モデルの構築
清水 信哉東京大学)

半教師あり語義曖昧性解消のためのグラフスパース化
小嵜 耕平(奈良先端科学技術大学院大学)

2009年度

ウェブ検索ログを用いたラベル伝播による意味カテゴリ獲得
小町 守(奈良先端科学技術大学院大学)

言い換えを用いたテキストの自動評価
平原 一帆広島市立大学)

2008年度

表層・語彙的特徴量に基づくブログの面白さ分析
萩行 正嗣京都大学)

音声対話システムにおける簡略表現認識のための誤認識増加を抑制する自動語彙拡張
勝丸 真樹京都大学)

2007年度

音声理解を指向した音声認識のための単語重要度の自動推定
七里 崇龍谷大学)

Constructing a Temporal Relation Tagged Corpus of Chinese based on Dependency Structure Analysis
鄭 育昌(奈良先端科学技術大学院大学)