「伝えたい」
その気持ちをカタチに
自分が記者となり、今伝えたいことを伝えることができるツール、それが新聞です。学校での出来事や地域のことなど、翔陵生やそれ以外の人たちに伝えることができます。表現方法は、スタサプやInstagram、Twitterなどを使って表現していきます。
InstagramやTwitterの使い方も一緒に学ぶことができます。
日本での新聞の始まりは江戸時代の瓦版(かわらばん)と言われています。木版に文字を掘ってそれを紙に刷る作業を行っていました。(今はPCなどで文字を入力することができるから技術の進歩ってすごいですね!)出来上がった記事を街中で読みながら歩き販売することから「読み売り」とも言われました。
現在の新聞の形式になったのは、明治維新のあたりです。政治に関する新聞と、娯楽に関する新聞と分かれて販売されていました。明治3年ごろには今までの木版刷りから活版印刷に変わってきます。初めに導入したのは横浜毎日新聞。その後、東京日日新聞、郵便報知新聞、読売新聞が発行されるようになりました。
ニュース記事を扱うようになったのは、日清日露戦争時代です。戦争がこのあとどうなっていくのかなど読者が知りたいことを表現することで発行部数が大幅に伸びた時期です。その後大戦では、政府の発表を新聞社が報道していきました。
終戦を迎えると言論統制や言論の自由が認められ、新聞各社の新聞での表現が様々になり、それが同時に販売部数や広告獲得など新聞社の競争が激化しました。
近年では、紙媒体に加え電子化された新聞も登場してきました。インターネット新聞では文字だけでなく、より多くの人に事実を知ってもらうために、音声や動画など幅広い手法で伝えることができるようになり、好きな時に好きな場所でニュースを目にすることができるようになりました。
新聞には、専門誌、業界紙というものがあります。ジャンルとしては大きく分けると次のようにります。
農林水産業、建設業、食料品、繊維製品、紙製品、化学、医薬品、石油・石炭製品、ゴム製品、鉄鋼・非鉄金属・金属製品
電気機器、輸送用機器、電気・ガス・エネルギー、倉庫・運輸関連業、情報・通信業、小売業、金融、証券、保険業
不動産業、介護・教育、健康・消費・環境、観光・マスコミ、その他
様々なジャンルでそれぞれ専門の記事が書かれています。