質問回答集
~入試管理委員長に聞いてみました~

■指定校推薦と総合型選抜の面接は大きく変わりますか?

面接内容は基本的に同じです。ただし、面接時間は指定校推薦が10分~15分程度、総合型選抜は30分程度のため、総合型選抜ではより詳細に内容について質問をさせていただきます。

■総合型選抜「奨学生」と総合型選抜「一般」の面接の違いはありますか?

面接内容は基本的に同じです。ただし、「奨学生」入試では、リーダーシップを見させていただきますので、それに関連する質問をさせていただくことがあります。

■特待生に選ぶ生徒の基準があればお伺いしたいです。

受験時に奨学生となるケースは以下の通りです。


*学費免除奨学生
入学までに日商簿記1級に合格した者


*授業料免除奨学生

①総合型選抜「奨学生」入試に合格した者

②一般選抜A日程、又は一般選抜「大学入学共通テスト利用選抜」A・B日程に合格した上位10%の者

③入学までに、ヨーロッパ言語共通参照枠CEFR「B1」以上又は日商簿記2級に合格した者


ご不明点は電話又はメールでお問い合わせください。

■面接は個人面接とグループ面接のどちらでしょうか?

すべて個人面接で、受験生1名に対し面接官2名の形式で実施します。

■コロナの状況に応じて、オンライン面接になることもあり得ますか?

オンライン面接の予定はありません。控室が蜜にならぬように配慮し、換気をよくして感染の危険性を回避するなど、対策を万全に施します。

■先輩の面接の例では一つの質問に対して、時間を使い、自分の高校生活について話していましたが、短く端的に話し、質問のやり取りをしたいのですが、大丈夫でしょうか?

「大丈夫でしょうか?」という問いにたいしては「大丈夫です」が回答です。

ただし、面接は、個性が大切なポイントですから、「大丈夫」「ダメ」という評価は原則ありません。「短く端的に」は、正しいとは思いますが、短すぎれば相手に伝わらないため、評価は低くなります。「最近最も印象に残ったことは何ですか?」という問いに「大谷選手がホームランを打ったことです」と答えたとします。この回答を「短く端的」ととらえるかどうかは、個々人の判断だと思います。あなたが、「相手に伝えたい」という気持ちで答えたか?さらに、自分で納得のいく回答かどうかで判断をしてください。

回答が長すぎて、次の質問をする時間がなくなると、評価不能となります。それは避けてください。

■一つの質問に何分くらいの所要時間がありますか?

決まりはありません。回答が長すぎて、次の質問をする時間がなくなることは避けてください。一言目に質問の回答を言える場合と、言えない場合があると思います。「いつになったら答えるのだろう?」という時間は、なるべく短くしたほうがいいですね。

友人あるいはご家族の方と面接練習をする際に、何分程度がききやすいかを計ることもよいアイディアだと思います。

■時事問題について、面接当日に近い時期にあった事柄について話す必要がありますか?

「先週の」と質問されたならば、「1週間以内」という条件に合わせる必要があります。「最近の」ときかれた際はいつ頃までを「最近」と考えるかはみなさんが判断してください。「時期」を設定されない場合は、私は「最近」という言葉が隠れていると考えます。「1週間以内」という限定はされていませんから、「面接当日に近い」必要はないと思いますが、時間が経過していればしているほど、「その間に何かなかった?」と相手に思わせる可能性があります。

今年は、世の中最大の話題は「コロナ禍」ですね。コロナ禍をとりあげるとした際は、1週間にこだわる必要はないと思いますが、数ケ月前のことをとりあげたならば、必ずその後の動きも述べないと回答とはいえないと思います。ただし、そうすると回答時間が長くなります。つまり、なるべく最近のことをとりあげたほうが、答えるべき言葉に時間を使えることになります。

学校の先生は、「いつごろまでの話題がいいよ」とアドバイスをしてくださると思います。私がここで数字をいうと、「ルール」となってしまうため、曖昧な言葉しかいえずにごめんなさい。

■最近読んだ本について聞かれることはありますか?その本は学科に関する本を読んだ方がいいですか?

定番の質問ですから、可能性は高いです。ゆえに準備をしておいてください。しかし、くれぐれも感想文を丸暗記して、面接時に思い出しながらの回答はしないでください。自分の言葉で相手に伝えてください。

学科に関する本に限定はしません。該当の学科あるいは学びたい専門の本を読むこともよいことです。しかし、今のみなさんは、「直接学びとなる本」以外の本もたくさん読んでください。

受験時の髪型はマイナスのポイントに入ることはありますか?例えばツーブロックであるのでマイナスになるなど。

禁止というルールはありませんので、髪型そのものはマイナスになりません。ただし個性だからとしてプラスになることもないでしょう。服装・カッコウは評価の対象ではありません。