お茶といえば…やっぱり静岡!
静岡県といえばお茶!と言われるほど昔からお茶産業が栄えている静岡県!生産量・消費量はもちろん全国1位です。
多くの品種が栽培されており、地域によってブランド茶も確立されているため、様々なお茶の楽しみ方があります🍵
また県内各地にお茶関連施設も点在しているため、静岡県のお茶の歴史や、茶摘み体験などからもお茶の魅力を感じることができます。
また県内各地にお茶関連施設も点在しているため、静岡県のお茶の歴史や、茶摘み体験などからもお茶の魅力を感じることができます。
我々の住む中部地区では、歴史と伝統の「金谷茶まつり」が開催されていたり、島田市内の小中学校では「お茶の出る水道」があったりと
お茶の県ならではのイベントや施設があります。
地域によっては、給食で緑茶に関するメニューが出たりと幼いころから、お茶はとっても身近なものでした^^
静岡のお茶産業危機を迎える!?
①消費量の減少
みなさんはお茶を飲むといったらどのようにしてお茶を飲むでしょうか?
急須で茶葉から淹れる人、ティーパックで淹れる人、ペットボトルで飲む人、様々だと思います。
ここでキーになってくるのは「急須で淹れる」リーフ茶の消費量についてです。
以下のグラフをご覧ください。
全国的にペットボトル茶が普及し始めたことにより、急須で飲むリーフ茶の需要が減少してしまったのです。
このようにリーフ茶の消費量が減ると、同時に売り上げも減ってしまい、農家さんは涙目です。
ここで生産量一位の静岡県と二位の鹿児島県の売り上げ推移を比べてみたいと思います。
なんと!?鹿児島県は年々増加している!?
鹿児島県は生産されたお茶の多くをペットボトル茶に加工して販売(卸売)しているのです。
静岡県もペットボトル茶にして販売すればいいじゃないか!!
とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
静岡県もペットボトル茶にして販売すればいいじゃないか!!
とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
②就業農家数の減少
①のように、消費量が減少していくと農家さんにはどのようなことが起こるのでしょうか。
消費量減→売上減→農家減→生産量減→
そうして、若手の新お茶農家さんは増えていないのです。
ご高齢の方のみでお茶の栽培から摘採まで行うのは、大変な重労働です。
こちらも大きな課題と言えるでしょう。
こうして負のループの連鎖により、静岡県のお茶産業は少しづつ規模を縮小していっているのです。