Message for students
保坂研を検討している学生は以下を参考にしてください。
配属はどのように決まりますか?
卒業研究の配属は毎年1月から2月にかけて成績と面接で決定します。
3年生の後期には「テクニカルセミナー」が開講されます。研究室の雰囲気を知ることができるので、興味のある研究室にエントリーするのも有用です。テクニカルセミナーへの参加・不参加は研究室配属には影響しません。
研究テーマの決め方は?
研究室の遂行する研究課題に関連する研究テーマについて論文読みをしながら探していきます。
研究室にはいつ行けば良いですか?
月水金の3・4限をコアタイムとしています。この時間は全員が研究室に集まって各々研究を進めます。ミーティングなどもコアタイム中に行います。コアタイム以外の時間の使い方は自由です。
学外活動もありますか?
年に4回(5月・7月・11月・12月の土曜日午後)、首都圏の10研究室が集まって合同の研究会を行っており、研究の進捗をポスター発表します。
夏休みには合同で合宿します(2泊3日)。
3月の学会に参加して1年間の研究成果を発表します。
修士学生は国内外の学会で多く発表することが推奨されます。
プログラミング言語は何を使いますか?
主にpythonを使います。C/C++, MATLAB, Rを使うこともあります。
勉強しておいた方が良い科目等はありますか?
大学初等数学(線型代数、微分積分、ベクトル解析、微分方程式、確率統計)、英語(TOEIC550点)・C言語を理解しておくと良いでしょう
計算機は何を使いますか?
MacのノートパソコンとGPUを搭載したLinuxワークステーションです。
学会発表とはなんですか?
これらの学会で研究成果を発表します。修士は海外の国際会議で発表します。
学会に行くお金がありません
学会・国際会議の費用は大学の学会参加援助を使ってサポートします。
英語が苦手なのですが。
要は慣れです。
研究室の研究分野(神経科学・機械学習)は海外でも盛んに研究が行われているので、英語で文献を読んだり、英語で話す機会はとても多いです。しかし心配することはありません。事前にしっかりと準備をして臨めば大丈夫です。皆さんの世代にとって、英語は必須の能力です。研究を通じて英語に触れ続けることは大きな財産になるはずです。
大学院への進学はどうですか?
有名企業の技術職には修士号が必須となりつつあります。国立大学の理系では6〜8割が大学院に進学し、芝浦工業大学の大学院進学率も44.5%です。したがって、有名企業を志望する学生には大学院進学を薦めます。また、研究を行うにも1年は短いです。大学院まで進学し、3年間で一本の論文を書いて修了する学生を歓迎します。
私立大学は大学院の学費が心配です。
大学院にはいくつかの給付型奨学金があり、これらを利用できるといくぶんか安くなります。
・TOEICが550点以上の学生には30万円×2年の給付型奨学金が出ます。
・学部の成績が上位50%の学生には10万円×2年の給付型奨学金が出ます。
芝浦生が芝浦の大学院に進学する場合、2年間の学費は254万円ですが、この二つの奨学金で174万円に下がります。
国立大学の大学院は入学金と学費で2年で135万円ですので、差は19.5万円×2年です。
飲み会はありますか?
4月に新歓、7月に中間発表の打ち上げ、2月に卒論発表会の打ち上げを研究室で行っています。
普段でも17時以降になんとなく飲み始めます。
おすすめの書籍はありますか?
卒論生の達成目標は?
教員のサポートを受けながら、研究テーマを設定し、研究を進め、学会発表すること。
修士学生の達成目標は?
教員のサポートを受けながら、国際会議のための論文執筆、国際会議での英語発表を行うこと。
博士学生の達成目標は?
全て自力で、研究テーマの設定、研究資金を得るための研究計画書の執筆、論文出版を行えるようになること。