テーマ実習

テーマ実習とは、教員の指導のもと、あるテーマに沿って学修する科目です。テーマ実習1、2は2年次前期後期、テーマ実習3、4は3年次前期後期、テーマ実習5、6は4年次前期後期に設置されています。同じ番号のテーマ実習は、1名の教員のみ履修することができます。(同一学年・同一学期につき、1名の教員のみ履修することができます。例えば、テーマ実習1としてA先生とB先生の両方を履修することはできません。)

※2024年度の内容に更新しました

ゲームデザイン

担当教員: 飯田 周作
テーマ実習1(前期金曜4限)
テーマ実習2(後期月曜3限)
テーマ実習3・5(前期金曜3限)
テーマ実習4・6(後期金曜3限)

コンピュータゲームは、ユーザに何か特別な体験をしてもらうという視点でデザインされています。「特別な体験」を演出するための道具として、グラフィックス表現があったり、ゲーム音楽があったり、シナリオや世界観があったりします。操作方法や操作感なども、体験を作り出す重要な道具です。

この実習では、これら演出のための道具と、その道具によって生み出される体験との関係を明らかにし、新しい「特別な体験」を提供するための仕組みを考えます。実習のスタイルは、実験に重点を置きます。

無人コンビニラボとテーマ別の勉強会

担当教員: 石井 健太郎
テーマ実習1-2(水曜4限)
テーマ実習3-6(月曜4限)

2024年度から始める「自分たちでつくる無人コンビニのラボ」と,従来から行っている「テーマ別の勉強会」の2つを行います.参加したいと思うほうを選択可能です.従来型の「テーマ別の勉強会」については, https://pc.fm.senshu-u.ac.jp/theme/ も参照してください.

AI・シミュレーションへの数学・数値計算入門&大学院への数学

担当教員: 小田切 健太
テーマ実習1-4(金曜3限)
テーマ実習5-6(金曜5限)

テーマ実習1〜4は、AIやシミュレーションを「理解して活用する」ために必要となる数学および数値計算の基礎を学ぶ演習です。数値計算の理論の学習およびプログラミングによる演習を通して、数値計算で用いられる基礎的なアルゴリズムを学びます。理工系の大学院への進学を考えている学生、数学教員を志望している学生には是非とも学習して欲しい分野だと考えています。

テーマ実習5では、理工系の大学院入学を希望する学生(あるいは理工系で学ぶ数学科目を学習したい学生)向けに、大学院入試の数学系科目の演習を行います。

クラフトドリンク✕ Fablab✕コミュニケーションデザイン

担当教員:上平 崇仁
テーマ実習1,3,5(前期木曜5限)
テーマ実習2,4,6(後期月曜2限)

Fablabにある各種の〈デジタル工作機械〉、そして人やモノのあいだを適切につなぐ〈デザイン〉という手段を用いて、何を生み出せるでしょうか。ここでは自生している植物から実験的にオリジナルな〈クラフトドリンク〉を自作します。途中過程でデジタル工作機械の使いかたを学び、そのブランディングに活かすとともに、成果物をふるまうことで人々の交流を生み出すことに挑戦します。

「協生農法/拡張生態系」の実践と研究

担当教員:栗芝 正臣
テーマ実習1,2,5,6(木曜5限)

地球は長い年月をかけて、多様な生物が共存する生態系のつながりを構築してきた。一方で我々人間は短期間にこのネットワークと環境を破壊してきた。現在、地球環境は取り返しがつかない瀬戸際にきていると言われる。そこで、人と生き物が協力し合って生態系を再生する「協生農法/拡張生態系」の実践と研究を通して、自然や環境との関わり方、つながりの循環を再構築する術を学んでいく。

経済学の発展的な内容を学習しよう!

担当教員:河野 敏鑑
テーマ実習3,5(前期金曜4限)

通常、ミクロ経済学やマクロ経済学の講義は4単位であることが多いですが、このネットワーク情報学部では経済のモデル(ミクロ経済学)・経済のモデル(マクロ経済学)はそれぞれ2単位なので、重要な部分だけをかいつまんで解説しています。

もちろん、それで十分だというケースもあると思いますが、さらに進んだ学修をしたい人のためにテーマ実習を開講します。

経済学の大学院進学や公務員試験を考えている学生はもちろん、単にさらに経済学を学びたいという学生も大歓迎です。

履修の前提は「経済のモデル(ミクロ経済学)・経済のモデル(マクロ経済学)の内容を理解していること」ですので、その点は事前に了承しておいてください。

講義が中心になるとは思いますが、いちおう実習ですので、各自で積極的に課題や公務員試験・大学院入試の過去問などに取り組んでほしいと思います。

協調的問題解決塾 (Cooperative Problem-solving School)

担当教員:小林 隆

テーマ実習1-4 (水曜3限)

一人では解決できない複雑な問題に出会ったとき,多様な専門家がチームを組んで協調的に問題解決を行う.この際,問題を捉えるために交わす様々な会話の意図がメンバー間で伝わらず連携活動が十分に機能しない,という「問題の捉え方の相違」が発生する.本実習では,これを解決するために,チームメンバー全員が問題の捉え方を共通認識して効果的に問題解決を進める方法を学ぶ.

まちづくりDX

担当教員:佐藤 慶一
テーマ実習1-6(木曜5限)

2024年度よりまちづくりDXラボをスタートします。テーマ実習は主に2年生の履修を想定していますが、3年生や4年生で履修希望する方も受け付けます。

まちづくりDXラボでは、川崎市多摩区(向ヶ丘遊園〜登戸駅周辺、生田緑地、生田キャンパス周辺等)をフィールドとして、大学―地域(行政|住民)―IT企業と連携した活動を目指しています。

専門的な離散数学の学修

担当教員: 土屋 翔一
テーマ実習1-6(水曜1限)
ただし履修者の要望によって開講時限の調整を検討する

専門性の高い離散数学の内容を扱う.内容は情報数学2で扱うものと重複する部分が多いが,用語や概念に対して深く理解することやそれらをわかりやすく他者へ説明できることが要求される.土屋研究室で卒業演習の履修を希望する場合は,テーマ実習の履修者を優先採用する. 

コンテストへの参加を通して学ぶコンピュータサイエンス

担当教員松永 賢次

テーマ実習1-6(月曜


「アルゴリズム(プログラミング)」「セキュリティ」など,コンピュータサイエンスの分野の学習を行い,その成果を,コンテストなどの参加を通して発揮する活動を行います。半期単位で履修することができます。

コミュニケーションや人間関係に関する研究に参加する

担当教員:山下 清美
テーマ実習1-4(水曜4限)

オンライン、オフラインどちらも含めたコミュニケーションや人間関係に関するさまざまな研究テーマに対する、主として心理学の方法論を用いて研究するプロセスを学ぶ。

コミュニケーション・サロンラボ −自由な交流の場を作る−

担当教員:山下 清美
テーマ実習1-6(水曜4限)

1号館1階の端末室3・4のエリアに、ネットワーク情報学部の学生や教員が自由に集い、新たなコミュニケーションが生まれるような場づくりを実践的に行う。