① マッピングキャンパスの作成
最初に、興味を持ったテーマに基づき、マッピングキャンパスを作成しました。私は鳩や猫などの動物を対象としましたが、他の人と意見交換する中で、動物を対象にすることの実験難易度が高く、現実的でないと判断しました。
② アイデアシートの作成
その考察を基に、次にアイデアシートを作成しました。「室内で育てる小さな植物」を対象とした新しいテーマを設定し、「植物とコミュニケーションを取れないか」という問いを解決する作品を設計しました。このアイデアシートを基に作品の形を考えました。
企画の重要性
この作品の核心は、植物と人との「共生」です。Raspberry Piを活用して植物が自動で水をあげる自己完結型のシステムも考えましたが、人に助けを求め、人と対話することで水を得る仕組みの方が面白いと考えました。
この作品のプロトタイプとなる説明パネルを作成しました。
作品のコンセプト、機能、およびメリットを明確にし、イメージイラストを添えることで、相手がどのような作品かを容易に想像できるようにしました。
説明と共に実施したアンケートでは、「このシステムを実際に使いたいか」という問いに全員が「はい」と回答し、需要の高さを確認できました。
また、「システムのどこに魅力を感じるか」という問いに対して多くの人がLINEによる通知機能に興味を示し、スマホへのメッセージ機能の需要を感じました。
1.湿度センサーおよびLINE Notifyの実装
・湿度センサーを使用し、植物の状態に応じたLINE通知機能を完成させます。
・植物ごとに異なる湿度要求に対応するため、センサーの数値設定や調整機能を追加し、さまざまな植物に対応できるようにします。
2.LEDの点灯機能の強化
・植物の状態に基づいて適切にLEDが点灯するように改良します。
3.将来的な発展
湿度センサーを利用し、Unityと連携してゲーム内の植物を育てる育成ゲームを作ることを検討中です。このためには、前述のシステムの完成が前提となり、新たな技術的課題も出てくるため、仮の案としています。