RGBのLEDを光らせよう
来週はミニプロジェクト発表会を予定していましたが、レーザーカッターと3Dプリンターの故障が激しいので、ミニプロジェクト発表会は延期することとしたいと思います。その代わりに、急遽個人発表会を実施します!お題は、デジタル灯籠づくりです。
この課題のために、みなさんが持っているLEDよりも強い光が出るRGBの3つのLEDを配付しました。もらってないよという人は、もらいにきてください。また、それらのLEDに適する100Ωの抵抗器3つと、3つのLEDの光を混ぜ合わせる灯籠のおおいとして使うコーヒーカップも配付しています。
Raspberry Pi でRGBを光らせる際のテクニック
今回のRGBの強力なLEDは、ものによっては光らせるために3.6Vほど必要なものがあります。 Raspberry Pi のGPIOピン(PWM出力)は3.3V出力なので、ソース電流による光らせかたではうまく光らない場合があります。そこで、5Vの電源電圧のピンからPWM出力のGPIOピンに電流を流し込む、シンク電流による方法で光らせるとうまくいきます。試してみましょう。
注意!: 大事なことなのでもう1度書きます。抵抗をはさまずにLEDだけを接続すると、一瞬でLEDはこわれます。LEDを使うときは必ず間に抵抗をはさんでください。
発表会をします!
RGBのLEDを光らせることができたら、みなさんそれぞれのオリジナリティを発揮して、きれいな/かっこいい/すてきな光らせかたを実装しましょう。Lチカを応用して点滅する灯籠をつくったり、光を徐々に変化させたりして光のアニメーションを作ってみたりするのもよいでしょう。デジタル灯籠のオリジナル作品を作成してください。
オリジナル作品が完成したら、30秒以上1分以内の作品紹介動画を作成します。作品紹介動画は必ず無音にし、可能でしたら文字による説明(テロップ)を入れてください。作品紹介動画は発表会で使用し、途中で一時停止をしないことを発表会のルールとします。
動画はスマホで撮影すればよいです。ただし、スマホを横にして撮影してください。テロップを入れる動画編集のソフトウェアは何を使ってもよいですが、初めての人はMacに標準で付属するiMovieでOKです。公式のヘルプも参考にしてください。
https://help.apple.com/imovie/mac/10.1/?lang=ja
発表会では作品紹介動画を使ってプレゼンテーションを行います。前述のとおり、動画は途中で一時停止しないことをルールとしますので、プレゼンテーションが始まったら流れる映像を用いて説明を行ってください。
プレゼンテーションに引き続いて、発表者への質問タイムを設けます。質問をすることも、簡単ではないことで、伸ばすべきスキルの1つだと考えています。そこで、質問の練習のために、受講生のみなさんにも「発表会中に1人1回は質問をする」のようなルールを設けることを予定しています。そして、質問に適切に答えるのも伸ばすべきスキルの1つだと考えていますので、教員はがんがん質問すると思います。