指示出しはライブにおけるノリ方をイラストでスクリーンに表示し、観客が安心してライブに参加できるような仕組みです。
実際にSNSでキャラクターの名前を募り、「QTちゃん」に決まりました。
指示出しイラストは手動で変更します。この手法は実際のライブ照明でも用いられる手法です。今回はMacのキーボードを使用します。
誰でも使えるので、実際の軽音サークルで用いることもできるかも...!?
プロットの様子。このプロットをもとに指示出しイラストのタイミングを管理しています。
このプロットは「シャングリラ」と「元彼氏として」のプロットです。
ライブ中の観客の身体動作をデータとして取得するための腕時計型のデバイスです。収集したデータは、身体動作の分析、インタラクティブ演出の実現のために使用しています。
ESP32というマイコン(1枚目、画面左黒)にADXL345加速度センサー(1枚目、画面右下)を繋いでいます。最終的には3Dプリンターで作った入れ物にマイコンやセンサーを入れて下にバンドを通し、腕に装着できるようにしています。
右の画像は実際にライブで動作している画像です。
これを観客の方につけていただき、スクリーンに映し出される指示出しイメージに合わせて動いてもらいました。
インタラクティブ演出観客の動きに連動してスクリーンの映像を変化させ、それによって盛り上がりを目でも感じてもらう演出です。この演出は観客のライブへの没入感を強化することを目的としています。
上のグラフは小型デバイスから送られた7名の装着者の加速度の値を平均し、棒グラフとしたものです。
このグラフに指示出しを行ったタイミングを書き込み、指示出しのある時間とない時間や曲ごとの違いなどについて調べ、本プロジェクトの考察に活用しました。