Creator : 井上海人 / 藤木洸洋 / 土田雄大 / 西谷將
Sumary : この「札Myも」というアプリは背景などのテンプレートを用いながら、世界に一枚だけのオリジナルなお札を作ることのできるアプリです。このアプリを使うことにより友達など様々な人に作ったお金を送ることができたり、送ったお札で実際に支払いを行うことができます。
このアプリが活躍する例としては、コロナ禍によって孫とのコミュニケーションをなかなか行うことのできない祖父母が、顔付きのお札を送ってコミュニケーションを取ることや、友達に借りたお金を返すときに、より感謝の気持ちを伝えて返したいといった場面が想定されます。
1. 序盤の企画「最強のキャッシュレスを作る」
グループとしての最初の活動はmiroというサイトに、各自で調べたお金の価値について付箋を貼ってまとめるという作業から始まりました。初期の頃は、お金に直接関係するようなアイデアが多く出たため、クレジットカード・デビットカード・電子マネーのそれぞれの長所を取り入れた最強のキャッシュレスを作るという形になりました。
最強のキャッシュレスを作るに当たり考えたキーワードは「引き落としを自分で決めれる」「相談できる」「会社が安心で安全」「子供でも利用できるほど簡単」「使用料金の可視化」の5つになります。
2. 10のアイデアを考える
第8回授業内で行った360度探索や序盤の企画である最強のキャッシュレスを元に、アイデアを10案出しました。以下がその内容になります。ここで考えた10案のほとんどは360度探索を元に考え出した形になります。
3. 中盤の企画 「モバイルオーダー専修」・「逆メルカリ」
後になってから初期に考えた、「最強のキャッシュレス」が抽象的であり、実現が難しいという課題があることが判明しました。このことから、グループでのA案・B案は最強のキャッシュレスから離れたものになり、A案は「モバイルオーダー専修」、B案は「逆メルカリ」というものになりました。A案の「モバイルオーダー専修」が選ばれた背景には、学食を食べるために行列に並ぶ必要のある専修大学生にとっては身近な問題であり、その点に着眼したこの企画は良いと考えたため選ばれた企画になります。また、B案の「逆メルカリ」という企画は、先生からの反応が良かったという点と、メルカリの逆というインパクトから選ばれた企画となっています。しかし、これらの企画にも多くの課題が見つかったために、グループで考えた最終的な企画としては、「札Myも」というアプリを制作することになりました。
A案「モバイルオーダー専修」
B案「逆メルカリ」
4. 最終的な企画「札Myも」
「札Myも」という企画は、元々「私が諭吉」というタイトルで、自分や他人の写真を使ってお札を作ることができるという内容であり、A案とB案に選ばれていない企画でした。しかし、このコロナ禍において減ってしまった、思いを伝えるという機会(コミュニケーションの機会)を、顔の入ったお札で伝えることで、増やすことができる点や、お金という価値のあるものを同時に送ることで、相手を応援したいという気持ちや、感謝の気持ちも同時に送ることができることから、最終的な企画として選ばれました。「札Myも」はこの「私が諭吉」という機能をより発展させて、電子マネーとしての機能を持たせたり、印刷することで、相手のメッセージを見ることができるといった工夫をしています。
「私が諭吉」
「札myも」
5.「札Myも」をFigmaで再現
私たちのグループでは、この「札Myも」という企画をより理解してもらうために、Figmaによってプロトタイプを作成しました。プロトタイプと使い方の手順は以下の通りです。
初めに画面の下にあるCraftボタンを押します。
お札をテンプレートで作成するかオリジナルで作成するかを選択します
③ お札を作る
お札のベースとなる色とフレームを選択して、右下に出る進むボタンを押します
④写真を選択する
お札に貼る写真をフォルダから選択し、登録ボタンを押して、登録を確定します。
⑤お札を送る
次に、お札を送るためにCraftボタンの下にあるSendボタンを押します。
⑥送る相手の決定
制作した札Myもを誰に送るかを決定し、送るボタンを押します。
⑦メッセージ記入
制作した札Myもにメッセージを書き、進むボタンを押します。
⑧送る金額の決定
フォルダの中から送る札Myもを決定した後に、送る金額と支払い方法を決めて、進むボタンを押します。
⑨札Myもが送られる
最終確認の後に、確定ボタンを押すと札Myもが相手に送られます。
アプリの右上付近にあるボタンを押すと残金が確認できます。
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