#32| ハピグラ
#32| ハピグラ
Creators : 音村陸央 / 千葉佳音 / 梶山恵佑 / 小倉一馬
お金を持っているだけが幸せですか?欲しいモノを買ったときの興奮、あれも幸せの一つといえるんじゃないでしょうか。
今日、目に見えなかった自分が感じている幸せに触れてみませんか?
「幸福度」をカードゲームによって可視化し、財産や幸福度からあなたの性格を暴いてやります。
このカードゲームではプレイヤー自身好きなようにプレイしてください。そうしないと性格を診断することができません。読み合いや策略といった考えるようなことはしなくて大丈夫。自分だったらこんな風に人生を送るだろう、といった想像力を働かせてください。お金を使えば使うほど幸せになるかもしれません。もしかしたら、使った分だけ不幸になるかもしれません。しかし、考えず自分の好きなようにプレイしていきましょう。
このゲームを通して、幸せの形を再認識してみましょう!
"見えにくい「お金」の動きといっても、そもそも「お金」ってなんだって話"
インタビュー調査やコンテンツ理解の課題を通してお金の価値や使われ方を学んだけど、今回のテーマである「見えないお金」って結局なんだろうって思って始まったアイデア出し。
「もう一つのお金の意味」とは何か、グループワークが始まった。
我々の班は結構ダークなイメージを持っているみたい。 ( 希望・夢 ⇄ 詐欺・リボ・借金 )
また、お金とは切っても切れない関係にあたる 税金 を学ぶ機会が少ないと気づき、
キーワード
・日本の闇
・税金
この2点が学べるようなコンテンツを考えていった。
キーワードをもとにアイデアを10個具体化し、その中からA案・B案と2つに絞った。どんどん固めていくぞー!
中間報告ではA案の「0.5寸の均衡」で企画を進めていった。
キーワードがうまく盛り込めているかつ、見えないもの(幸福度)が可視化され、見えにくい動きが取り払われた。
しかし、問題点が多々指摘され、もう一度考え直してみることに…。
📝アイデアが出れば出るほど楽しそうなゲームになると思うけど複雑そう
📝勝敗があり、Z世代の特徴とはかけ離れている などなど
いったん初心にかえろうか」
行き詰まったからこそ、初めに戻ることの重要性に気づいた。
見えない「お金」のシーソーゲームは、Z世代である我々の経験に基づいて制作していくため、Z世代へのインタビューをもう一度見直した。
新たな発見もあり、
「日常の中でお金の価値を再認識する」
をテーマに軸を固定した。
また、手軽に体験してもらうためにカードゲーム型コンテンツは揺るがせない。
コンテンツを制作する上で終わり(ゴール)を決めないといけないと思っていけど、勝負して順位決めするよりも幸せの定義は人それぞれだから分岐するのもいいんじゃない?お金の量とかモノの量とか変動するしその人の性格診断とかは?
なんて調子で話がずんずん進んで、本企画が決定した。
市販の白紙カードを購入し、ドローツールでサイズに合わせてカードを制作。シンプルisベストということで、簡易的なタイトルと文章、そして親しみやすい絵を描くことでより楽しくプレイできるゲームにした。絵は全て手書きであり、愛嬌あるイラストたちが特徴である。また、裏面も同様にドローツールで描き、任意カードと強制カードも認識できるように色分けを行った。
初期のアイコンは影がついていたり、ピンク色だったりでどのようなゲームかわからなくなるようなものだった。しかし、改良に改良を重ね、最終的に写真のようなアイコンに決定!
ハピグラとは、ハッピーグラムの略称で、グラムは形と言った意味をもち、幸せを目で見えるように具現化したゲームになるのでこれらの理由を込めてこの名前が決定したぞ!!
実際の遊んでいる様子は一番上の動画から!
手持ちの300万円であなたの”ハピグラ”見つけてみましょう。
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