Creater : 伊東良太朗 / 坪井優衣/ 手塚征也
Sumary : 地方から上京し首都圏で生活している人々の中で、自分の話す言葉の訛りが
恥ずかしいという理由で方言を使うことをためらい、標準語で話をしようと取り組む方々がいます。
私たちのグループではそのような悩みを抱えている方々に私たちから見た方言の価値を伝えるための
『ほげほ〜げん』プロジェクトを企画しました。
ほげほ〜げんの「ほげ」は大分の方言で出鱈目を意味し、私たちの企画のコンセプトに沿った
プロジェクト名となっています。
初めは、人と人のコミュニケーションに注目していました。話し合いをする中で、方言に対してメンバー全員共通して面白さを感じていることに気づきました。ところが、実は方言を話す人が私たちのグループには一人もいませんでした。だからこそ、方言に価値を感じ、私たちが感じた面白さを伝えたいと思うようになりました。
アイデアを出し、それをもとにコンセプトシートにまとめました。途中、評価やアドバイスを受け、もう一度考え直すことになりました。最終的には方言となり、方言の価値を見出すために動き始めました。
方言の価値は何なのかを考えるにあたって、方言について調べました。調べて重要だと思ったことをFigjamにまとめ、それをもとに方言の価値を考えました。
展示するロゴ、カードの作成に使う様々な地域の方言を調べ、いくつか挙げました。方言は沢山あるので、なかでも私たちから見て面白そうな方言を選びました。
方言の価値を伝えるために方言ロゴと方言カードを作成しました。どのように形として表現すれば方言に価値を感じてもらえるかを考えた結果、標準語を話す人から見た方言と実際に方言のイメージをイラストに描いてもらうといった体験を考案し、実施することになりました。
標準語を話す私たちから見た方言のイメージをロゴとして表現しました。聞き手側が感じる方言の魅力を伝えるために、知らない言葉を初めて聞いた瞬間の感覚を重要視し、その言葉の第一印象をロゴに起こすことに集中してできた作品となっています。
方言カードを15枚用意し、カードに書かれた方言からイメージできることを紙にイラストを描いていただけるようにしました。実際に描いていただいたイラストは展示品として貼り出させていただきますので、ご協力をお願いいたします。
ご協力ありがとうございました!
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