令和5年4月の給食とひとくちメモ

令和5年4月28日(金)  聖籠町の米粉【メニュー】米粉パン  米粉コーンスープ  ハンバーグケチャップソース  さっぱりサラダ  イチゴ(園と中学校) 牛乳

幼稚園と中学校には、聖籠産のいちご(越後姫)が提供されました!

聖籠町の米粉

米粉というと近年注目されている新しい食材というイメージがありますが、実はかなり古い歴史を持っています。米粉が日本の食文化の歴史において初めて登場したのは、奈良時代の頃といわれています。奈良時代の頃の米粉は、もち米を原料とした白玉粉や、うるち米を原料とした上新粉などが主流でした。そしてそれらの米粉で、団子などの和菓子が当時作られていたといわれています。その後は、製粉技術の発展とともに品質はどんどん上がっていったと考えられます。聖籠町の給食では、お米を粉にした「米粉」がよく使われます。米粉をクリームスープのとろみづけに使うと、油を控えた優しいクリームスープを作ることができます。米粉パンは小麦粉のパンよりも、もちもちの食感になります。

🍒子どもたちの感想や様子🍒

 とても美味しかったです。ケチャップソースも量が多くてよかったです。(聖籠中学校の生徒の感想より)

令和5年4月27日(木)  ゴボウを日常的に食べているのは、ほぼ日本だけ【メニュー】とりごぼう丼(むぎごはん)  わかめの味噌汁  とりごぼう  おひたし  アーモンド小魚  牛乳

ゴボウを日常的に食べているのは、ほぼ日本だけ

きんぴらごぼう、牛肉のごぼう巻き、筑前煮、炊き込みご飯、和風サラダ、煮物、柳川鍋など、私たちは、日常的にごぼうを食べています。私たちにとって、日常的な食材であるごぼうですが、世界の中で日常的にごぼうを食べているのは、ほぼ日本だけであると言われています。ごぼうは、日本には平安時代に薬用として伝わったといわれています。ただし日本では、渡来当初から種子を薬として使うよりも根を野菜として食べていたようです。もともと日本にはなかった植物ですが、日本人の好みに合ったのか各地で栽培され江戸時代には品種改良も進みました。ヨーロッパでは、ゴボウの若葉をサラダにして食べ、根はお茶にし、固形物の方は食べません。まさに「所変われば品変わる」ということだと思います。

🍒子どもたちの感想や様子🍒

   具がたくさん入ったみそ汁がおいしかったです。アーモンド小魚がもっと食べたかったです。(亀代小学校の児童の感想より)

令和5年4月26日(水)  イカの足は何本? 【メニュー】ごはん  なめこのかきたまみそしる  イカメンチ  大豆の五目煮  牛乳

イカの足は何本?

イカの足は何本あるか知っていますか? 10本・・・ではなく、実は8本だと言われています。なぜならイカの足の10本のうち、2本は「触腕(しょくわん)」と呼ばれるながーい腕だからです。「触腕(しょくわん)」の先端は、木の葉のような形をしていて、伸び縮みするのが特徴です。イカは2本の長い「触腕(しょくわん)」を伸ばして魚などの獲物を捕獲し、短い8本の足で獲物を抱え込んで食べます。

🍒子どもたちの感想や様子🍒

   「これ、めっちゃうめー!」と言いながら、4年生がイカメンチをおいしそうにほおばっていました。2年生は「(イカメンチが)おいしかった。お肉だと思った」と言っていました。(山倉小学校 児童の様子より)

令和5年4月25日(火)  お誕生日給食 【メニュー】マーボー丼(麦ごはん)  ちゅうか風ポテトサラダ  プリン  牛乳

おたんじょう日給食

今日は、4月のお誕生日給食です。4月生まれのみなさん、お誕生日おめでとうございます。お誕生日給食のデザートは、久しぶりのプリンです。そのままスプーンですくって食べてもよいですが、底の突起を折って、プリンをお皿に出してから食べてもいいですね。

🍒子どもたちの感想や様子🍒

   プリンがおいしかった。マーボーどうふがおいしかった。(蓮野小学校の児童の感想より)

令和5年4月24日(月)  小魚を食べよう 【メニュー】なめし  とん汁  こいわしフライ(園2個 小3個)  カレーもやし  牛乳

小魚を食べよう

身だけでなく骨も丸ごと食べることのできる小魚は、私たちの骨や歯を強くするカルシウムが多く含まれています。また、小魚には鉄も豊富に含まれています。鉄は、赤血球を作るのに必要な栄養素です。更に小魚には血液をさらさらにし、血栓を作りにくくする機能を持つ不飽和脂肪酸、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)も豊富に含まれています。 EPAやDHAは、生活習慣病の予防や、脳の活性化などへの効果も注目されています。小魚には、みなさんの体に必要な栄養が多く含まれているので、残さず小魚を食べることができれば、みなさんの体の中の細胞もきっと喜んでくれると思います。

🍒子どもたちの感想や様子🍒

 いつも野菜が苦手な子もたべやすい味付けで、カレーもやしはパクパクたくさん食べられました。(せいろう幼稚園の感想より)

令和5年4月21日(金)  オノマトペ 【メニュー】チキンドリア(ターメリックライス)  オムレツ(中) シャキシャキサラダ イチゴ(小のみ) 牛乳

本日21日の夜、某テレビで「野菜がシャキシャキするのはなぜ?」が放映されました。

オノマトペ

オノマトペは、「つるつる」など物事の状態を表す擬態語、「パリン」など音を言葉で表した擬音語、「ガオー」など人や動物の発する声を表した擬声語の3つの種類に分けられます。きゅうりのお漬物を食べた時の擬音語と言えば、みなさんならどのように表現しますか?「ポリポリ」でしょうか、「パリパリ」でしょうか、「パリポリ」でしょうか、それとも「カリカリ」?「ボリボリ」?さて、本題です。今日の、シャキシャキサラダを食べた時に出る音は、あなたならどのように表現しますか?

🍒子どもたちの感想や様子🍒

 生徒に人気のメニューでした。ドリアをニコニコおいしそうに食べていました。(聖籠中学校の感想より)

 小学校のみ、いちごが提供されました。聖籠町産のおいしい越後姫を、子どもたちだけでなく、先生たちも、ニコニコしながら味わっていました。(山倉小学校の様子より)

令和5年4月20日(木)  ラーメンのスープは残す?残さない?  【メニュー】ちゅうか麺  みそラーメンスープ  シュウマイ(園1個 小・中2個) ワカメ和え ミルクゼリー  牛乳

ラーメンのスープは残す?残さない?

給食のラーメンスープは、薄味で作られていますが、ラーメンの日は、ご飯の日よりも塩分が多くなっています。ご飯の日の給食では、一人あたりの食塩相当量は、小学校が1.9g、中学校が2.5gとなっていますが、ラーメンの日の食塩相当量は、小学校が3.6g、中学校が4,7gです。健康のためには、塩分をとりすぎないことが大切です。ラーメンの汁は、麺や具を食べたあとは、おいしくても全部飲み干さずに、残すように心がけてほしいと思います。

🍒子どもたちの感想や様子🍒

 みそラーメンがとてもおいしかったです。野菜がたっぷり入っていてよかったです。(亀代小学校2年生の児童の感想より)

令和5年4月19日(水)  春をさがそう 食育の日献立  【メニュー】うめごはん  はるののっぺ汁  けんさんサワラフライ  春キャベツのこんぶ和え 牛乳

春をさがそう

春の食べ物は野菜だけに限らず、果物や魚にも春が旬のものがあります。近年では養殖やハウス栽培、外国からの輸入等によって季節を問わず色々な食材を味わうことができますが、やはり旬の食材を味わいたいものです。今日の給食には、春の食材が「4つ」使われています。みなさん、見つけることができましたか?1つめは「春キャベツ」。2つめは「サワラ(『鰆(さわら)』の旬は、脂の乗った冬であるという地域もあります)。そして、3つめはのっぺ汁の中に入っている「タケノコ」。最後の食材1つは何だと思いますか?ヒントは、野山で採取できる山菜・自生野菜の仲間で、のっぺ汁の中に入っている食材です。・・・正解は「フキ」でした。

🍒子どもたちの感想や様子🍒

 梅ごはんは、増やして食べている1年生が大勢いました。「全然すっぱくなくて好き!」と言っていました。先生方からも「梅ごはん楽しみにしていました!」との声が聞かれました。(山倉小学校の児童の様子・感想より)

令和5年4月18日(火)  よい歯の日  【メニュー】ごはん 肉じゃが たまごやき かみかみのりナッツ和え ふりかけ 牛乳

よい歯の日<4(よ)1(い)8(は)>

4月18日は、「発明の日」や「お香の日」でもありますが、日本歯科医師会が「いつまでもおいしく、そして楽しく食事をとるために、口の中の健康を保っていただきたい」という願いをこめて、1993年(平成5年)に制定した「よい歯の日」でもあります。「よ(4)い(1)歯(8)」と読む語呂合わせから決められました。4月18日のほかにも、「いい(11)歯(8)の日」なんて記念日もあります。よい歯を維持するためには、よく噛んで食べることが大切です。今日のサラダに入っている大豆とアーモンドは、噛みごたえのある食材ですので、目標を「一口あたり20回〜30回噛むこと」を目標として、しっかりと噛んで食べてください。

🍒子どもたちの感想や様子🍒

 ごはんとふりかけが最高でした。にくじゃがのじゃがいも、ほくほくしていておいしかった。(蓮野小学校の感想より)

令和5年4月17日(月)  ひじき  【メニュー】ごはん  あつあげのごまみそ汁  さけのてりやき  ひじきのいため煮  牛乳

ひじき

ひじきは、ワカメやもずくなどと同じ海藻の仲間で、北海道の南部から九州にかけて広い範囲で収穫されます。海の中では、茶色っぽい色をしています。ヒジキが黒くなるのは、干して乾燥させることによってヒジキに含まれるタンニンと呼ばれる成分が空気中で酸化され、黒色へと変化するからです。地元の漁協の方の支援により、ひじきを鎌で刈り取る体験学習を組んでいる中学校もあります。収穫時期は春先で、この時期を過ぎると葉が硬くなりすぎるため、多くは乾物として流通しています。味、香りがたんぱくで調理しやすいため、煮物料理などに広く利用されている食材です。ひじきには、ビタミンやミネラル、食物繊維など、私たちの体に必要な栄養が豊富に含まれています。残さずに食べてもらえるとうれしいです。

🍒子どもたちの感想や様子🍒

 みそしる、ごまの風味がしておいしかったです。(せいろう幼稚園の感想より)

令和5年4月14日(金)  具だくさんのスープ 【メニュー】アップルパン ABCミネストローネ コロッケ ビーンズサラダ ヨーグルト 牛乳

具だくさんのスープ

ミネストローネは、イタリアの料理です。イタリア語で「具だくさんのスープ」という意味があります。シンプルな味付けにもかかわらず深い味わいで、時代を問わず幅広い世代に人気となっています。使う野菜は、季節やその土地によって違います。今日のミネストローネには、じゃがいも、にんじん、たまねぎ、セロリ、トマト、パセリの野菜6種類と、アルファベットのマカロニが入っていて具がたっぷりです。調理場で調理したミネストローネ、みなさんのお口に合いましたか?

🍒子どもたちの感想や様子🍒

 アップルパンがうまかった。(聖籠中学校の生徒の感想より)

令和5年4月13日(木)  食育クイズ 「サバは〇〇がはやい」 【メニュー】ごはん  さわにわん  サバのみそに  いそか和え  牛乳

食育クイズ 「サバは〇〇がはやい」

サバやイワシは、体内にほかの魚より多くの酵素を持っているので、酵素によるたんぱく質の分解が早く、腐敗までの時間が短いです。したがってサバやイワシは、とにかく早めに処理して、酵素で分解される前に食べきるように調理しなければなりません。年齢などの数字を自分の都合が良いようにごまかすことを「サバを読む」と言い、その由来は、大量にとれたサバの数を鮮度が落ちないうちに目分量で把握する必要があったため、実際の数と合わないことが多々あったことによるそうです(諸説あります)。

さて、ここから本題です。サバやイワシのように早めに鮮度が落ちてしまう食べ物を「(  )が早い」と表現します。(  )に入る言葉は、次のどれでしょうか? 5択問題です。

1 口が早い 2 手が早い 3 足が早い 4 鼻が早い 5 耳が早い

飛脚とは中世の日本で手紙や荷物を運ぶ仕事をしていた人で、飛脚は走りのプロなので俊足であったと考えられますが、それでも長い距離を移動すると食品の鮮度が落ちてしまうことも度々ありました。足がはやい飛脚よりもさらにはやい速度で食べ物が鮮度を落としてしまうその様子から、食べ物に対して「足がはやい」と表現されるようになったとする説があります(諸説あります)。ということで、正解は「3 足が早い」でした。

🍒子どもたちの感想や様子🍒

 学校で食べる給食はとてもおいしかったです。ぼくは「さばのみそに」がとてもやわらかくておいしかったです。(亀代小学校1年生の児童の感想より)

令和5年4月12日(水)  入園・入学・進級おめでとう給食 せいろう幼稚園入園式 【メニュー】ビーフカレーライス(むぎごはん)  ミニバーグ(中)  こんにゃくサラダ  おいわいクレープ  牛乳

入園・入学・進級おめでとう給食

今日は、みなさんの入園・入学・進級をお祝いする給食メニューです。これから1年間、新しい教室で、クラスの仲間・担任の先生とともに、食事のマナーを守って、給食を味わってほしいと思います。背骨付きの焼き魚などは、給食ではほとんど提供されることはありません。和食のマナーである「焼き魚は表の身を食べた後は、ひっくり返さずに中骨を取ってそのまま裏側の身を食べる」ことなどは、各ご家庭でしっかりとお子さんに教えていただけると幸いです。お子さんが、表の身を食べた後に魚を裏返すことなく、外した骨は、皿の上側に置いて下身を食べているようであれば、ご家庭での和食マナーは、かなりのレベルに達しているのではないかと推察されます。更に頭や背骨等を皿の隅にまとめてから「ごちそうさま」をしていれば、マナーは相当のレベルに達しています。

🍒子どもたちの感想や様子🍒

 野菜の中で(こんにゃくサラダが)一番好きです。こんにゃくとわかめがおいしいからです。(山倉小学校の児童の感想より)

令和5年4月11日(火)  小学校の給食開始  【メニュー】ごはん  みそけんちんじる  とりのアップルソース  コロコロきゅうり 牛乳

カルシウムをとりましょう

みなさんは、園や学校がお休みの日でも、牛乳を飲んでいますか?牛乳には体の成長に欠かせない「カルシウム」という栄養素がたくさん入っています。カルシウムは吸収されにくい栄養素で、食べた量がそのまま体内に取り込まれるのではなく、一部は吸収され、残りは排出されてしまいます。牛乳や乳製品は、カルシウムが豊富なだけでなく、吸収率が最も高い食品です。コップ1杯(200?)に含まれるカルシウムは227mgで、吸収率は40%と言われています。お休みの日にも、牛乳を飲んだり乳製品を摂取したりするように心がけてほしいです。豆腐や納豆などの大豆製品、骨ごと食べられる小魚、ひじき・わかめ・のりなどの海草類、小松菜やちんげん菜などの緑黄野菜もカルシウムの含有率・吸収率に優れています。

🍒子どもたちの感想や様子🍒

 みそけんちんじるが、やさいがいっぱい入っていておいしかったです。とりのアップルソース、とても人気でした。(蓮野小学校の児童の様子・感想より)

令和5年4月10日(月)  中学校の給食開始日  小学校の入学式  【メニュー】わかめむぎごはん ささみカツ 小松菜のなめたけあえ 春キャベツのみそ汁 牛乳

食事のあいさつ

「いただきます」は、私たちが生きていくための命をくれた動物や植物、手間をかけてくれた人たちに対しての感謝の気持ちを表す言葉です。また「ごちそうさま」は、多くの生き物の命を“ごちそう”になり、また“ご馳走さま”と表すように、食事を作る人が走り回って材料をそろえ、手を尽くしてくれたことへの感謝の気持ちを表す言葉です。今はたくさんの食べものがあふれていて、平気で食べものを残したり、食材や料理を無駄に捨てたりすることも多くなりがちです。だからこそ、その食材や料理ができあがるまでにはいろいろな人の苦労や努力が宿っていることを知ることが必要です。食事のたびごとに、心を込めて「いただきます。」と「ごちそうさま。」のあいさつが言えるといいですね。

🍒子どもたちの感想や様子🍒

 子どもたちは「待ってました!」というようにおいしそうに食べていました。(聖籠中学校生徒の様子より)

令和5年4月7日(金) 幼稚園(4,5歳児)の給食開始日  始業式(園・小学校・中学校) 入学式(中学校) 【メニュー】さけごはん とりのたつたあげ ほうれんそうのごまあえ フルーツゼリー 牛乳

まぼろしのいちご

フルーツゼリーには、聖籠町で栽培されたイチゴ「越後姫(えちごひめ)」が入っています。「越後姫(えちごひめ)」は、新潟県園芸試験場で育成されたイチゴで、1996年(平成8年)に品種登録されました。香りが強く、果汁が豊富なのが特徴で、糖度は高めでやさしい酸味を持ちます。果実はややかためですが、しっかり完熟したものはやわらかくジューシーです。越後姫という名前は「可憐でみずみずしい新潟のお姫様のようなイチゴ」ということから命名されたとのこと。1月頃から収穫されますが、4月頃から最盛期となります。「越後姫」は、新潟県以外では、あまり食べられないので「まぼろしのイチゴ」と呼ばれています。とても甘い「越後姫」の入ったゼリーを味わって食べてください。

🍒子どもたちの感想や様子🍒

 新年度の給食 フルーツゼリーおいしく楽しく食べました。(せいろう幼稚園の園児の様子・感想)

令和5年4月の地場産物(聖籠町産の食材)

米・米粉  大豆  味噌  豆腐  厚揚げ イチゴ(越後姫) サワラ(聖籠町を含む漁業域で水揚げ)

米粉

大豆

味噌

豆腐

厚揚げ

イチゴ(越後姫)

サワラ

(*聖籠町を含む漁業域)