令和4年12月の給食とひとくちメモ
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令和4年12月23日(金)
園と小学校の給食最終日
チョコチップパン ブロッコリー入りシチュー かぼちゃミート焼き アーモンドサラダ 牛乳
緑黄色野菜
かぼちゃ、ブロッコリー、にんじんなどの色の濃い野菜のことを「緑黄色野菜(りょくおうしょくやさい)」と言います。緑黄色野菜は、カロテンという栄養がたくさん含まれており、かぜ予防やお肌をきれいに保つ効果があります。
本年は、みなさま方には大変お世話になりました。来年も、子どもたちが笑顔で安心して給食を食べることができるように、調理場の職員一同、チームワークよく仕事を進めてまいります。
🍒子どもたちの感想や様子🍒
おいしかったです。4~12月まで本当にありがとうございました。いつもあたたかい食事に感謝です。(亀代小学校の検食簿より)
令和4年12月22日(木)
冬 至
中学校の給食最終日
ごはん ほうとう さばのゆうあんやき れんこんのごまマヨあえ 牛乳
冬 至
今日は、冬至(とうじ)です。冬至は、北半球において、日の出から日の入りまでが最も短い日ですので、別の言い方をすると「夜が最も長い日」ということになります。冬至に食べる代表的な食べ物は「かぼちゃ」です。かぼちゃは、体内でビタミンAに変わるカロテンや、ビタミンB1、B2、C、E、食物繊維をたっぷり含んだ緑黄色野菜です。新鮮な野菜が少なくなる時期、これからの冬を乗り切るためにも、冬至にかぼちゃを味わって栄養をつけようという先人の知恵のようです。ほかにも「ん」のつく食べ物を食べると縁起が良いと言われています。ちなみに「かぼちゃ」は「なんきん」とも呼ばれているので「ん」がつきます。今日の給食の中で「ん」のつく食べ物をさがしてみてください。ほうとうの中、サラダの中に「ん」のつく食べ物がかくれていますよ。 ※「ん」が2つつく食材である「はんぺん」などを重宝する考えもあります。
給食とは関係ありませんが、「冬至」の風習の一つに、「ゆず湯」に入ることがあります。「冬至」を「湯治」にかけ、「柚子」を「融通が利く」(=体が丈夫であること)にかけて、お風呂屋さんが始めたと言われています。
🍒子どもたちの感想や様子🍒
ほうとうがとってもおいしかったです。あったかくてぽかぽかになりました。明日も食べたかったです!(聖籠中学校の生徒の感想より)
令和4年12月21日(水)
クリスマス給食
やっと雪がやみました
ビーフストロガノフ(麦ごはん) クリスマスサラダ クリスマスケーキ 牛乳
クリスマス給食
少し早いですが、本日は「クリスマス給食」です。みなさんは、クリスマスの料理といえば、どんな料理を思い浮かべますか?日本では、チキンやケーキを食べることが多いようですが、日本とは違ったものをたべる国もあるようです。七面鳥の丸焼き(ローストターキー)、ウサギのグリル(ラパンロティ)、エビと魚介類の盛り合わせ(マリスカーダ)、マスタードで食べる豚のお尻の肉(ユールシンカ)などなど。どんな味がするのか、実際に食べてみたいですね。タブレットなどで調べることができる人は、外国のクリスマス料理について調べてみてほしいです。
🍒子どもたちの感想や様子🍒
コロナ禍で黙食ではありますが、今日は子どもたちの笑顔がたくさん見られました。「先生、ケーキの箱持って帰っていい?」と言って、食べ終わった箱を大事そうに持っている子もいました。(山倉小学校の児童の様子より)
令和4年12月20日(火)
今日も大雪の影響が残りました
ごはん いわふね麩のみそしる たれカツ たくあんのおかかあえ 牛乳
いろいろなカツ丼(カツどん)
新潟県では、ヒレカツに甘じょっぱい醤油だれをかけたタレカツ丼が一般的です。お米がとてもおいしいので、新潟県ではシンプルな味付けがされているという説があります。福島県ではソース味のカツ丼、愛知県ではみそ味のカツ丼、東京都では、卵でとじたカツ丼が一般的です。岡山県には、デミグラスソースを使ったカツ丼があるそうです。このように、それぞれの都道府県で、いろいろなカツ丼が好まれているようです。みなさんは、どんなカツ丼が好きですか?
🍒子どもたちの感想や様子🍒
タレカツのソースが甘くておいしかった。(蓮野小学校の児童より)
令和4年12月19日(月)
「食育の日」給食 地場産物
大雪の一日となりました
ようまんま ごもくどうふ さりいものごまがらめ オータムポエムののりまめ和え 牛乳
聖籠町の地場産物
みなさんは「地場産物」という言葉を知っていますか?「地場産物」とは、その土地で収穫された食べ物のことです。今日の給食に使われている「地場産物」は、 〇さりいも 〇オータムポエム 〇大豆 〇米 などです。
聖籠町の大地の恵みと収穫にかかわっている多くの方々に感謝をしながら、しっかりと味わって給食を食べてほしいと思います。
🍒子どもたちの感想や様子🍒
さりいものごまがらめで「さりいも」を初めて食べた子も多かったです。子ども達の好きな甘からい味でおいしかったです。(せいろう幼稚園の園児の様子より)
令和4年12月16日(金)
カラフルピラフ チーズオムレツ ツナポテトサラダ フルーツポンチ 牛乳
食育クイズ⑥
オムレツは、溶き卵に牛乳や調味料を加え、バターやサラダ油などをひいたフライパンで焼いて、半月状や木の葉状に形を整えて作るのが特徴です。さて、もともとオムレツはどこの国の料理でしょうか?今回は5択問題です。
①イタリア ②フランス ③アメリカ ④中国 ⑤日本
オムレツは古代ギリシャの時代から食べられていたようですが、現在の「オムレツ」という名前が付けられたのは16世紀ごろだと言われています。名前の由来については諸説あるので、その中の1つを紹介させていただきます。オムレツは、もともとフランスではオムレットと呼ばれていました。しかし、日本に伝わった際に呼び方が変化をして、オムレツと呼ばれるようになったと言われています。なお、フランス語のオムレットは剣を意味するギリシャ語が由来で、オムレツの形状が剣に似ていることからこの名前が付いたようです(他の説に関してはネット検索等で調べてみてください)。なお、オムライスは日本で考案されたと言われています。 ということで、正解は「② フランス」でした。
🍒子どもたちの感想や様子🍒
給食当番の子が、フルーツポンチの食缶をあけてすぐに顔を近づけ、手であおいで香りを楽しんでいました。配膳時には、量は少なすぎないか・具は全部入っているか・フルーツポンチの盛り付けをみんな真剣にチェックをしていました。フルーツポンチがとっても大好きなんだなあ…ということがよく伝わりました。(山倉小学校の3年生児童の様子より)
令和4年12月15日(木)
おおむぎめん とりしお汁 ちくわのいそべあげ はりはりづけ 飲むヨーグルト
食育クイズ⑤
新潟県の郷土料理である「はりはりづけ」。新潟県の冬の代表的な保存食です。全国的には切り干し大根が使われるようですが、新潟県では割り干し大根(干したぶつ切り大根)が使われます。大根とともに漬けられる昆布、スルメ等がより風味を豊かにしてくれます。さて、ここで問題です。「はりはりづけ」の「はりはり」とは、どのような理由によって名付けられた言葉なのでしょうか?
① 大根を噛んだ時に聞こえてくる音をもとにして名前がつけられた
② 醤油につけられた大根が張った感じに仕上がるので「張り張り」の名がついた
③ 大根を割って作るので「割り割り」だったのが「はりはり」に変化した
人によって感じ方が違うので、噛んだ時の音が「パリパリ」や「ポリポリ」、「カリカリ」等に聞こえるかもしれませんが、「はりはり」は、歯切れのよい物をかんだときなどに出る音や,その様子をあらわす言葉です。 ということで、正解は「① 音」でした。
🍒子どもたちの感想や様子🍒
とりしおじるのめんがおいしかったです。のむヨーグルトのクリスマスデザインがかわいかった。(亀代小学校の3年生の感想より)
令和4年12月14日(水)
ちゅうかどん(むぎごはん) ワカメのちゅうか和え フルーツあんにん 牛乳
食育クイズ④
中華丼(ちゅうかどん)は、白菜や豚肉、うずらの卵などが入った「あんかけご飯」のことを言います。中華という言葉は、中国の人が自分の国を呼ぶ時に使われる言葉です。それでは問題です。「中華丼」は、どこの国で生まれた料理でしょうか?
① 中国(ちゅうごく)
② 韓国(かんこく)
③ 日本
日本で生まれた料理であるなら、メニューの中に「日本丼」があってもいいようなものですが、そのような名前の丼はありません。それと同じ理屈で、中国で生まれた料理だから「中華丼」ではないようです。諸説あるようですが、日本の関東地方にある中華料理屋さんで考えられたメニューのようです(お店のまかない料理としちて出されたものが一般メニューとしてに普及したようです)。天津飯(てんしんはん)も天津でなく日本で生まれた料理です。 ということで、正解は「③ 日本」でした。
🍒子どもたちの感想や様子🍒
中華丼が入っている食缶を囲んで「うまそ~」と話していた3年生。もりもり食べる姿が見られました。(山倉小学校の児童の様子より)
令和4年12月13日(火)
ごはん はくさいと豚バラ肉のにもの ブリのてり焼き 福神漬け和え クレープ 牛乳
出世魚 その2
先月11月22日(火曜日)の献立紹介でも「出世魚(しゅっせうお)」のことを紹介しました。ブリは出世魚で、関東地方と関西地方では呼び方が異なること(イナダと呼んだりハマチと呼んだりする違い等)を紹介しました。最近は地球温暖化で、ブリがとれる海域が北上する傾向にあるようです。さて、新潟県内でブリがよくとれる佐渡島では、大きさによってブリのことをどのように呼んでいるのかを紹介します。一般的にズンベ(200~300g)→イナダもしくはフクラギ(500g~1kg)→ワラサもしくはニマイズル(2~3kg)→ブリ(およそ4kg~) と呼んでいるようです。フクラギは「福来魚」と書き、「福が来る魚」で縁起がいい魚と考えられています。佐渡島内でも「フクラギ」を「フクラゲ」と呼ぶなど、呼び方には若干の違いがあります。
🍒子どもたちの感想や様子🍒
ふくじんづけあえがおいしかったです。1年生は白菜と豚バラ肉の煮物が人気で、たくさんおかわりしていました。(蓮野小学校の児童の感想、1年生の様子より)
令和4年12月12日(月)
とりごぼうごはん とうにゅうなべ たまごやき コーンいりひたし 牛乳
大豆の変身
大豆をゆでてしぼると、しぼり汁が「豆乳」になり、しぼりかすが「おから」になります。「豆乳」から「豆腐」が作られ、さらに「豆腐」から「厚揚げ」や「油揚げ」が作られます。また、大豆を発酵させると「醤油」や「味噌」や「納豆」に変身します。大豆を様々な食品に変身させてきた人間の知恵には本当に驚かされます。小学校3年生の国語の教科書に「すがたをかえる大豆」という説明文の教材がありますので、興味のある方はお読みいただけると幸いに存じます。大人が読んでも「なるほど!」と感じる記述が多いです。
🍒子どもたちの感想や様子🍒
ごはん、おひたし、豆乳なべ、どれも人気で、子どもたちがたくさんおかわりしにきていました。(せいろう幼稚園の4歳児クラスの園児の様子より)
令和4年12月9日(金)
こめ粉パン ミネストローネ てりやきハンバーグ はなやさいサラダ チーズ 牛乳
食育クイズ③
ブロッコリーとカリフラワーは、見た目が似ている野菜です。どちらもアブラナ科でキャベツの仲間です。カリフラワーは、ブロッコリーが突然変異をして、緑色のつぼみが白くなっったものだと言われています。現在は、ブロッコリーはカリフラワーの8倍も生産されています。それでは3択クイズです。「今から60年前は、ブロッコリーとカリフラワーは、どちらの方がよく作られていたでしょうか?」
①やはりブロッコリーの方が多く作られていた
② ほぼ同じくらい作られていた
③ カリフラワーの方が多く作られていた
第二次世界大戦が終わり、洋風文化の広まりとともに先に食べられるようになったのは、実は「カリフラワー」です。白いアスパラガスやセロリと共に「洋菜の三白」と呼ばれ、戦後の洋食を支えました。しかし今から40年前くらいから緑黄色野菜への認識が高まり、ブロッコリーの生産量が初めてカリフラワーの生産量を上回り、現在に至っています。 ということで、正解は「③ カリフラワーの方が多く作られていた」でした。
🍒子どもたちの感想や様子🍒
ハンバーグが肉厚でおいしかったです。カリフラワーもおいしく食べられました!(聖籠中学校の生徒より)
令和4年12月8日(木)
ごはん のっぺ汁 とりのからあげネギソース カレーもやし おこめのガトーショコラ 牛乳
やわはだネギ
今日のからあげのソースには「やわはだネギ」が使われています。「やわはだネギ」は、聖籠町の他、新潟市、新発田市などでも使われています。「やわはだネギ」は、収穫時期によって4月~6月の「春ネギ」、7月~9月までの「夏ネギ」、10月以降の「秋冬ネギ」に分けられます。秋以降は新潟県独特の冷涼な気温とネギの生育に適した湿度により、やわらかく甘くしっとりとしたツヤのあるネギになります。 このネギは、見た目が大変美しいネギです。みなさん、ソースのお味はいかがだったでしょうか。
🍒子どもたちの感想や様子🍒
からあげのたれがおいしかったです。ガトーショコラのケーキが出てとてもうれしかったです。(亀代小学校2年生の感想より)
令和4年12月7日(水)
菜めし ゆきみ汁 きびなごフライ アーモンドきんぴら 牛乳
大雪(たいせつ)
今日は、暦の上では「大雪(たいせつ)」と呼ばれる日です。「大雪」は「雪が激しく降り始めるころ」という意味があります。今日の給食の「雪見汁(ゆきみじる)」ですが、大根おろしを「みぞれ」に見立てて、白玉もちを「雪だるま」に見たてています。お汁の中に雪だるまも入っているので、さがしてみてください。これからますます寒くなると思いますが、バランスの良い食事を摂取して、毎日元気に過ごしてほしいものです。
🍒子どもたちの感想や様子🍒
雪見汁は、大根おろしが入っていていつものお汁と違ったせいか、珍しそうに食べていました。(山倉小学校の児童の様子より)
令和4年12月6日(火)
お誕生日給食
ポークカレー(麦ごはん) こんにゃくサラダ ヤスダヨーグルト 牛乳
らくのう発祥の地
ヤスダヨーグルトが作られている新潟県阿賀野市安田地区(旧安田町)は、「新潟県らくのう発祥の地」と呼ばれています。明治時代の終わり頃、地元の大地主が海外視察をした際に「日本人の体格を欧米人並みにするには乳製品が必要だ!」と考え、帰路に乳牛3頭を購入し、牧場を開設したことによります。バターやチーズ等の乳製品は当時の日本では消費は伸びず、牧場の経営は行き詰まったそうですが、その後、食生活の欧米化や生活水準の向上による乳製品の消費の増加に合わせて酪農が広がり、現在も良質な牛乳の生産地として引き継がれているのだそうです。
🍒子どもたちの感想や様子🍒
ポークカレーとヤスダヨーグルトが人気で、とてもおいしかったです。(蓮野小学校の児童より)
令和4年12月5日(月)
ご飯 こうやどうふのたまごとじ煮 にくだんご ふゆやさいのこうみ和え 牛乳
食育クイズ②
高野豆腐(こうやどうふ)は、スポンジのように、小さい穴がたくさんあいている食品です。高野豆腐を作る時の豆腐は、普段私たちが食べている豆腐よりもかための豆腐を使います。さて、ここで問題です。この「高野豆腐(こうやどうふ)」は、どうやって作るのでしょうか?(三択問題です)
① かための豆腐を塩水の中に入れて、その後しばらく熟成させる。
② かための豆腐を凍らせて、その後しばらく熟成させる。
③ かための豆腐がこわれない程度に圧力をかけて、その後しばらく熟成させる。
高野豆腐は地域によって呼び方が異なり、日本農林規格(JAS)で決められた正式名称は「凍り(こおり)豆腐」です。高野山を中心とした関西圏で「高野豆腐」と呼ばれていたのが全国に伝わったと言われております。他地域では、「一夜凍り」、「凍み(しみ)豆腐」などと呼ばれています。真冬の晴れた日に豆腐を野外で凍結させ、日中は日に当て水分を抜く作業を繰り返し、最後に日干しするのが昔ながらの製法で、昼夜の寒暖の差が大きくないと、きめ細やかで上質のものはできないそうです。 クイズの答えは「②」でした。
🍒子どもたちの感想や様子🍒
肉団子が人気でした。(せいろう幼稚園の園児の様子より)
令和4年12月2日(金)
ご飯 さつま汁 いわしのオレンジ煮 くきわかめの和え物 ふりかけ 牛乳
食育クイズ①
さつま汁は、さつまいもや鶏肉が入ったお汁です。ここでクイズです。さつま汁の「さつま」とは、現在の何県のことを指しているのでしょうか?(三択問題です)
① 新潟県 ② 和歌山県 ③ 鹿児島県
鶏を煮て食べる風習は古くからあったようです。江戸時代から薩摩武士たちが士風高揚のため、盛んに闘鶏をおこなっていた記録があります。その際に負けた鶏を調理して、野菜と一緒に煮込んで食べたのがはじまりだといわれています。また、闘鶏が禁止された後も、各家庭で鶏が放し飼いにされ、来客がある時や祝いの席のために鶏をしめて調理して食べていたと言われています。 クイズの答えは「③ 鹿児島県」でした。
🍒子どもたちの感想や様子🍒
さつま汁の具がどれも温かくておいしかったです。野菜もとっても食べやすかったです。 (聖籠中学校の生徒より)
令和4年12月1日(木)
ゆでちゅうか麺 うまにラーメンスープ はるまき キャベツのちゅうか和え みかん 牛乳
バランスよく食べよう
12月になり、すっかり寒くなってきました。寒くなると、体調をくずす人が増える傾向にあります。そうならないためにも、給食はもちろんのこと、朝や夜の食事でもバランスよく栄養をとってほしいと思います。
それぞれのご家庭で、主食・主菜・副菜がそろったバランスのよい食事が食卓にあがりますように。
🍒子どもたちの感想や様子🍒
ラーメンがとてもおいしかったです。うずらのたまごがたくさん入っていました。はるまきがカリカリしていておいしかった。(亀代小学校の1年生の感想より)