新潟県聖籠町は、政令指定都市である新潟市の北側に隣接している町です。
フルーツの町とも呼ばれ、さくらんぼをはじめ、ぶどう、なし、ももなどのおいしいフルーツがたくさん作られています。
子どもたちが食に興味・関心を持ってくれるよう、おいしい・楽しい・嬉しいと感じられるような魅力ある給食作りを目指していきます。
令和7年3月の給食一口メモ
今日の給食では「ツナサラダ」を提供します。みなさんは「ツナサラダ」が好きですか?今回は「ツナ」に関するクイズを出題します。「ツナ」は何から作られているでしょうか? その1・・・魚 その2・・・鶏 その3・・・大豆 「ツナ」とはマグロだけではなく、カツオなども含む魚や、その魚の身を意味する言葉です。英語の「tuna」に由来する言葉で、「スズキ目サバ科マグロ属」の魚を指します。本マグロだけでなく、びんながまぐろ、きはだまぐろなど十数種類の魚が使われています。 ※「シー◯◯ン」と呼ばれているものは、ある会社の商標名になります。 今年度も、学校給食に関して様々なご支援を賜りました。ありがとうございました。次年度も職員一丸となって、安心・安全でおいしい給食の提供を心がけてまいる所存です。クイズの正解は「その1・・・魚」です。
令和6年度も、おいしい給食をありがとうございました。(せいろう幼稚園職員、園児一同)
ご卒業 おめでとうございます
「風味」という言葉の辞書的な意味は「飲食物の香りや味わい」です。給食的に言えば「食べ物から感じられる、よい香りや深みのある味わい」ということになります。風味を作り出す際には、「食材の組み合わせ」も大切になります(例えば、バナナとバニラを組み合わせるなど)。本日の風味漬けには、しょうがを加えています。しょうがが加わることで、その香りによって食欲が増したり、心がおだやかになったりする効果が期待されます。
いかリングも風味づけもカレーもよく食べていました。おいしかったです!(せいろう幼稚園の子どもたちの様子より)
みなさんは、ねばねばした食べ物と言えば、どんな食べ物を思い浮かべますか?「山芋」「オクラ」「メカブ」「もずく」などなど。ねばねばした食材は、お腹の調子をよくしたり、いろいろな病気を予防したりするパワーがあります。今日のねばねば食材は、「納豆」です。「チーズ納豆」として提供します。納豆とチーズは、同じ発酵食品で味の相性が良く、また納豆の粘り気をマイルドにして食べやすくしてくれるので、納豆がちょっと苦手かもという人にもおすすめの組み合わせ献立です。
子どもたちの大好きなメニューで、よろこんで食べていました。(せいろう幼稚園の子どもたちの様子より)
ご卒園 おめでとうございます
さりいものチーズ包み揚げは、調理場でひとつひとつ丁寧に巻いて、揚げました。
一見、「春巻き」のように見える料理は「砂里芋のチーズつつみ揚げ」です。細く切った砂里芋をベーコンとともに炒めて、チーズと一緒に包んで揚げています。給食で聖籠町産の砂里芋を食べることができるのは、本日が令和6年度最後となります。味わって食べてほしいです。「砂里芋のチーズ包み揚げ」レシピは、こちらの文字をクリックまたはタップしてください。 レシピはこの文字をタップ
つつみ揚げが春巻きみたいで、人気でした。(せいろう幼稚園の子どもたちの様子より)
今年度最後の給食となりました。1年間おいしく栄養満点の給食をありがとうございました。さりいものつつみ揚げが期待どおりのおいしさで、ボリュームがすごかったです。(聖籠中学校の検食簿より)
今日の和え物には「小松菜」が入っています。みなさんは、小松菜とほうれん草の違いがわかりますか? その1・・・「茎」 ほうれん草は根元が赤くなっていることが大きな違いです。また、小松菜の茎は太く淡い緑色をしているのに対して、ほうれん草の茎は細く小松菜よりも濃い緑色をしていることも特徴です。 その2・・・「葉」 小松菜の葉は丸みを帯びた形をしていますが、ほうれん草は先が細くなっています。 その3・・・「味」 小松菜はクセがなく苦味も少ないことが特徴です。ほうれん草は、少し苦味がありますが、味が濃くうまみが強いことが特徴です。また、小松菜は生食することができますが、ほうれん草には多量に摂取すると結石の原因になるシュウ酸が多く含まれているので、アク抜きが必要になります。「サラダほうれん草」など生食できるものもありますが、普通のほうれん草はゆでてアク抜きをしてからいただくのが一般的です。今度、お店の野菜売り場に行ったら、違いを確かめてみてほしいです。「百聞は一見にしかず」です。栄養面から言えば、ほうれん草には食物繊維が多く含まれ、小松菜にはカルシウムが多く含まれています。
高級魚いわし!生徒も家ではなかなか食べないメニューです。骨まで柔らかく炊けていておいしかったです。中華風の五目豆腐は薄味ですが香りとうま味が強く、おいしくいただきました。(聖籠中学校の検食簿より)
もうすぐ春休みですね。春休み期間中も、学校に通学している時と同じように規則正しい生活を心がけてほしいです。朝ご飯は、一日の生活を元気にスタートさせるための大切な食事です。ごはんなどの主食には脳のエネルギー源になるブドウ糖が多く含まれているので、朝から勉強や仕事に集中できます。朝食は一日を活動的にいきいきと過ごすための大事なスイッチですので、毎朝ちゃんとスイッチを入れてほしいです。また、人間が健康に過ごすために欠かすことのできない体内時計は、光と関係があり、太陽がのぼっている間は活動的に、しずんだら休息しなさい…と働きかけています。これを「体内リズム」といいます。「体内リズム」が自分の「生活リズム」とズレてしまうと、からだにとってはとても大きなストレスとなります。「体内リズム」と「生活リズム」のズレをなくすには、まず朝食をしっかりとることがとても大切です。からだにとって、そして心にとって、快適なリズムを今のうちにしっかり身体で覚えていくことが大事ですので、春休み期間中も、毎朝しっかり食べるようにしてください。
どれも喜んで食べていました。りんご組完食しました。(せいろう幼稚園の子どもたちの様子より)
デザートがおいしかったです。1年間ありがとうございました。(蓮野小学校の子どもたちの感想より)
今年度最後の給食おいしくいただきました。さりいもで聖籠らしさ、クレープでお祝いの特別感、たっぷりと感じました。(山倉小学校の検食簿より)
最近は、価格が高騰しているのが非常に気がかりですが、キャベツは一年中お店で見かけることのできる野菜の一つです。キャベツは季節によって葉の巻き方や形、色、硬さなどが違っています。3月頃から5月頃のキャベツを「春キャベツ」と言います。春キャベツの主な産地は、海洋性気候で、冬でも暖かい地域です(千葉県や神奈川県など)。全体の形は丸い球形で内部は黄緑色をしており、葉の巻きがゆるいです。葉はやわらかめで、みずみずしい食感です。生食に適しているので、本日はサラダにしてみました。キャベツの鮮度や甘みを十分に感じてもらえると思います。
えびカツがおいしかったです。(聖籠中学校の子どもたちの感想より)
ポークビーンズが熱々でトマトの酸味もさわやかでおいしかったです。わかめサラダがシャキシャキフレッシュでおいしいです。かんきつ(デコポン)が大好評でした。(聖籠中学校の検食簿より)
今日は、ふだんの食事のマナーについて見直してみましょう。1・・・姿勢 ひじをつかず、背すじを伸ばして食べるようにしていますか 2・・・食器 茶わん、汁わんなどをきちんと持って食べていますか 3・・・会話 食事中にふさわしい話題で会話をしていますか。口に食べ物が入ったまま会話をしないように気を受けていますか 4 感謝の気持ち 心をこめて「いただきます」「ごちそうさまでした」のあいさつをしていますか 5 手洗い 配膳や食事の前に、ていねいに手洗いをしていますか などなど 食事のマナーを守って楽しい食事ができるようになってもらいたいです。
おろしハンバーグが特においしかったです。ありがとうございます。(亀代小学校の感想より)
給食のカレーのおいしさの秘密は、たくさんの野菜をじっくりと炒め、時間をかけて煮込んで調理していることです。また、調理場の調理員さんは、心をこめて丁寧に調理しています。丁寧に野菜を切り、丁寧に煮込みます。愛情がたっぷり詰まったカレーと言えます。この調理場のホームページでもカレーの調理の様子を動画で視聴できるので、動画のページをぜひともご覧ください。
「今日のカレーはチキンだね!」と話しながらランチルームに入ってきた子どもたち。カレーはもちろん人気ですが、じゃこの入ったサラダもよく食べていました。(山倉小学校の子どもたちの様子より)
今から14年前の2011年3月11日14時46分頃に東日本大震災が発生しました。本日は、震災からの復興を願って、宮城県の料理を提供します。被災地の宮城県では「笹かまぼこ」と「仙台麩」がよく食べられています。笹かまぼこは、明治・大正の頃は、その形状から、「べろ[舌]かまぼこ」や「手のひらかまぼこ」と呼ばれていました。昭和の時代に伊達家の家紋である「竹に雀」から、「笹かまぼこ」と呼ばれるようになりました。「仙台麸」は、厳選した小麦粉とタンパク質(グルテン)を練り合わせ、新鮮な植物油で時間をかけて丁寧に揚げた麩で、独特の食感と風味の良さが特徴です。笹かまぼこは「いそべ揚げ」に、仙台麩は「煮物」にしました。じっくりと味わって食べてほしいです。
おかず(仙台麩の煮物)がふわふわでおいしかたです。(蓮野小学校の子どもたちの感想より)
仙台麩を初めて食べました。しっかり味がしみていておいしかったです。ごま酢あえは、ごまの風味があり、味付けもちょうど良かったです。笹かまと青のりの組み合わせがおいしかったです。(蓮野小学校の検食簿より)
「ごぼう」の漢字の問題については、3月5日(水)の午後8時からの某テレビ番組でも出題されました。
きんぴら、柳川鍋、けんちん汁などになくてはならない野菜の「ごぼう」。本日は、給食の新メニューの「とりごぼうごはん」を提供します。うまみの出る鶏肉に、香りや食感のよいごぼうを合わせた「混ぜご飯」です。ごぼうや鶏肉にしっかり下味をつけているので、おいしく食べてもらえるのではないかと思います。さて、ごぼうに関するクイズを出題します。 「ごぼう」を漢字で書いた時に、漢字の中にはある動物の漢字が含まれます。それはどれでしょうか? その1・・・牛(うし) その2・・・馬(うま) その3・・・羊(ひつじ) 「ごぼう」の漢字表記は「牛」+「蒡」で「牛蒡」となります。 もともと「ごぼう」は中国から伝来した薬草とされます。中国では大きな草木を表す際に牛の字を使用するようです。「蒡(ぼう)」というのは、草の名前。「ごぼう」は「蒡(ぼう)」という大きな植物に似ており、そこから転じて「牛+蒡=牛蒡」という漢字表記が使用されるようになったとされています(別の説では、ごぼうが牛のしっぽに似ているからというものもあります)。 ということで正解は「その1・・・牛」でした。
花野菜サラダ、ブロッコリーたっぷりでおいしかったです。(せいろう幼稚園の感想より)
本日の味噌汁には「あさり」が入っています。あさりは、一年中店頭に並んでいますが、あさりが最もおいしくなるのは、海水の温度が上がり、身がぷっくり膨らむ春だといわれています。あさりはカルシウムやカリウム、亜鉛、鉄などのミネラルを多く含み、特にビタミンB12は貝類の中でナンバーワンの含有量です。またあさりには、うまみ成分のタウリンやコハク酸も豊富に含まれています。あさりは、加熱したときの汁にうまみ成分や栄養素が多く含まれるため、煮汁ごと食べられる調理がおすすめです。本日の味噌汁で、あさりのうま味を存分に味わってほしいです。
チーズきりざいがおいしかったです。(聖籠中学校の子どもたちの感想より)
きりざいが久しぶりで嬉しかったです。まちがいなくおいしいです。具がぎっしりつまったメンチカツ、ボリューミーでした。温かいうちに食べられるのが嬉しいです。(聖籠中学校の検食簿より)
本日は、食材に関するクイズを出題します。本日のごま味噌ラーメンスープに入っている野菜は何種類あるでしょうか? 5択問題です。 その1・・・3種類 その2・・・4種類 その3・・・5種類 その4・・・6種類 その5・・・7種類 「数が多いと回答者はびっくりするはず」と考えた方は、勘が鋭いと思います。 正解は「その5・・・7種類」です。 ちなみにスープに使用されている野菜は、①にんにく ②しょうが ③メンマ ④にんじん ⑤キャベツ ⑥もやし ⑦長ネギ です。 にんにくやしょうがは、骨や肉のくさみをおさえる効果があり、にんじんやキャベツは、スープに甘味や深みを加えるために使います(それぞれの野菜ごとに甘味の種類が違います)。
コロコロきゅうりがおいしかったです。(山倉小学校の子どもたちの感想より)
おいしくいただきました。ありがとうございます。(亀代小学校の検食簿より)
出世魚と呼ばれる魚は複数あり、ブリ、スズキ、ボラなどが有名ですが、サワラも出世魚の一つです。1年後には50cm、2年で70cm、3年で80cmと、イワシやイカナゴなどの小魚を食べながら猛烈なスピードで大きくなっていき、大きくなるにつれてサゴシ⇒ヤナギ⇒サワラと呼び名が変わっていきます。くせのない柔らかな身質は特に焼き物として人気が高く、大衆魚として幅広く活用できる魚です。かつては西日本の温暖な地域でとれる魚でしたが、近年では海水温の上昇の影響でしょうか、新潟県のみならず、(もちろん聖籠町も含まれます)東北地方や北海道地方などでも漁獲され、その生息範囲を広げていることも注目されています。今から14年前には「日本海で急増したサワラ」というタイトルの研究発表が新潟県で行われています。サワラは、身が柔らかく、骨が少なめな魚ですので、本日の塩麹焼きは、魚が苦手という人も比較的食べやすいのではないかと思います。
春雨の炒めものがおいしかったです。(山倉小学校の子どもたちの感想より)
魚や野菜が苦手な3年生の子が、今日の給食を完食していました。3月は完食する人が増えて、一年間の成長を感じ、とてもうれしく思います。(栄養教諭より)
マーボー丼やカレーライスなど、ごはんにかけて食べる献立が提供された日は、十分に噛まないで食べてしまう傾向が見受けられます。噛み応えのないメニューは、すぐに飲み込んでしまうので、噛む回数が自然と増える食材やメニューを選ぶことがポイントとなります。本日の給食には、茎わかめなど、噛み応えのある食材を組み合わせるように配慮しました。食事から栄養を摂ることで生きている私たちにとって、よく噛むことは、健康に深く関わっています。よく噛んで食べることは、生活習慣病の原因の一つである肥満の予防になります。よく噛むことによって、脳は少量でも満腹感を感じやすくなり、食欲が抑えられるからです。それ以外にも、よく噛んで食べることで、食材本来の味を感じることができます。また、あごを開けたり閉じたりするため顔などの骨や筋肉が動き、これにより血流が増加し、脳に酸素と栄養が送られるため、脳細胞の働きが活発になり、反射神経や記憶力、集中力、判断力などがよくなります。さらに噛む動作によってあごや口のまわりの筋肉を動かすことは、表情を豊かにしたり、きれいな発音で話すことにもつながり、イキイキとした表情でのコミュニケーションの後押しとなることが期待されます。「飲み込もうと思ったら、あと10回噛む」とか「食べ物の形がなくなるまで、よく噛む」とか「先の食べ物を飲み込んだら、次のものを口に入れる。口に食べ物が入っている間は、水分を摂らない」等、自分で実行できる方法で「よく噛む習慣」を身に付けていってほしいです。
うまかった!(蓮野小学校の子どもたちの感想より)
茎わかめがシャキシャキとした歯応えでおいしかったです。マーボー丼は辛くないのですが、うまみがあっておいしかったです。デコポンは甘くておいしかったです。(蓮野小学校の検食簿より)
中学校の沢煮椀には、「卒業おめでとう」の気持ちを込めて、お祝いなるとを入れました。
3月生まれのみなさん、お誕生日おめでとうございます。みなさんが健康で過ごせるように、本日はひなまつりゼリーを用意しました。旧暦の3月3日は桃の花が咲く季節にあたるため「桃の節句」ともよばれています。桃の花には魔除けの力があると信じられており、病気や災いを遠ざけることから、縁起が良いものとして飾られるようになりました。古代中国でおこなわれていた災厄を払うための行事が日本に伝わり、貴族の子女の遊びであったひいな遊びと結びついて、現在のひな祭りの形ができあがったと言われています。菱餅の3色のカラーの意味と重ねる順番には諸説ありますので、そのうちの一つの説を紹介します。☆緑色:厄除け、健康 ☆白色:子孫繁栄、長寿 ☆赤色;魔除け、先祖を尊ぶ心、解毒作用 ◇下から緑→白→赤の順の菱餅の場合:雪の「下」には新芽が芽吹き、桃の花が咲いている ◇下から白→緑→赤の順の菱餅の場合:雪の「中」から新芽が芽吹き、桃の花が咲いている。 菱餅がひし形をしているのも、諸説があり、繁殖力が強い「ひしの実」を模している、真四角を伸ばして長寿を祈願した、心臓の形を模したなどがそのうちの一つの説です。
大好きなメニューでどれも喜んで食べていました。(せいろう幼稚園の子どもたちの様子より)