聖籠町の給食

新潟県聖籠町は、政令指定都市である新潟市の北側に隣接している町です。

フルーツの町とも呼ばれ、さくらんぼをはじめ、ぶどう、なし、ももなどのおいしいフルーツがたくさん作られています。

子どもたちが食に興味・関心を持ってくれるよう、おいしい・楽しい・嬉しいと感じられるような魅力ある給食作りを目指していきます。

令和7年1月の給食一口メモ

1月31日(金) 節分【メニュー】  ★ごはん  豆乳なべ  たらのおろしソース  ゆかり和え  ミニゼリー(園)  福豆(小中)  牛乳★

 1月31日(金)節分

 節分の日は決まっているわけではありません。なぜかというと節分の日付は立春の影響を受けて変動するからです。2025年の節分は、2月2日(日曜日)です。2025年の立春が2月3日であるため、その前日の2月2日が節分となります。節分の起源は、古代中国の「追儺(ついな)」という儀式にさかのぼります。追儺(ついな)は、悪霊を追い払うための行事で、日本に伝わる際に、豆を使った風習が加わりました。豆は、昔から「魔を滅する」という意味を持っており、邪気を払うために撒かれるようになりました。その後、特に豆まきが一般的になり、「鬼は外、福は内」という掛け声と共に豆をまくことで、家庭の中に悪いものが入らないように祈ると同時に、年齢の数だけ豆を食べることで、健康を祈るという風習も根付いてきました。豆は「大豆」を用いることが一般的ですが、地域によっては「南京豆」など他の種類の豆を使用することもあります。今日はちょっと早い「節分給食」を提供します。魔を滅する「まめ」にちなんだ献立が含まれています。

1月31日(金)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

豆乳鍋はしょうがの風味が効いておいしかったです。豆乳や鶏肉のくさみもなくてGoodでした。タラの皮がパリパリに揚がっていて、たれとよく合っていました。タラは焼いたり揚げたりすると身が固くなって苦手ですが、今日のタラはやわらかくておいしかったです。(聖籠中学校の検食簿より)

1月30日(木) ナンのクイズ【メニュー】  ★ナン  かきたまスープ  こんさいドライカレー  ブロッコリーサラダ  牛乳★

 1月30日(木)ナンのクイズ

 本日は「ナン」に関するクイズを出題します。「ナン」は、インド発祥のパンと言われています。それでは2択問題です。「インドの人たちは、ほぼ毎日『ナン』を食べているでしょうか?」   その1・・・ほぼ毎日「ナン」を食べている   その2・・・ほぼ毎日というほど食べてはいない   日本人の感覚として「インドの人たちは毎日カレーとナンを食べることができてうらやましいなあ」と思うことがあるかもしれませんが、インドにおいて「ナン」は「レストランやお店で食べるものであって、一般家庭で食べるものではありません」。インドにおいて、ナンは「タンドールオーブン」と呼ばれる土釜で作りますが、この土釜は一般家庭にはほとんどありません。したがって、ナンはインド人にとって日常的に食べるものではないということになります。北インドでは主にチャパティ、南インドでは米を食べる習慣があるそうです。チャパティは、見た目はナンそっくりな主食です。大きな違いとしては、ナンは精製された小麦粉を使うのに対して、チャパティは全粒粉を使います。また、ナンは乳製品や卵をたっぷりと使うのでふんわりとした仕上がりになり高級感がありますが、チャパティは塩と水を加えて焼くだけなので、至ってシンプルな料理と言えます。ナンはインドの宮廷料理として分類されるほど、一般家庭には縁遠いものとされています。対してチャパティは、どの家庭にもある鉄板やフライパンを用いて作るので、シンプルな調理過程と相まって、日常的に食べられているようです。南インドでは河川が多く、人々は畑作や稲作を盛んに行うようになり、日常的に米を食べるようになりました。ということで正解は「その2・・・ほとんど毎日ナンを食べているわけではない」でした。

1月30日(木)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

ドライカレーの味付けがちょうどよかったです。(亀代小学校の感想より)

1月29日(水) 聖籠中学校のリクエストメニュー【メニュー】  ★ごはん  沢煮椀  ヤンニョムチキン  コロコロきゅうり  スイートポテト  牛乳★

 1月29日(水)聖籠中学校のリクエストメニュー

 本日は、聖籠中学校のリクエスト給食を提供します。「キムタクごはんを食べたい」というリクエストもありましたが、塩分が過多となってしまうので、ごはんは通常の白ご飯にしました。「キムタクごはん」は2月に提供するので、楽しみにしていてください。

1月29日(水)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

ヤンニョムチキンは、タレも大人気でした。欠席者の多いクラスもありましたが、おかわりであっというまになくなっていました。(栄養教諭より)

1月28日(火) 蓮野小学校6年生が考えた献立②【メニュー】  ★ピラフ  クラムチャウダー  ハンバーグトマトソース  わかめサラダ  牛乳★

 1月28日(火)蓮野小学校6年生が考えた献立②

 今日の給食は、蓮野小学校6年生が家庭科の学習の時間に考えた献立②を提供します。献立名は「冬の献立」です。貝の旨味とクリーミーでやさしいスープが絶妙にマッチする「クラムチャウダー」は、体も心も温めてくれる味わいが魅力で、いろどりのきれいな「ピラフ」との組み合わせが素敵な献立となっています。しっかりと味わって食べてください。

1月28日(火)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

ハンバーグトマトソースのあじつけがちょうどよくておいしかったです。(蓮野小学校の子どもたちの感想より)

1月27日(月) 鮭のクイズ 鮭は赤身の魚?白身の魚?【メニュー】  ★ごはん  じゃがいものそぼろ煮  鮭の塩焼き  れんこんのごまだれサラダ  ジョア★

 1月27日(月)鮭のクイズ 鮭は赤身の魚?白身の魚?

 いきなりクイズです。「サケは赤身の魚ですか、それとも白身の魚ですか?」  赤身魚と白身魚の区別は、魚の筋肉内に含まれている色素タンパク質(赤い色素)のヘモグロビン(酸素を運ぶ役割)とミオグロビン(酸素を貯蔵する役割)の量で決まります。色素タンパク質の量が多い魚は主に回遊魚(高速で泳ぎ続ける魚)で、マグロ、カツオ、ブリなどです。回遊魚は運動量が多いので、大量の酸素が必要です。そのため、酸素を体内に運搬・供給する色素タンパク質を白身魚より多く蓄積されているので、身が赤く見えるのです。鮭も身が赤っぽいので赤身の魚かな?と思いがちですが、分類上は「白身の魚」です。鮭の身は稚魚のうちは白いのですが、成長するにつれ、海に出て甲殻類動物プラ ンクトンのオキアミ類などを多く食べ、それが体内で蓄積していき、どんどん身が赤くなっていくのです。そうです!赤身魚と定義されている色素タンパク質(ミオグロビン、ヘモグロビン含量)とは違う理由で、鮭は身が赤くなるのです。ということで、正解は「白身の魚」でした。(※魚は、ミオグロビンなどの色素タンパク質が多く含まれているかどうかで区別され、100グラム当たり10ミリグラム以上あれば赤身魚、なければ白身魚とされます。サケも長距離を移動しますが、あまり移動せず同じ海域にとどまっている時期もあり、マグロなどのように常に長距離を泳ぎ続けているわけではありませんので、「ヘモグロビン」や「ミオグロビン」の含有量が少ないというわけです)。

1月27日(月)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

鮭の塩焼き、じゃがいものそぼろ煮、よく食べていました。おいしかったです。(せいろう幼稚園の子どもたちの様子より)

🍒給食週間の動画集🍒 ※該当する文字か画像をクリックまたはタップして動画をご覧ください。 

その1 砂里芋と大豆の揚げ煮(前編)    

その2 砂里芋と大豆の揚げ煮(後編)     

その3 チキンカレー

1月24日(金) 聖籠町の食材【メニュー】  ★米粉パン  聖籠野菜のポトフ  オムレツ  オータムポエムのマヨネーズ和え  ブルーベリージャム  牛乳★

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1月24日(金)聖籠町の食材

 聖籠町の農業は、水稲を基幹にして果樹、野菜等との複合経営が主流となっています。聖籠町は「果樹の里」と呼ばれており、初夏は「さくらんぼ」の生産が有名です。今の季節は「砂里芋」が有名な農産物と言えると思います。これら以外にも季節ごとにいろいろな食材が栽培されています。おいしくて安心な給食の食材を提供するために、食材を栽培したり運搬したりしてくださる農家の皆様方に感謝をする気持ちでいただきましょう。

1月24日(金)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

聖籠野菜のポトフがおいしかったです。(聖籠中学校の子どもたちの感想より)

オータムポエムは、マヨネーズとよく合っておいしいです。里芋、大根、ごぼう、人参・・・野菜たっぷりのポトフで体が温まりました。(聖籠中学校の検食簿より)

1月23日(木) 佐渡の料理  寒ブリ・ながも【メニュー】  ★ごはん  ながもの味噌汁  佐渡産ぶりタレカツ(米粉)  いかのサラダ  牛乳★

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1月23日(木)佐渡の料理  寒ブリ・ながも

 昨年の夏(7月27日)、佐渡の金山が世界遺産に登録されました。ブリは、佐渡島で「佐渡市の魚」として島民に親しまれており、その中でも「冬魚の王様」と言われています。冬季に獲れる佐渡の寒ブリは、北の海で餌をたっぷりと食べ、太った体は丸々とふっくらしており、脂がのっているのが特徴です。本日は、佐渡の代表的な冬の味覚である「寒ブリ」をタレカツでいただきましょう。また、味噌汁に入っている「ながも」は、佐渡でよく食べられている海藻です。ながもの正式名称はホンダワラ科アカモクです。独特の粘りを持っており、食物繊維たっぷりで、成熟期の2~3月には10mにも成長します。粘り気の正体は、アルギン酸という水性の食物繊維で、お腹の調子を整えたり、血中コレステロールを低下させる働きがあります。近年、健康食品として注目を集め、全国的にながもを食用とする地域が増えてきています。熱湯にくぐらせると茶色から鮮やかな緑色となり、シャキシャキした食感が特徴です。

1月23日(木)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

ぶりたれかつがおいしかった。(山倉小学校の子どもたちの感想より)

佐渡メニューで佐渡を感じました。(亀代小学校の検食簿より)

山倉小の3年生と一緒に給食をいただきました。ぶりたれかつも、ながものみそしるも人気でした。「うまい」と言って食べていました。(栄養教諭より)

1月22日(水) 京都府の料理  衣笠丼【メニュー】  ★衣笠丼(麦ごはん)  ゆばのごま和え  みかんゼリー(園)  わらびもち(小中)  牛乳★

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1月22日(水)京都府の料理  衣笠丼

 京都の世界遺産は、「古都京都の文化財」です。京都府には、たくさんの神社やお寺があります。「衣笠丼」という名前の由来は、金閣寺の近くにそびえる衣笠山からきています。平安時代に、宇多天皇が真夏に「雪をかぶった山を見たい」と望まれ、白い絹を集めて山を覆い雪に覆われた山に見立てたことから、その名前が付いたといわれています。油揚げとネギにふんわり白身の卵がのった姿が、青々とした木々の上に白絹をかけた衣笠山を思わせることから、衣笠丼と呼ばれるようになったといわれています(他にも、刻んだおあげを山に見立てたなど、名前の由来には諸説あるようです)。だしを含んだジューシーな油揚げとふんわりとした卵がおいしい献立となっています。

1月22日(水)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

わらびもちがおいしかった。(山倉小学校の子どもたちの感想より)

給食で初めて食べる機会に恵まれたメニューでした。(わらびもちは給食で初めて!)衣笠丼、上品な親子丼の感じでとてもおいしかったです。再登場を期待しています。(山倉小学校の検食簿より)

1月21日(火) 群馬県の料理 おっきりこみ【メニュー】  ★ごはん  おっきりこみ  とうふハンバーグねぎソース  こんにゃくきんぴら  牛乳★

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1月21日(火)群馬県の料理 おっきりこみ

 今日は、世界遺産「富岡製糸場」のある群馬県の料理を提供します。群馬は小麦粉の名産地で、水はけのよい田んぼや冬に吹く乾燥した冷風・からっ風の影響を受けて元気に育ち、その生産量は全国トップクラスです。群馬県では、小麦粉を使った加工品もさかんに製造しており、「おっきりこみ」「おきりこみ」はその代表格と言えます。「おっきりこみ」「おきりこみ」は、小麦で作った幅広の麺を、各家庭にある野菜やきのこなどとともに煮込む麺料理です。麺の生地を麺棒などに巻いて、包丁で「切り込み」を入れることから「おっきりこみ」「おきりこみ」と名付けられたと言われています。小麦粉で作った無塩の幅広麺を、各家庭にある野菜とともに大鍋に入れ、ゆでずにそのまま煮込みます(今回の麺は、市販の冷凍麺を使用しているので、本場の「おっきりこみ」との違いがあることはご了承ください)。野菜は各家庭により異なります。ニンジンや長ねぎ、大根、しいたけ、じゃがいも、里芋などを使ったり旬の食材を活用したりします。子どもたちや若者に地元の郷土料理を知ってもらうために実施される「調理講習会」では、「おっきりこみ」「おきりこみ」を作る講習会が行われているそうです。私たちも聖籠町の伝統的な食材や郷土料理を確実に後世に伝えられるようにしていきたいものです。

1月21日(火)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

とうふハンバーグがおいしかった!!(蓮野小学校の子どもたちの感想より)

給食で群馬県の郷土料理「おっきりこみ」を食べれるなんて幸せです。豆腐ハンバーグは、栄養もありますし、ねぎソースもとてもおいしかったです。こんにゃくきんぴらの味付けもおいしかったです。(蓮野小学校の検食簿より)

1月20日(月) 静岡県の料理 「静岡おでん」【メニュー】  ★わかめごはん  なめこ汁  とりの唐揚げ  カレーもやし  牛乳★

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1月20日(月)静岡県の料理 「静岡おでん」

 今年度の給食週間のテーマは「給食で日本の世界遺産巡り&聖籠町の食材を味わおう」です。本日は、世界遺産の「富士山」で有名な静岡県の料理を提供します。静岡おでんは、牛すじ、黒はんぺん、練り物、大根、卵など具材を全て串に刺し、色の黒いだし汁で煮込み、青のりや魚のだし粉をかけて食べる静岡市の郷土料理です。市内では、駄菓子屋でも売っているため、おやつがわりに子どもの頃から慣れ親しんでいる人が多いそうです。静岡おでんのはじまりは大正時代で、当時から駿河湾で水揚げされる魚介類を利用できたため、黒はんぺんなど魚のすり身(イワシのすり身など)を使った練り製品がおでんの具に使われていました。おでん種も出汁もじっくりと味わってほしいです。 ※「静岡おでん」は外国人の口には、なかなか合わない傾向があるという某テレビ番組もありましたが、日本の伝統的な郷土料理として味わって食べてほしいものです。

1月20日(月)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

少し遠い地域の話をしながらいただきました。(せいろう幼稚園の様子より)

給食週間初日のメニュー、おいしくいただきました。おでんは、いろいろな具材が入っていて、切るだけでも大変だろうなぁと想像していました。楽しみにしています。(山倉小学校の検食簿より)

1月17日(金) 蓮野小学校の6年生が考えた献立①【メニュー】  ★わかめごはん  なめこ汁  とりの唐揚げ  カレーもやし  牛乳★

1月17日(金) 蓮野小学校の6年生が考えた献立①

 蓮野小学校の6年生は、家庭科の学習の時間に、給食の献立を考えました。献立名は「おいしい給食」です。冬が旬のホウレンソウや大根などの野菜と、人気の高い唐揚げを組み合わせています。冬のほうれん草は、自身が凍ってしまわないよう甘みを蓄えており、おいしく食べられますし、この時期の大根も、寒さから身を守るために糖分が増すので、みずみずしくて甘みがあります。「おいしい給食」の献立名にぴったりの食材が使用されており、食べやすく栄養バランスのよい献立になっていると思います。残さず味わって食べてほしいです。

1月17日(金)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

なめこ汁がおいしかったです。(聖籠中学校の感想より)

給食には色々なみそ汁がありますが、なめこ汁は特に人気です。(栄養教諭より)

1月16日(木) わかさぎ(公魚)【メニュー】  ★米粉麺  豆腐チゲスープ  わかさぎフライ(園は2本 小中は量で盛り付け)  切り干し大根の中華和え  牛乳★

1月16日(木) わかさぎ(公魚)

 ワカサギは、ニシン目キュウリウオ科に属する魚で、汽水域にも淡水域にも生息します。凍結した湖で穴釣りが行われる様子を映像等でご覧になった方もいらっしゃることと思います。ワカサギの漢字は「公魚」「鰙」「若鷺」などを当てます。「公魚」は江戸時代、霞ヶ浦の北にある麻生の藩主が毎年、徳川幕府11代将軍の徳川家斉に対して年賀に参上するときに串焼きのワカサギを献上し、将軍家御用達の魚「御公儀の魚」であったことに由来するそうです。また、「ワカサギ」の名前は「幼い」という意味の「ワカ」と、「小魚」という意味の「サギ」を合わせた語でもあり、魚へんに「若」と書く漢字の「鰙」は、この語源に基づいて作られた和製漢字です。もう一つの「若鷺」は、「若」が「幼い・小さい」、「鷺」が「白い」を表すことに由来します(鳥の鷺<サギ>が捕食していた魚がワカサギであったことに由来するという説もあります)。ワカサギの旬は冬と春で、特に3月は脂が乗って一段とおいしくなると言われています。ワカサギは丸ごと食べられるので、カルシウム補給には申し分ありません。また、貧血予防に効果のある鉄分、口内炎の予防に効果のあるビタミンB2、老化防止に役立つビタミンEも豊富に含まれています。本日は、フライにしてみました。骨までしっかり食べてほしいです。

1月16日(木)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

今日は、亀代小学校の1年生と一緒に給食を食べました。こめこめんと、豆腐チゲスープが人気でした。給食を作る様子をテレビで見せると、「おいしかった」「いつもありがとう」と大勢の子が声をかけてくれました😊(栄養教諭より)

1月15日(水) 小正月給食【メニュー】  ★ごはん  白玉雑煮(園は「白玉」なし)  赤魚の西京味噌焼き  レンコンのごまマヨ和え  牛乳★

1月15日(水) 小正月給食

 日本では明治の初めまで、月の満ち欠けを基準として一年の長さを決めていました。小正月とは、旧暦の1月15日でその年の最初の満月の日をさします。正月を大正月(おおしょうがつ)と呼ぶのに対して、満月はめでたいものとして、この日を「小正月(こしょうがつ)」と呼んで祝っていました。現在では、新暦の1月15日に祝う地域が多くなっています。この日に行われる行事としては、「塞の神まつり」「どんど焼き」が有名です。(地域によって様々な呼び方があります。)  稲を刈り取ったあとの田んぼや神社などで、正月飾りの門松やしめ縄飾り、書初めなどを、大きな焚火になるように組んだ木や竹などの柱に結びつけ、14日の夜か15日の朝に願いを込めて燃やす火祭りです。この火で焼いた餅やだんごを食べ、その煙を浴びると、その年1年は無病息災で過ごせると言われています。小正月には、おもちやあずきがゆを食べることが多く、本日の汁物にもおもち(白玉)が入っています。

1月15日(水)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

赤魚の西京みそ焼きがおいしかったです。(山倉小学校の子どもたちの感想より)

1月14日(火) 山倉小学校3年生の考えた砂里芋カレー&お誕生日給食【メニュー】  ★砂里芋カレー(麦ごはん)  チョコクレープ  福神漬和え  牛乳★

1月14日(火) 山倉小学校3年生の考えた砂里芋カレー&お誕生日給食

 本日はお誕生日給食です。1月生まれのみなさん、お誕生日おめでとうございます。本日はカレーを提供します。山倉小学校の3年生は、総合的な学習の時間に「砂里芋をおいしく食べられるレシピ」を考え、砂里芋献立コンテストを行いました。そのコンテストの中で一番人気が高かったのが、本日の「砂里芋カレー」です。まろやかでやさしい感じのカレーに仕上がっているのではないかと思います。砂里芋がどこに入っているのかを探しながら味わってみてください。

1月14日(火)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

さりいもカレーのさりいもがやわらかくておいしかったです。(蓮野小学校の子どもたちの感想より)

1月13日(月)  成人の日  一月の第二月曜日  

おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。 


1月10日(金) ミートソースポテト【メニュー】  ★食パン  白菜のクリーム煮  ミートソースポテト  アーモンドサラダ  牛乳★

1月10日(金) ミートソースポテト

 本日は、新メニューのミートソースポテトを提供します。食パンに乗せて食べてください。ミートソースは、ひき肉を大豆ミートに変えて作っています。大豆ミートは一般的に、通常のお肉と比べて低カロリーかつ低脂肪である点が大きな魅力です。大豆ミートのカロリーや脂肪が少ない理由は、もともと原料のなかに含まれている油分がお肉などと比べて少ないため、カロリーと脂肪も少なくなる傾向にあるからです。大豆ミートは、三大栄養素のひとつであるたんぱく質が豊富に含まれるのも大きな特徴です。そもそも非常にたんぱく質のバランスがいい大豆が原料であるため、お肉に負けないほどの良質なたんぱく質を摂ることができます。豆が苦手な人も、おいしく食べられるように調理されていると思います。食べてみてどんな感想をもったか教えていただけると幸いです。

1月10日(金)  🍒子どもたちの様子や感想🍒  

ミートソースポテトがおいしかった。(聖籠中学校の子どもたちの感想より)

今日は、山倉小学校の6年生と一緒に給食をいただきました。初めてのミートソースポテト、食パンにのせたり、つけたりして食べていました。白菜のクリーム煮も、野菜がたっぷり入っていましたが、大人気でした。(栄養教諭より)

1月9日(木) 蓮野小学校5年生が考えた味噌汁  亀代小の給食開始【メニュー】  ★豚丼(麦ごはん)  冬の野菜たっぷり味噌汁  豚丼の具  たくあん和え  だいだいのババロア  牛乳★

1月9日(木) 蓮野小学校5年生が考えた味噌汁  亀代小の給食開始

 今日の味噌汁は、蓮野小学校の5年生が家庭科の時間に考えた味噌汁を提供します。白菜など冬が旬の野菜を多く入れているのが特徴です。冬野菜は、寒さで凍ることがないよう細胞に糖を蓄積するため、糖度の高い野菜が多く、食べた時に甘くておいしく感じられます。また、ビタミンやカロテンなどの栄養価を多く含む野菜は、風邪を予防したり体をあたためたりしてくれるとも言われています。

1月9日(木)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

おしるがおいしかったです。(蓮野小学校の子どもたちの感想より)

今日のみそ汁は、蓮野小の子が考えたということで昼の放送でも紹介させてもらいました。味はもちろんおいしかったです。豚丼は、たくあん和えと半分ずつご飯にのせていただきました。とてもおいしかったです。(蓮野小学校の検食簿より)

1月8日(水) 新しいことが始まる年 へび年  幼稚園・蓮野小・山倉小・聖籠中の給食開始【メニュー】  ★ごはん  わかめの味噌汁  とりのアップルソース焼き  紅白サラダ  牛乳★

1月8日(水) 新しいことが始まる年 へび年  幼稚園・蓮野小・山倉小・聖籠中の給食開始

 どちらかというと「怖いイメージ」のあるへびですが、その一方で、恩を忘れずに返す動物とも言われており、中国の隋の時代の王が救ったへびが、「夢に現れて財宝を捧げていった」という話が伝わっているそうです。へびは、古くから豊穣の神・天候の神として信仰の対象とされてきました。脱皮をするへびは「復活と再生」を連想させ、不老長寿や強い生命力につながる縁起のいい動物と考えられています。へび年は、新しいことが始まる年になると言われていますし、「巳(み)」を「実」にかけて「実を結ぶ」年とも言われているようです。2025年は、ここぞという時に力を発揮できるよう、給食をバランスよく食べて、体も心も大きく成長させていきましょう。

1月8日(水)  🍒子どもたちの様子や感想🍒  

とりのアップルソース焼き、喜んでよく食べていました。(せいろう幼稚園の子どもたちの様子より)

久しぶりの給食おいしくいただきました。チキンはバリッ+アップルソースのハーモニーが絶妙でした。給食のよさを実感しました。(山倉小学校の検食簿より)

1月6日(月曜日) 冬季休業中の「食育クイズその10」・・・「七草粥」について

 七草とは「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」の七種類の植物(野草)のことで、新年にこれらの植物(野草)を食べると、その強い生命力にあやかって、長生きができると考えられてきました。昔は、冬に採れる青菜が少なかったことから、様々な栄養素が含まれる七草は貴重な食材でした。 さて、ここでクイズです。七草粥を食べる時間帯は、次のうちのどれが正しいでしょうか?   その1 1月7日の朝   その2 1月7日の昼   その3 1月7日の晩   その4 1月7日なら、いつ食べてもよい   一般的な解答は「朝」です。これは、昔からのならわしで、お粥は消化に良く胃腸に優しいので、朝ごはんとして食べると都合がよいと考えられたようです。また、七草粥は、神様に感謝をしたり健康等をお願いしたりする行事なので、本来は朝に食べるものとされています。朝の何時頃に食べるといいのかという時刻のきまりはないようです。ただ、「雪深き国なれば七種の菜もそろわず、有あふ品もて祝い侍りぬ」という記載があるように、雪の影響で七草を収穫することができずに、七草粥を食べる習慣そのものがなかった地域もあります。地域性で食べなかったり、最近は人それぞれのライフスタイルに合わせて食べるようになってきたりしているので、今回のクイズに関しては「すべてが正解」と言えなくもないです(スーパー等の「春の七草パック」が購入できるのも、開店後となりますから)。

1月5日(日曜日) 冬季休業中の「食育クイズその9」・・・「野菜室での保存」について

 冷蔵庫の「野菜室」で保存するのが最も適している野菜は次のうちのどの野菜でしょうか?   その1 じゃがいも   その2 さつまいも   その3 春菊   穀類の中に、緑黄色野菜が含まれているので「3 春菊」かな?と思った方は、鋭いです。正解は「3 春菊」です。一般的には、じゃがいもは風通しがよい冷暗所に保存をし、さつまいもは新聞紙に包んで常温保存するのが一般的です。春菊を、数日で使い切る場合は、濡らした新聞紙やキッチンペーパーで茎の切り口を巻くように包んでビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に茎を立てて保存します。倒れないような大きさのコップ等に立てて保存すると便利です(ペットボトルの上部を切る方法もあります)。春菊は、茎が太いので、寝かせて保存をすると上に伸びようとして茎が曲がって栄養価も甘みも減ってしまいます。春菊を数日で使い切るのが難しい場合は、冷凍保存します。 1 春菊を水で洗い 2 キッチンペーパー等で水分をとり 3 食べやすい大きさに切り  4 茎の部分と葉の部分に分けて冷凍用の保存袋に入れて冷凍庫で保存  5 1か月以内に使い切る という流れになります。

1月4日(土曜日) 冬季休業中の「食育クイズその8」・・・「保存表示」について

 加工食品の一括表示には「常温で保存」などの表示方法が記載されています。一括表示の保存の仕方は、次のうちのどの段階を示すでしょうか?   その1 開封前の保存方法   その2 開封後の保存方法   その3 開封前と開封後両方の保存方法    「保存温度10℃以下」「要冷蔵(10℃以下)」「直射日光を避け、常温で保存してください」など、一括表示に表示されているのは、開封前の保存方法です。ということで、正解は「その1 開封前の保存方法」です。保存方法に特別に配慮をしなくてもよい場合は、保存方法が省略されている場合もあります。商品によっては、開封後の保存方法も記載されている場合があるので、開封した後には、指示された方法で保存しましょう(「開封後は4℃以下で保存してください」など)。食品表示法等の情報が知りたい方は、消費者庁HPの「食品表示法等(法令及び一元化情報)」のページを参照してください。

1月3日(金曜日) 冬季休業中の「食育クイズ7」・・・「賞味期限」について

 本日は、2025年1月3日です。朝食に卵を食べようと思って冷蔵庫をあけると、卵には「賞味期限は2025年1月2日」と記載されていました。この卵を本日(1月3日)の朝食で食べようと思いますが、次のうちどのように扱えばいいでしょうか?  その1 生で食べても大丈夫  その2 よく加熱して調理すれば食べられる  その3 賞味期限を一日過ぎているので、食べないで廃棄した方がよい(すてた方がよい)  この事例は、卵の賞味期限についてのもので、他の食料品における対処が同じであるとは限りませんので、ご注意ください。賞味期限は、食品の品質やおいしさが保障される期限をさします。卵の場合は、10℃以下の環境で保存しているという前提で、生で食べることができる期間を示しています。上の事例の場合は、期限が一日しか過ぎていないので、一般的には、10℃以下の環境に置かれた卵であれば、70℃以上の温度で1分間以上加熱して食べるようにすれば大丈夫だと考えられます。ということで、正解は「2」となります。ただし、暖冬で卵が10℃を越えた環境に保存されていた場合は、卵の保存条件を満たしませんのでご注意ください。

1月2日(木曜日) 冬季休業中の「食育クイズ6」・・・「生鮮食料品の表示」について

 これから、お店にほうれん草を買いに行こうと思います。ほうれん草を選ぶ時には、ほうれん草の色つや、みずみずしさ、ほうれん草の置かれ方(陳列の仕方)などを見たいと思います。それ以外に確認できるものは何でしょうか?  1 栽培された産地(原産地)  2 生産した方の名前(生産者の氏名)  3 畑で収穫された日時(取り入れをした年月日)  生鮮食料品は、「食料品の名称」と「原産地」の表示が義務付けられています。生産した方の氏名や収穫年月日が表示されていることもありますが、これらには表示義務がありません。ということで、正解は「1」でした。ほうれん草のような農作物は収穫された土地の名前がつきますが、畜産物の場合は「生まれた場所」「飼育された場所」、魚の場合は「漁獲された特定の水域」など、それぞれの生鮮食料品に即した原産地が表示されることになります。

1月1日(水曜日) 冬季休業中の「食育クイズ5」・・・「アブラナ科の野菜でない野菜は」

 約4~5か月前の8月8日に、ヒントとなる「食育クイズ」を出題したことがあるので、そのクイズが記憶のどこかに残っている方にとっては、やや簡単なクイズになるかもしれません。それでは、クイズを出題します。次のうち、アブラナ科ではない野菜はどれでしょうか?(アブラナ科の花の特徴は、4枚の花弁つけ、その花弁が十字架のように見えることから、かつては「十字架花科」と呼ばれたこともあります。)  <アブラナ科でない野菜はどれ?> その1 キャベツ  その2 ブロッコリー   3 レタス  そのまま花が咲くまで放置しておくと、菜の花のような花が咲く野菜が2つで、タンポポのような花が咲く野菜が1つです。この3つの野菜のうち、レタスは花の色が黄色で、イメージとしてはタンポポの花に似ています。花が落ちたあとで、タンポポのように綿帽子ができる点も似ています。タンポポもレタスも、キク科の植物です。ということで、正解は「3 レタス」でした。

1月1日(水) 元日

本年もよろしくお願いします

🍒安全で楽しい年末・年始をお過ごしください🍒

1月8日(水)せいろう幼稚園  蓮野小学校  山倉小学校  聖籠中学校の給食開始

1月9日(木) 亀代小学校の給食開始

1月20日(月)〜1月24日(金)は、学校給食週間の特別献立です。世界遺産のある以下の4つの都道府県でよく食べられている料理(郷土料理)が登場します。今年のテーマは「給食で世界遺産めぐり&聖籠町の食材を味わおう」です。静岡県 富士山:日本一高い山で、高さは3776m。世界に誇る日本の象徴です。「静岡おでん」  群馬県 富岡製糸場:器械を使って糸を作る工場。1872年に開業し、当時の姿のまま今も保存されています。「おっきりこみ」  京都府 古都京都の文化財:清水寺、金閣寺など17か所の神社やお寺などが世界遺産に登録されています。「衣笠丼」  新潟県(佐渡) 佐渡の金山:江戸時代から平安時代までの約400年間で、金は78トン、銀は2330トン採掘されました。  そして「聖籠町の食材」。

1月の地場産物(聖籠町の食材)  米  米粉   味噌  大豆  豆腐  厚揚げ  里芋(砂里芋)  長ネギ  ごぼう  大根