新潟県聖籠町は、政令指定都市である新潟市の北側に隣接している町です。

フルーツの町とも呼ばれ、さくらんぼをはじめ、ぶどう、なし、ももなどのおいしいフルーツがたくさん作られています。

子どもたちが食に興味・関心を持ってくれるよう、おいしい・楽しい・嬉しいと感じられるような魅力ある給食作りを目指していきます。

聖籠町の給食

令和6年 5月の給食一口メモ

5月31日(金) 聖籠町の大豆 【メニュー】  ★ごはん  ごもくどうふ  いわしのオレンジ煮  いそか和え  牛乳★

★5月31日(金)聖籠町の大豆

 給食で提供している豆腐は、聖籠町でとれた大豆を使って作られています。スーパーなどのお店で売られている豆腐は、外国産の大豆を使って作られているものが多いようです。海外産の原材料には、栽培時に大量の農薬やポストハーベスト農薬(収穫後の保存・輸送時の農薬)が使われていたりする可能性があります。また、大規模に自然を破壊した農園(プランテーション)で作られているものが多く、アマゾンなどの熱帯林減少の要因にもなっています。一方、国産の原材料を使用することは、海外産の原材料を使用することに比べて、フードマイレージ(食料の輸送量×輸送距離)の値も小さくなるなど、地球温暖化防止にも寄与します。聖籠町の大豆を使った貴重な豆腐をいただけることに感謝をしながら食べてほしいです。

5月31日(金)  🍒子どもたちの様子や感想🍒  

好きな給食のメニューが出てうれしかったし、すべて食べることができて良かったです。(聖籠中学校の感想より)

5月30日(木) 聖籠町のきゅうり 【メニュー】  ★ごはん  ワンタンスープ  チンジャオロースー  中華きゅうり  チーズ(小・中)  牛乳★

★5月30日(木)聖籠町のきゅうり

 今月から、共同調理場では、聖籠町で収穫されたきゅうりを使用しています。今日は全部で72kgのきゅうりを使っています。地産地消に取り組むことは、消費者にとっては、次のような利点があると考えられます。 ◯身近な場所から新鮮な農産物を得ることができます。 ◯消費者自らが生産状況等を確認でき、食材に対して安心感を得ることができます。 ◯食と農について親近感を得るとともに、生産と消費の関わりや伝統的な食文化について、理解を深める絶好の機会となります。 ◯輸送のコストを減らせるので、二酸化炭素を削減するなど環境に優しい生活につながります。などなど。 みなさんのお宅でも地産地消を意識されていますか?

5月30日(木)  🍒子どもたちの様子や感想🍒  

ワンタンスープとてもおいしかったです。まただしてほしいです。(亀代小学校の子どもたちの感想より)

5月29日(水) 「きりざい」は郷土料理 【メニュー】  ★ごはん  沢煮椀  チキンカツ  きりざい  牛乳★

★5月29日(水)「きりざい」は郷土料理

 今日は「きりざい」を提供します。「きりざい」は、納豆に刻んだ野菜を混ぜ合わせた魚沼地方に伝わる郷土料理です。きりざいの「きり」は切ること、「ざい」は野菜の「さい」の意味を表すと言われています。その歴史は古く、戦国時代には武士が兵糧として持ち歩いていたという記録が残っているそうです。南魚沼地方は雪深く、冬の間長く雪に閉ざされたことから長期間保存が効く漬物や干物などの保存食文化が根付きました。肉や魚がほとんど食べられなかった時期は良質のたんぱく源である納豆はとても貴重で、余った漬物や野菜を細かく刻み量を増やして食べたのがはじまりだといわれています。身近にある野菜を使いその切れ端も大切に使う、おばあちゃんの生活の知恵から生まれた料理でもあります。また、手軽につくれて効率良く栄養を摂取できることから厳しい自然環境で生活していた先人たちにとって大切な栄養素でもあります。つくり方は各家庭によって微妙に違い、好みでいろいろな食べ物を合わせてつくることができるためバリエーションが豊富です。給食でも人気の「きりざい」をぜひ味わって食べてほしいです。

5月29日(水)  🍒子どもたちの様子や感想🍒  

きりざいと沢煮椀は大人気メニューです。今日の給食は最高!と喜んでいました。(山倉小学校の子どもたちの様子より)

5月28日(火) アセロラのビタミンC 【メニュー】  ★ハヤシライス(ターメリックライス)  アスパラとツナのサラダ  アセロラゼリー  牛乳★

★5月28日(火)アセロラのビタミンC

 今日のデザートは、アセロラゼリーです。アセロラの実は、サクランボによく似た赤い実です。アセロラの木は、高さ2〜3mほどになる常緑の低木で、熱帯アメリカに自生します。樹勢が強く、水と肥料を多く与えると旺盛に成長します。暑さに耐えるよう実に多くのビタミンCを蓄えます。レモンと比較すると(同じ重量で比較した場合)、17倍〜34倍ものビタミンCが含まれていると言われています。ただし、果実は日もちしないので一般には生の果実は少量しか流通していません。果汁を絞ってジュースにしたり本日のデザートのようにゼリーにしたりして販売されています。りんごに似た香りがすると言われていますが、みなさんはどのように感じられたか教えてほしいです。

5月28日(火)  🍒子どもたちの様子や感想🍒  

ハヤシライスが具だくさんで、具一つ一つが味がしみてておいしかったです。(蓮野小学校の子どもたちの感想より)

5月27日(月) 新じゃが 【メニュー】  ★ごはん  新じゃがのそぼろ煮  さばのカレー焼き  ひじきのうめ和え  牛乳★

★5月27日(月)新じゃが

 「新じゃが」の由来には、諸説あるようです。一般的には主に5月〜6月に出荷される長崎県や鹿児島県等の暖地産の「春植馬鈴しょ」で、みずみずしく、ゆでればつるっと皮剥けするようなものをいいます(北海道では6~7月にとれるものを「新じゃが」と呼んでいます)。なぜ「新じゃが」がおいしいかについては、有力な意見としては次のようなものがあります。◯掘りたてでエグ味が無い。(ビタミンCも多い) ◯昔は貯蔵技術が悪く、5~6月には品質が劣化したため、その頃に出回る「新じゃが」をおいしく感じた。◯未熟で皮がまだコルク化してなく、軽くこするだけで薄皮がとれるので、丸のまま煮っころがし等にして新鮮な香りが楽しめる などなど。 「新じゃが」は、収穫されたあと、貯蔵されずに市場に出回ります。じゃがいもは一年を通して販売されていますが、「新じゃが」の季節は今だけです。本日は「そぼろ煮」にしてみました。ぜひ味わって食べてください。

5月27日(月)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

しんじゃがのそぼろ煮、じゃがいもがコロコロ入っていておいしかったです。(せいろう幼稚園の感想より)

5月24日(金) 聖籠町の米粉 【メニュー】  ★米粉パン  米粉のクラムチャウダー  ハンバーグケチャップソース  フレンチサラダ  牛乳★

★5月24日(金)聖籠町の米粉

 「米粉」は古く奈良時代に生まれ、和菓子を作るための材料などとして広く使われてきました。文字通り米を砕いて粉状にした食材のことです。小麦粉と比べ、米粉は粒が細かくさらっとしています。そのためダマになりにくいのでそのまま使え、他の材料ともよく混ざります。天ぷらの衣やホワイトソース作りに便利です。米粉をスープに使うと、油を控えたやさしいスープを作ることができます。お米は日本人の魂の糧です。食生活が豊かになった今、ご飯という形だけでなく、お米を「米粉」にすることで、お米の新しい食文化として次世代につながっていきます。今日のチャウダーは、聖籠町産の米粉を使って作りました。地域の食材を味わっていただきましょう。

5月24日(金)  🍒子どもたちの様子や感想🍒  

 ケチャップソースを、ほんの少し薄くしたほうがいい。全体的に、量もすごくちょうどよかったです。(聖籠中学校の感想より)

5月23日(木) 山の恵み「山菜」 【メニュー】  ★うめごはん  山菜とタケノコの味噌汁  ししゃもフライ(園1本 小・中2本)   たくあんのおかか和え  牛乳★

★5月23日(木)山の恵み「山菜」

 「山菜」が出回ると春の訪れを実感します。「山菜」とは、自然環境で自生するものを呼びます。一方、「野菜」は畑など人が管理して育ったものです。今日の味噌汁には山菜の仲間の「わらび」が入っています。山菜の歴史は非常に古く、5000年以上前から縄文人も食べていたと言われています。『万葉集』にも登場し、奈良時代の人々も口にしていて江戸時代では米や野菜が不作で飢餓に苦しんだときに人々の命を救ったとも記録が残っています。山菜の多くは若い芽で、これから成長していくために外敵から自分自身の身を守るために、苦みやえぐみを備えています。この苦みやえぐみの成分は「ポリフェノール」です。「ポリフェノール」は、体の中で過剰に発生した活性酸素を除去したり、酸化を抑制したりする抗酸化物質です。そのままでは食べることができないものが多いために、アク抜きをして食べます。また、山菜には、おなかの調子をよくしてくれる食物繊維が豊富に含まれています。よく噛んで味わって食べてほしいです。

5月23日(木)  🍒子どもたちの様子や感想🍒  

 うめごはん、とてもおいしかったです。いつもつくってくれてありがとう。これからもおいしい給食つくってください。(亀代小学校の子どもたちの感想より)

5月22日(水) グリーンアスパラガス 【メニュー】  ★マーボー丼(ごはん)  コーンしゅうまい(園1こ 小・中2こ)  アスパラの中華サラダ  牛乳★

★5月22日(水)グリーンアスパラガス

 「アスパラガス」はギリシャ語が語源で「新芽」という意味です。春を告げてくれる野菜で、旬は4〜6月頃です。路地栽培のものよりもハウス栽培の方が先に旬を迎えます。鮮やかな緑色が食卓に彩りを添えてくれる人気の野菜で、独特のやわらかさと歯ごたえ、甘さとほろ苦さの絶妙なバランスは、ほかの野菜にはない特別な味わいです。収穫量でみてみると、長野県、北海道、長崎県、佐賀県、福島県などが多く、新潟県では新発田市や津南町が産地として有名です。アスパラに含まれる栄養素として有名なのが、疲労回復やスタミナ増強に効果のあるアミノ酸の一種・アスパラギン酸です。もともとアスパラから発見された成分で、その名前もアスパラに由来しています。体内のエネルギー代謝を活発にする作用があり、栄養ドリンクに含まれる成分としてもおなじみです。本日は、中華サラダにしてみました。残さずに食べてほしいです。

5月22日(水)  🍒子どもたちの様子や感想🍒  

マーボーどうふがおいしかったです。(山倉小学校の感想より)

サラダは、ごま油の香りとさっぱり味がよかったです。(山倉小学校検食簿より)

5月21日(火) 新潟県の牛乳 【メニュー】  ★鳥そぼろ丼(麦ごはん 鳥そぼろ  ごまびたし)  キャベツの味噌汁 ミルクデザート  牛乳  牛乳★

★5月21日(火)新潟県の牛乳

 給食の牛乳は、新潟県産の牛乳です。私たちは、牛の赤ちゃんのための牛乳をいただいて飲んでいます。牛乳に多く含まれるカルシウムは、強い骨や歯をつくるのに欠かせない栄養素です。成長期のみなさんは、成人に比べて骨の成長が活発です。骨量が増加する時期に骨を丈夫にしておくことが、将来に向けて骨粗しょう症を防ぐことにつながります。また、カルシウムは強い骨や歯をつくるだけでなく、筋肉の収縮や神経を安定させる作用があります。また、牛乳には成長期のみなさんに必要なタンパク質も豊富に含まれ、吸収率もすぐれています。残さずに飲んでほしいです。 

5月21日(火)  🍒子どもたちの様子や感想🍒  

ミルクデザートがとってもおいしかった!!(蓮野小学校の感想より)

栄養のある麦ごはんに鶏そぼろがかかっているので、子どもたちは好きだと思います。みそ汁は、キャベツの甘みが感じられ、美味しかったです。(蓮野小学校の検食簿より)

5月20日(月) もずく 【メニュー】  ★ごはん  もずくとたまごのスープ  はるまき  小松菜と大豆のサラダ  アーモンド小魚(中)  牛乳★

★5月20日(月)もずく

 「もずく」は古くから全国各地で食用にされてきた海藻の仲間です。独特のぬめりとつるんとした食感が美味しく、酢の物はもちろん、天ぷらやスープなど、いろいろな調理方法で美味しくいただける食材です。本日は、もずくとたまごのスープにしてみました。もずくは、他の海藻にくっついて育ちます。「藻(も)に付く」から「もずく」となったという説があります(岩にくっついて育つ種類のもずくもあります)。海中では褐色ですが、わかめと同様、熱湯でゆでると緑色になります。もずくは美味しいだけでなく、そのぬめりにはがんや糖尿病などの生活習慣病予防にも効果が期待できる成分が含まれています(※食べ過ぎると、ヨウ素をとりすぎてしまう原因になりますので、ご注意ください。健康な成人の場合、1日1パック程度の摂取であれば問題ありません)。

5月20日(月)  🍒子どもたちの様子や感想🍒  

もずくとたまごのスープ、もずくが好きな子が多く人気でした!(せいろう幼稚園の子どもたちの様子より)

5月17日(金) 豚肉でパワーアップ 食育の日給食(小学校の運動会がんばれ給食) 【メニュー】  ★ごはん  にらたま汁  豚肉のはちみつスパイス焼き  パインサラダ  牛乳★

★5月17日(金)豚肉でパワーアップ 食育の日給食(小学校の運動会がんばれ給食)

 今日は、「食育の日給食」の日でもあり「小学校の運動会がんばれ給食」の日でもあります。本日の主菜は「豚肉のはちみつスパイス焼き」です。豚肉はビタミンB群を豊富に含み、その中でもビタミンB1に関しては100gあたりの含有量があらゆる食品の中でトップクラスです。他の肉類とくらべても、5〜10倍のビタミンB1を含んでいるといわれます。ビタミンB1は、ご飯やパンなどの糖質を体内で燃やしエネルギーへ変えるために必要な栄養素です。ビタミンB群は疲労回復のビタミンと呼ばれることもあり、筋肉に乳酸が溜まるのを防いでくれるため、疲れやすい時やスポーツなどの活動量が多い時は、より意識して摂取する必要があります。今日の給食をしっかり食べて、運動会で力を十分に発揮してほしいです。

5月17日(金)  🍒子どもたちの様子や感想🍒  

ぶたにくが大きくてびっくりしました。味付けもちょうどよくておいしかったです。(聖籠中学校の感想より)

5月16日(木) 中華麺 【メニュー】  ★ゆで中華麺  味噌ラーメンスープ  あおのり豆ポテト(園は「まめ」なし)  塩もみ  ジョア★

★5月16日(木)中華麺

 中華麺は、うどんやそうめんなどの麺にくらべると黄色みがかっています。よく思われるのは、卵の黄味の色ではないかということです。中華麺には原料の小麦に卵を含めた「卵つなぎ麺」といった麺もあります。しかし、卵つなぎ麺でなくても、麺は黄色みを帯びています。中華麺が黄色いのは、「かんすい」という食品添加物が使われているからです。小麦粉は白く、かんすいも白いのであれば、なぜ中華麺は黄色みがかるのでしょう。ここには化学反応が関係しています。小麦のなかには、フラボンという物質が含まれています。このフラボンに色はついていません。ところが、小麦粉のなかにあるフラボンと、かんすいの成分である炭酸ナトリウムや炭酸カリウムなどのアルカリ性の物質が混ざると、フラボンに原子の置き換わりが起きて、これによりフラボンが黄色くなるのです。かんすいは、麺にやわらかさとコシの両方をあたえるためのものですが、結果的に中華麺が黄色みがかったわけです。かんすいの実験はしませんが、理科の実験でも液の性質によって色が変化する実験をするので楽しみにしていてください。

5月16日(木)  🍒子どもたちの様子や感想🍒  

みそラーメンとてもだいすきです。おいしかったです。また出してください。(亀代小学校の子どもたちの感想より)

5月15日(水) 5月のお誕生日給食&アルビ給食 【メニュー】  ★アルビごはん  けんちん汁  にいがた唐揚げ  骨太サラダ  はちみつレモンゼリー(小・中)  ミニレモンゼリー(園)  牛乳★

★5月15日(水)5月のお誕生日給食&アルビ給食

 今日は、5月のお誕生日給食です。5月がお誕生日のみなさん、お誕生日おめでとうございます。今日はアルビごはんを提供します。アルビごはんは、にんじんと鮭フレークをまぜて作ります。アルビレックスのチームカラーである「オレンジ色」をイメージしています。本日(15日)、アルビレックスは、午後7時から新潟スタジアムで、横浜Fマリノスと対戦します。しっかり給食を食べ、みんなでアルビレックスを応援しましょう。

5月15日(水)  🍒子どもたちの様子や感想🍒  

にいがたからあげが、ちょっとカレーの味がしておいしかった。(山倉小学校の子どもたちの感想より)

今日のから揚げ、「どうしてにいがたなの?」という質問がありました。新潟名物の半身から揚げ(カレー味)にちなんでいます。(栄養教諭より)

5月14日(火) わかめ 【メニュー】  ★とりだんごと豆腐のチリソース丼(麦ごはん)  わかめサラダ  イチゴ(園・中)  牛乳★

★5月14日(火)わかめ

 お味噌汁や酢の物などに欠かせないわかめ。特にカットわかめは手軽に使えて大変に便利です。わかめはミネラルを中心に栄養が豊富です。今日は、わかめに関するクイズを出題します。 海から採ったばかりのワカメの色は何色でしょうか。 5択問題です。  ①緑色  ②紫色  ③茶色  ④黄色  ⑤朱色  ワカメ本来の色は、緑色ではなく、濃い茶色です。ワカメはゆでることで緑色に変化します。ワカメには、緑色のクロロフィルaと黄色のフコキサンチンというの2つの色素が含まれています。このフコキサンチンは、ワカメが生きているときは赤色で存在しています。そのため、海の中で生きているワカメは緑色と赤色が混ざって、茶色に見えます。そして、ワカメを熱湯に入れる(加熱する)ことで、フコキサンチンはくずれてしまい、フコキサンチン本来の黄色に変化してしまいます。このとき、クロロフィルaは熱に強いため、緑色を保ったまま変化はしません。そのため、ワカメをゆでると茶色から緑色に変化するのです。お店で販売されている緑色のワカメは、たとえ商品名が『生わかめ』でも、ゆでられたものです。ということで正解は「③茶色」でした。

5月14日(火)  🍒子どもたちの様子や感想🍒  

今日は、栄養教諭の蓮野小学校訪問日でした。1年生も、お皿をピカピカにして完食する子が多かったです。チリソース丼が人気でした。(蓮野小学校の子どもたちの様子より)

5月13日(月) 食べ物の香り 【メニュー】  ★ごはん  根菜の味噌汁  鮭の塩焼き  じゃがカレーきんぴら  牛乳★

★5月13日(月)食べ物の香り

 食事をする時には、味を意識する方が多いのではないでしょうか。甘い、辛い、すっぱい、苦い、しょっぱいの五味の他、渋い、甘酸っぱいなど多種多様なうまみを味わっています。実際には食事をする時に、私たちは味覚以外にも、視覚、触覚、聴覚、嗅覚も使っています。たとえば食べ物の香りは、食欲を高める働きがあり、いい匂いがするとおなかがすいてきますね。本日の給食の香りはどうですか。匂いで食欲が増進されるとうれしいです。また食事時の笑顔は最上のごちそうになります。香りや味など自分なりの食事の楽しみ方をみつけて、日々の食生活を豊かにしていってほしいです。

5月13日(月)  🍒子どもたちの様子や感想🍒  

じゃがカレーきんぴら、カレー味でおかわりをたくさんしました。(せいろう幼稚園の子どもたちの様子より)

5月10日(金) 熱中症を防ごう 【メニュー】  ★まるパン  ミネストローネ  エビカツ  ブロッコリーサラダ  いちごジャム  牛乳★

★5月10日(金)熱中症を防ごう

 これから夏に向けて、気温が高くなってきます(本日10日の新聞朝刊によると、来週15日あたりから特に気温が高くなる天気予報となっています)。運動会の練習や部活動で、外にいる時間が長くなっていませんか。5月の暑い日(初夏)や梅雨明け・夏休み明けなど、体が暑さに慣れていないのに気温が急上昇するときは特に危険です。無理せず、徐々に体を慣らすようにしましょう。熱中症を防ぐポイントは、喉が渇く前に水分をこまめにとることです。また、暑さに負けない体作りも大切です。気温が上がり始める初夏から、日常的に適度な運動をおこない、十分な睡眠をとるようにしましょう。適切に食事を摂取することも大切です。本日の給食もしっかりと食べてほしいです。

5月10日(金)  🍒子どもたちの様子や感想🍒  

全部おいしかったです。(聖籠中学校の感想より)

葉菜も根菜もたっぷりとれるスープですね。セロリだって知らないうちに食べられます。プリプリえびたっぷりの揚げたてサクサクカツがとてもおいしかったです。(聖籠中学校検食簿より)

5月9日(木) タケノコは春の味(あじ) 【メニュー】  ★タケノコごはん  厚揚げの味噌汁  卵焼き  のりマヨ和え  牛乳★

★5月9日(木)タケノコは春の味(あじ)

 春を旬とする食材の代表といえば、「タケノコ」が真っ先に頭に浮かんできます。タケノコは、一旬(10日間)で竹になるほど成長が早いことから、竹カンムリに旬と書きます。ぐんぐんと力強く育ち、早く食べないとあれよあれよという間に竹になってしまいます。ワカメと煮込んだ若竹煮やメバルと一緒に煮た煮付けなどさまざまな調理法がありますが、その中でも「タケノコご飯」の人気はダントツです。タケノコご飯を含む炊き込みご飯が庶民の味として流行したのは、江戸時代の中期とされています。1802(享和2)年に発行された米料理の専門書『名飯部類(めいはんぶるい)』に、タケノコご飯が『淡竹筍(たけのこ)めし』として掲載されているそうです。タケノコの旬は、4月の終わりころから5月にかけてです。今は、新潟県で採れたタケノコが出回っています。旬の新鮮なタケノコを味わっていただきましょう。

5月9日(木)  🍒子どもたちの様子や感想🍒  

のりマヨ和えが、めっちゃおいしかったです。全部おいしかったです。(蓮野小学校の感想より)

たけのこごはんを味わって、春の恵みに感謝します。たまごやき、ホッとする甘さでした。(聖籠中学校検食簿より)

5月8日(水) 鯵(あじ) 【メニュー】  ★ごはん  とん汁  鯵(あじ)の塩麹焼き  ごまだれサラダ  牛乳★

★5月8日(水)鯵(あじ)

 日本では、アジは一年中漁獲されていることもあり、日本人にとって親しみのある魚です。特に旬を迎える5~7月の時期は、たっぷり脂が乗っていておいしいです。アジはさまざまな栄養素を含んでいる食材ですが、特に注目すべき栄養素は「タンパク質」、「脂質」、「ビタミンB群」です。タンパク質はアミノ酸が多数結合したもので、人間が生きるために必要なエネルギー源の一つです。筋肉や内臓をつくる材料になりますが、特にアジは体を形づくるうえで欠かせない「必須アミノ酸」を豊富に含んでいます。また、アジは、血液をサラサラにする成分であるEPA(エイコサペンタエン酸)と、脳の働きを支えるDHA(ドコサヘキサエン酸)という脂質を豊富に含む食材です。脂質もエネルギー源となる栄養素で、タンパク質・炭水化物と並んで「エネルギー産生栄養素(三大栄養素)」と呼ばれています。更に、アジは脂質の代謝に関わるビタミンB群を多く含んでいます。ビタミンB群は水溶性ビタミンで、おもに代謝機能をサポートする栄養素です。今日は、塩麹焼きにしてみましたが、アジフライやアジのたたきなど、様々な調理のしかたがあります。アジがおいしいこの時期に、ご家庭でもぜひ調理してみてください。

5月8日(水)  🍒子どもたちの様子や感想🍒  

あじは子どもたち苦手かな?と思ったのですが、ちょうどよい塩加減で香ばしく、骨が少なかったので、1年生も残さず食べられる子が多かったです。(山倉小学校の子どもたちの様子より)

5月7日(火) 朝ごはんからリズムを整えよう 【メニュー】  ★ポークカレーライス(麦ごはん)  ひじきと枝豆のサラダ  ヨーグルト(みかん)  牛乳★

★5月7日(火)朝ごはんからリズムを整えよう

 みなさんは、今日、朝ご飯を食べてきましたか?また、大型連休が終わって、生活リズムが戻っていない人はいませんか?人間のからだには体内時計と呼ばれるものがあります。人間が健康に過ごすために欠かすことのできない体内時計は、光と関係があり、太陽がのぼっている間は活動的に、太陽がしずんだら休息しなさい、と働きかけています。これを「体内リズム」といいます。「体内リズム」が自分の「生活リズム」とズレてしまうと、からだにとってはとても大きなストレスになります。ズレによってからだと心のバランスが保てなくなると、しっかり活動することができなくなったり、感情が不安定になってしまうことさえあります。「体内リズム」と「生活リズム」のズレをなくすには、まず朝食をしっかりとることがとても大切です。朝食を食べるためには、夕食の時間も大切です。夕食が遅いと朝ねぼうして時間がない、朝おなかがすいてなくて朝食を食べられないなどの悪いリズムができてしまいます。ですから、からだにとっても心にとっても、快適なリズムを今からしっかり身体に覚えさせていくことが大事です。そのためにも、毎朝しっかり食べる「癖(くせ)」をつけましょう。また、私たちの脳は「ブドウ糖」をエネルギー源として使っています。朝起きたときに頭が「ボーッ」としてしまうのは、寝ている間にブドウ糖が使われて足りなくなってしまうためです。朝食を食べないと、午前中、からだは動いても頭はボンヤリしている、ということになりがちです。脳のエネルギー源のブドウ糖を朝食でしっかり補給し、脳とからだをしっかり目覚めさせましょう。朝ご飯は大切な役割を果たしてくれています。朝ご飯をしっかり食べることから一日をスタートさせてほしいです。

5月7日(火)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

カレーがとてもおいしかった。(蓮野小学校児童の感想より)

連休明けの本日、久しぶりの給食はカレーライスで、子どもたちはもりもり食べていました。ひじき入りのサラダもおいしかったです。(蓮野小学校検食簿より)

5月3日(金)憲法記念日 五月三日 日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。

5月4日(土)みどりの日 五月四日 自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。

5月5日(日)こどもの日 五月五日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。

5月6日(月)振替休日

5月2日(木) ちくわの「いそべ揚げ」 【メニュー】  ★大麦麺  和風かけ汁  ちくわのいそべ揚げ  胡麻和え  イチゴ(小)  牛乳★

聖籠町の新保さんのいちごが大人気でした!

いちごがとてもおいしかったです。大好きです。(亀代小学校の感想より)

★5月2日(木)ちくわの「いそべ揚げ」

 「いそべ揚げ」は、衣に海苔(のり)を加えた天ぷらの一種です。名前の由来は、海苔が磯(いそ=岩の多い海岸)でとれることから来ています。口に入れた時にふわっと海苔(のり)の風味が感じられます。ちくわを使った「いそべ揚げ」が代表的ですが、衣に海苔(のり)を加えて揚げたものであれば、何を揚げていても「いそべ揚げ」と呼ばれます。揚げたてはもちろん、冷めても美味しく食べられる料理です。今日の「ちくわのいそべ揚げ」は、調理場で手作りしました。調理員さんが、ちくわに丁寧に衣をつけて作ってくださっています。調理場では、約1500人分の給食を作りますので、大変な作業です。感謝をしながら「ちくわのいそべ揚げ」を食べてほしいです。磯の香りがしますでしょうか?

5月2日(木)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

いそべ揚げがとてもおいしかったです。しかも1人につき2個もあり、大満足でした。(聖籠中学校の感想より)

5月1日(水) こどもの日給食 【メニュー】  ★ごはん わかたけ汁 肉団子(園1個 小・中2個) 小松菜のマヨネーズ和え 柏餅(小・中)  ゼリー(園)  牛乳★

★5月1日(水)こどもの日給食

 「端午の節句(たんごのせっく)」の五月五日を、現代では「こどもの日」として親しんでいる方も多いと思います。江戸時代より、この日は公儀の祝日として定められていました。武家では跡継ぎの男子の誕生は最大の慶事であったため、端午の節句に兜や幟旗を飾って盛大に祝い、庶民もまたそれにならいました。こうして、特に男の子の誕生を祝い、その健やかな成長を祈る行事として普及しましたが、1948年にはこの日を国民の祝日の「こどもの日」(こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日)として改めて制定されました。「端午の節句(たんごのせっく)」では、五月人形やこいのぼりを飾っているのを目にすることが多いです。五月人形は甲冑(かっちゅう)を身に付けています。甲冑は武家の宝物であり、刀とともに武士の精神的な象徴であったことに由来します。身を護る大切な道具であるとともに、日本の伝統工芸の粋をあつめた美しい甲冑を飾って、子どもたちの輝かしい未来を祝福しているのです。次は「鯉のぼり」についてです。江戸時代、武家では家紋を染め抜いた幟や吹流を戸口に立てていました。これをまねて町人が、威勢のいい鯉を描いた幟を飾ったのが、そもそものはじまりです。鯉は生命力の強さと「立身出世」を象徴しています。最後に「柏餅」です。柏の木は葉をつけたままで寒い季節を越します。新芽が出るころに、やっと古い葉が落ちることから、世代交代がうまくいくことになぞらえて、柏の葉で包んだ餅は「子孫繁栄」の縁起担ぎを願って食べられるようになりました。小学校と中学校では「柏餅」を提供します。ぜひ味わって食べてほしいです。

5月1日(水)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

「今日のサラダ、うめ~!」と話してくれた子がいました。ほぐしたささみ(サラダチキン)が入っていたので、野菜が苦手な子も食べやすかったようです。(山倉小学校の子どもたちの様子より)

5月の地場産物(聖籠町の食材)  米  米粉 味噌  大豆  豆腐  厚揚げ  キャベツ きゅうり  いちご