令和6年 10月の給食一口メモ
令和6年 10月の給食一口メモ
10月は、食品ロス削減月間です(「食品ロス」とは、まだ食べられるのに、捨てられる食べ物のことです)
ハロウィンとは、毎年10月31日に行われる海外の祭りです。古代アイルランドに住んでいたケルト人が起源と考えられており、ケルト人の一年の終わりの日であり、死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていました。日本のお盆に近いイメージかもしれません。その死者は幽霊は妖精、悪魔などの姿をしており、その死者が家に戻った時に、機嫌を損ねないように食べ物や飲み物を家の外に用意するのだそうです。現代では、アメリカの民間行事として親しまれ、カボチャをくりぬいてジャックオーランタンを作り飾ったり、子どもたちがお化けなどに仮装して近所の家々からお菓子をもらったりする風習があります。元々は古代ケルトで使われていたのはカボチャではなくカブだったようです。ハロウィンがアメリカに伝わった際に、現地で生産の多かったカボチャをカブの代わりに代用したというのがカボチャとハロウィンの始まりです。今日は、アメリカ風の?ハロウィンにちなんで(カブではなく)カボチャを使ったドリアを調理して提供します。
たくさんの子どもたちが好きなメニューだと思いました。おいしかったです。(亀代小学校の検食簿より)
キムタクごはんは作り方は、豚肉、刻んだたまねぎ・キムチ・たくあんをごま油で炒め、しょうゆで味付けし、ごはんと混ぜます。ぜひおうちで作ってみてください。
キムタクごはんの「キムタク」とは、「キムチ」と「たくあん」のことです。長野県塩尻市の学校給食でメニューが考案され、全国に広まりました。はくさいキムチ、たくあんを炒めて薄口醤油で味を整え、ベーコンなどを加えて温かいごはんに混ぜ込めば完成です。たくあんを使うことで甘味が加わり、キムチの辛さを苦手とする子どもでも食べられるように配慮されています。また、白米は聖籠町産のコシヒカリを使用しています。酸味と甘味が絶妙にマッチした味わいと、たくあんのポリポリとした食感は子ども達に大好評です。キムタクごはんは、給食の人気献立メニューです。
こめこぎょうざがおいしかった。(山倉小学校の子どもたちの感想より)
キムタクごはんは、苦手で減らしてくださいという子もいましたが、好きな子は何度もおかわりしていました。先生方や保護者からもレシピのリクエストがある人気メニューです。(栄養教諭より)
今日の献立では、聖籠町産の砂里芋(さりいも)を豚汁にしました。砂里芋は、聖籠町の砂丘地で生産されているブランド里芋です。「砂地で育つ野菜はおいしくなる!」と言われていますが、「砂里芋」にもそれが当てはまります。本来は、水が大好きな里芋を水はけの良い砂地で育てることで、柔らかく、上品なぬめりと甘みがあり、さらに見た目にも美しい里芋になります。「砂里芋」は、今では日本一の平均単価を誇る高級里芋として有名になりました。砂里芋のぬめりは、お腹の調子をよくしてくれる食物繊維です。血液の流れをよくして、血管の健康を保つ働きがあります。聖籠町の自慢の砂里芋を味わって食べてください。
全部味がきいてておいしかったです。(蓮野小学校の子どもたちの感想より)
豚汁は具だくさんでおいしく、体もあたたまりました。白身魚磯フライのかたさもちょうどよく、五目煮は大豆に昆布に栄養満点で、しかもごはんが進む味でした。(蓮野小学校の検食簿より)
今日は、韓国料理のビビンバで(料理店によって、ビビンパ、ビビンバ、ピビンパ、ピビンバなどと表示されていますが「ビビンバ」が多数を占めるようです)。韓国語でビビンバのビビンは「混ぜる」バは、「ごはん」を意味します。ナムルは、野菜や山菜などを茹でて、ごま油や塩、にんにく等で味付けした韓国料理をさします。本日の給食では、麦ごはんに焼き肉とナムルをよく混ぜて食べてほしいです。本日の献立にはないクイズを出題します。韓国料理の「クッパ」とは、何でしょうか?3択問題です。 その1・・・なべ その2・・・スープごはん その3・・焼き肉 韓国語で、鍋のことを「チゲ」と言い、焼き肉のことは、通常は「コギ(肉)+クイ(焼き)=コギグイ」といい、肉は種類によって「カルビ」、「プルコギ」、「サムギョッサル」などと呼ばれているようです。ということで、(消去法によって)正解は「その2・・・スープごはん」でした。
ビビンバ、焼き肉とナムルを混ぜて食べていました。(せいろう幼稚園の子どもたちの様子より)
亀代小学校の5・6年生は、特に焼き肉が人気でした。完食してお皿をきれいに返す子どもたちが多く、とてもうれしかったです。(栄養教諭より)
今日のさつまいものスープは、豆乳を使いました。豆乳は大豆が原料であり、豆腐に固める前の乳液の状態のものをいいます。大豆をすりつぶして液体を絞り、汁と“しぼりかす”に分けます。汁が豆乳で、しぼりかすはおからです。豆乳には食物繊維はほとんど含まれませんが、吸収されやすい状態になっていると考えられます。豆乳には、私たちの体を大きくするタンパク質が多く含まれ、加熱をしても味や栄養価にほとんど変わりはありません。牛乳よりも脂質が少ないので、ヘルシーな食品と言えますが、骨の健康などに関わるカルシウムは牛乳のほうが多く含まれています。豆乳と牛乳の成分の違いを知り、それぞれのメリットを活かしながら摂取していくことが大切です。
パンがおいしかった。(聖籠中学校の子どもたちの感想より)
豆乳スープは、初めて食べる味でした。牛乳と違って油っこくなくて食べやすかったです。(聖籠中学校の検食簿より)
「家庭の味」「おふくろの味」の代表格ともいえる、みそ汁。その味を決めるのが「味噌」です。本日は、もずくの味噌汁にしてみました。お口に合いましたでしょうか?味噌は、私たちの体内で合成されない9種の必須アミノ酸を含む大豆たんぱく質が分解され、発酵してできた食品です。吸収率も栄養価も高いです。かつては各家庭で仕込んだ自家製の味噌が主流でした。味噌はとても種類が多く、使用する麹によって「米味噌・麦味噌・豆味噌・合わせ味噌(調合味噌)」に分けられます。さて、ここでクイズです。次の食品のうち、味噌のように発酵させて作る食品はどれでしょうか? その1・・・キムチ その2・・・豆腐 その3・・・こんにゃく キムチは、塩漬けした白菜などに薬味を加えて、低温で発酵させてできた食品で、食べることによって、ヨーグルトのように腸内環境を整え、体の疫力を高めてくれます。※市販品の中には、キムチ味の調味料に野菜を浅漬けにして作った「非発酵キムチ」もありますので、「熟成発酵キムチのイラスト」が書いてあるかどうかを見て「発酵キムチ」「非発酵キムチ」を見分けてみてください。 ということで(非発酵商品もありますが)、正解は「その1・・・キムチ」でした。
とりごぼう丼、おいしかったです。(亀代小学校の感想より)
もずくみそしるがおいしかった。とりごぼう丼の具の味がちょうどよかった。(蓮野小学校の子どもたちの感想より)
今日は、せいろう幼稚園のリクエスト給食の日です。鳥の唐揚げや野菜チップスのリクエストがありました。汁物の人気メニューは沢煮椀です。たくさんの千切りにした野菜と豚肉の脂のうま味を生かしたお汁で、よりおいしくなるように、しっかりだしをとっています。だしと材料のうま味によって、うす味でもおいしく食べられるように調理されています。みんながおかわりしたいメニューの一つとなっています。聖籠町のホームページの右上の「サイト内検索ボックス」に「沢煮椀」と入力して検索をかけると、沢煮椀のレシピを見ることができます。ご家庭でもぜひ作ってみてください。※こちらからも開くことができます。https://www.town.seiro.niigata.jp/hokenfukusi/data/14/027.pdf
沢煮椀がとてもおいしかった。(山倉小学校の子どもたちの感想より)
子どもたちの好きなメニューで、とてもおいしかったです。沢煮椀、具だくさんで食べごたえありました。(山倉小学校の検食簿より)
キビナゴはニシン科の魚で、体長は10cmほどの魚です。独特な帯状の縞模様があります。キビナゴの漁獲量の多い鹿児島県では、帯のことを方言で“きび”、小魚のことを方言で“なご”と呼ぶことから、その見た目の特徴に合わせキビナゴと呼ばれるようになったといわれています。キビナゴは年間を通じて水揚げされるため、いつでも食べられます。春先は産卵の時期のため、子持ちのキビナゴが食され、秋は身に脂がのって身がしまるキビナゴが食されます。キビナゴは、骨ごと食べられる魚です。丈夫な骨や歯を作るカルシウムが多いだけでなく、カルシウムの吸収を高める作用のあるビタミンDも豊富に含まれます。残さず食べてほしいです。
きびなごフライがサクサクでおいしかったです。(蓮野小学校の子どもたちの感想より)
ポトフは、フランスの家庭料理の一つです。フランス語で「pot(ポー)」は鍋や壺という意味を表し、「feu(フ)」は火を示すため「火にかけた鍋」といった意味を表します。ポトフは、日本でいうところのおでんのような存在の煮込み料理と言えます。もともとは家庭料理でしたが、フランス料理店でも提供されるようになりました。フランスでは、鍋の中にかたまりの牛肉や野菜を入れ、香辛料を加えて長い時間煮込んで調理するようですが、日本で作られるポトフは、大きく切った野菜やウインナーを鍋に入れ、コンソメスープで煮込んで作るのが一般的なようです。季節の野菜がたくさん入っているので、味わって食べてほしいと思います。
好きなメニューが多く、子どもたち喜んで食べていました!(せいろう幼稚園の子どもたちの様子より)
「食品ロス」とは、食べ残し、売れ残りや期限が近いなど様々な理由で、食べられるのに捨てられてしまう食品のことを示します。「食品ロスの削減の推進に関する法律」(略称 食品ロス削減推進法)第9条において、10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」と定められています。令和4年度統計(推計)によると、日本の食品ロス量は年間でおよそ472万トンで、国連世界食糧計画(WFP)による2022年の食料支援量(約480万トン)とほぼ同等の食品を廃棄していることになります。大切な食べものを無駄なく食べきるように努力したいものです。家庭内の「食品ロス」の割合の高い要因は「食べ残しをすること」と「封も切らないうちにそのまま期限が過ぎて廃棄すること」となっています。16日(水)の夕方から夜にかけてのテレビでは、「食品ロス」のニュースが報道され、廃棄されているパンの耳からビールを作る取組や同じくパンの耳から醤油を作る取組などが紹介されていました。18日の給食では、食品ロスを減らす工夫をしています。畑で不要になった大根菜を使用したり、大きさがそろわずに出荷できないしいたけをメンチカツに入れたりしています。各ご家庭でも、環境面や家計面に優しい調理の工夫をしていただけると幸いです。
しいたけメンチ、おいしかったです。(山倉小学校の子どもたちの感想より)
大根菜とじゃこのごはんは、最初はちょっと…と思ったけど、食べてみたらおいしくておかわりしたという声がありました。食品ロスを減らそうと、協力して頑張る姿も見られました。(栄養教諭より)
今日の給食では、共同調理場の調理員さん手作りの野菜チップスを提供します。何の野菜をチップスにしているか当ててみてください。3種類あります。・・・答えは「れんこん」「さつまいも」「さといも」の3種類です。①野菜の皮をむきます。②それぞれスライスします。③油で揚げます。④塩をふって味付けをして完成となります。野菜を素揚げすることで、野菜本来の甘味を感じることができます。普段は野菜が苦手な子も薄くスライスして揚げることで、食感もよく、手が進みやすくなります。ぜひご家庭でも試してみてください。
「カリカリしてる!」と言いながら、やさいチップス喜んで食べていました。(せいろう幼稚園の子どもたちの様子より)
聖籠町で提供している給食では、肉のメニューに比較して魚のメニューは人気がありません。それぞれのご家庭ではいかがですか?本日提供するサバは、秋から冬にかけて脂が乗っておいしくなる魚です。サバには良質なタンパク質が含まれ、みなさんの体の成長や筋肉の維持に効果的に機能します。また、サバには鉄分が多く含まれるので、疲れにくい体をつくることができます。更に血液をサラサラにし、動脈硬化を防ぐ効果や脳の働きをよくして、記憶力を高めてくれる不飽和脂肪酸(DHAなど)を多く含みます。栄養豊富なサバを残さず食べてほしいです。※「秋サバ嫁に食わすな」という、ことわざがあります。これは心優しい気持ちが込められているという説と逆の説があることわざです。興味のある方は端末等で意味を調べてみてください。
こんさいのきんぴらがおいしかったです。(山倉小学校の子どもたちの感想より)
山倉小学校の4年生は、「今日はさばが一番おいしかった」「きんぴらすごくおいしかった。3回おかわりしたよ!!」と笑顔で話してくれました。(栄養教諭より)
今日は、10月のお誕生日給食です。10月生まれのみなさん、お誕生日おめでとうございます。今日は、秋のカレーライスでお誕生日をお祝いします。今日は、カレーライスにかかわるクイズを出題します。給食で提供されるカレーの「かくし味」は、何だと思いますか? その1・・・ウスターソース その2・・・ココア その3・・・とうがらし 「甘み・まろやかさ」をプラスする隠し味、「さわやかさ・酸味」をプラスする隠し味、「辛味」をプラスする隠し味、「香り」をプラスする隠し味、「コク・旨み」をプラスする隠し味など、隠し味には様々あります。調理方法としてどれか一つのみが正解というわけではありません。調理場では、野菜や果実の旨み、スパイスが凝縮されており、ひと晩寝かせたような深みが生まれるので「ウスターソース」を隠し味として使用しています。ということで、正解は「その1・・・ウスターソース」でした。
あきのカレーのやさいとルーがあっていておいしかったです。(蓮野小学校の子どもたちの感想より)
「外出から帰宅したら手洗いをしましょう」「トイレのあとには手洗いをしましょう」「食事の前には手洗いをしましょう」などと言われていますが、どうして手洗いが必要なのでしょうか?私たちの周囲には、目には見えませんが様々な病原体が身をひそめていて、油断につけこんで体内に入り込もうとしています。そのため、私たちは病原体に感染しないように様々な対策を講じなければならず、そのような対策の中で最も大切なことは「手洗い」です。病原体を周辺の環境表面から体内に容易に移動させる伝播経路が「手指」なので、手洗いは感染を予防するために最も大切なことと言えます。菌やウイルスは、水で洗うだけでは除去しにくいため、石鹸液を付けて指と指の間や手首までていねいに洗うことが大切です。今日も、清潔な手でおいしく給食を食べてください。
お米のささみカツは、味がちょうどよくて、コショウの香りがしてそんなに油っこくなくて、食べやすかったです。ポークビーンズは、トマトの酸味が黒糖パンとよくあっていて、おいしかったです。(聖籠中学校の子どもたちの感想より)
10月10日は目の愛護デーです。これは、10.10を横にすると、人の顔の目と眉に見えるからだそうです。目の愛護デーでは、厚生労働省が主催となり、全国で目の健康を促す活動がされたり、 目の関連企業や団体がイベントを開催したりしています。本日の給食では、沖縄県の郷土料理の「にんじんしりしり」を提供します。「しりしり」とは、「すりおろす動作」、すりおろす時の音の「すりすり」を表す沖縄県の方言だそうです。今日は、にんじんを皮ごと使って調理しています。にんじんに多く含まれるカロテンは、体の中でビタミンAに変わり、目のはたらきを守ってくれます。
にんじんしりしりがおいしかったです。(せいろう幼稚園の感想より)
初登場のにんじんしりしり。亀代小学校の2年生は、「私にんじん好きだからおいしい!」と喜んでいる子がいました。野菜が苦手な子も、少し食べることができていました。(栄養教諭より)
食事のマナーは周りの人と楽しく食べるためにとても大切なことで、食事のマナーには、「相手を思いやる心」が深くかかわってきます。食事を提供してくれた人に感謝をし、一緒に食事をする人に気持ちよく、そして楽しく食べてもらいたいと思えば自然とマナーも身に付いてきます。日々、楽しく食事をするために、自分の食事マナーを見直してみてほしいと思います。◯音をたてて食べたり、口の中に食べ物が入ったまま話をするのはNG。◯食事中に大声で話したり、ふさわしくない話をしたりするのもNG。◯食事中に席を立ったり、遊んだりするそもNG。◯ひじをついて食べるのもNG。◯「いただきます」や「ごちそうさま」のあいさつをしないのもNG。などなど。給食の時間だけでなく、各ご家庭でも、食事中のマナーを考えて日々実践していただけるとうれしいです。
みそワンタンスープがおいしかったです。(山倉小学校の子どもたちの感想より)
もちもちワンタンとうま味たっぷりのみそ味プラス脂身のおいしさがうれしかったです。主菜も副菜もくせのないやさしい味でよかったです。(山倉小学校の検食簿より)
日本は「春」「夏」「秋」「冬」の4つの季節がはっきりしていて、その時期ごとに旬の食べ物があります。旬とは、野菜や魚などがとれる季節や、味が美味しい時期のことです。その旬の食材を食事に取り入れることで、おいしく食べるだけでなく、逆に食事から四季を感じることができます。日本は南北に長いため、場所によって多少収穫時期がずれたり、採れないものもありますが、地域ごとの旬を味わうのも、日本で食を味わう楽しみのひとつと言えます。今日は、五泉市の村松地区でとれた栗を「栗ご飯」にしました。季節の味を味わいながら、昔から受けつがれてきた食文化を大切する気持ちを育んでほしいと思います。
栗ごはんが季節を感じました。(蓮野小学校の子どもたちの感想より)
栗ごはん、おいしかったです。学校給食で食べられるのは、幸せですね。みそ汁の具材は、食べやすい大きさでした。たまごやき、小松菜のごまネーズあえは、ちょうどよい味付けでした。(蓮野小学校の検食簿より)
「畑の肉」といわれる大豆は、からだに必要なたんぱく質や脂質をたくさん含む栄養価が高い食材です。日本では弥生時代から栽培されていたようです。大豆はさまざまな食品や調味料に加工して食べられています。大豆からつくられる食べ物の中でも、みそ、しょうゆ、豆腐は和食には欠かせない食べ物です。ほかにも大豆を加工してできる食べ物は、たくさんあります。それでは問題です。次のうち、大豆から作られているものはどれでしょうか? その1・・・さつま揚げ その2・・・がんもどき その3・・・はんぺん 「さつまあげ」は、魚肉のすり身を塩や砂糖などで味付けしてから成形して油で揚げたもので、魚肉練り製品の揚げかまぼこの一種です。形は丸形や四角など様々です。 「はんぺん」は、魚のすり身とヤマイモ、卵白を混ぜるなどして作るゆでかまぼこの一種です。 「がんもどき」は、木綿豆腐を主な材料とし、野菜や海藻などの具材を加えて作られる日本の伝統的な揚げ物料理です。ということで、答えは「その2・・・がんもどき」でした。
中華きゅうり、よく食べていました。春雨スープもおいしかったです。(せいろう幼稚園の子どもたちの様子より)
10月4日はいわしの日です。「1(い)0(わ)4(し)」の語呂合わせから、1985(昭和60)年、、安くておいしいイワシをアピールするために制定されました。イワシは、海面近くを群れで泳ぐ回遊魚です。かつては大量に獲れるため値段が安く「庶民の食卓の味方」といわれていました。近年は、不漁で値段が高くなる年もあれば、豊漁で安くなる年もあります。日本では、縄文時代の貝塚からイワシの骨が多数出土しています。このことから、日本人は原始時代にはすでにイワシをたくさん食べていたことがわかっています。イワシは、煮る、焼く、フライにする、スパゲティに合わせるなど、和洋のさまざまなアレンジで美味しく食べることができます。本日は「梅煮」にしてみました。栄養たっぷりの美味しいイワシを食べて、「食欲の秋」を満喫してほしいです。
里いものそぼろ煮がおいしかった。あと、いそかあえののりがおいしかった。(聖籠中学校の子どもたちの感想より)
大学芋とは、サツマイモを粗く切り、それを砂糖やしょうゆを使って炒めたり煮たりしたもののことを指します。美しい黄金の蜜がサツマイモに絡みつき、甘さと食感が特徴を際立たせてくれます。大学芋の魅力は、シンプルな調理法から生み出される深みのある風味にあり、素朴な甘さがお腹だけでなく、心も満たしてくれます。名前の背景には数々の説が存在します。それほど裕福ではなかった明治時代の学生たちが手軽に手に入るサツマイモを自炊して作ったという説や江戸時代の俳人、与謝蕪村が学問に励む人々を労って名付けたという説等があります。諸説ある中で、最も信憑性のある説は、東京の学生街・神田で大学芋が販売され、それを好んで食べていた学生たちから来たというものです。これは、広辞苑でも記載があり、「一説には、大正から昭和にかけての学生街での人気からつけられた名前」とされています。他の有力視される説は、東京大学の前にあった氷屋「三河屋」が、さつまいもを揚げて飴を絡めて販売し、学生に人気だった由来から名付けられたというものです。その際、「学生街」とは、三河屋が存在した東京大学の前を指すという解釈もあるようです。正確な起源は明確ではありませんが、大学芋は、日本人に親しまれ、長い間愛されてきた一品であることは間違いありません。今日の給食の大学芋が、みなさんのお腹と心を満たしてくれることを願っています。
ごちそうさまでした。めんもたまにいただくとおいしいですね。(亀代小学校の検食簿より)
山倉小学校では、ランチルームに「今日はカレーうどんだ」と話しながら入ってくる子が多かったです。楽しみにしていたカレーうどん(大麦めん)を、おいしそうに食べる姿が見られました。(栄養教諭より)
毎月12日は豆腐の日です。「とう(10)+ふ(2)」の語呂合わせから、1993(平成5年)年に日本豆腐協会が制定しました。本日、10月2日も「豆腐の日」とされています。豆腐は、良質なタンパク質や脂質など体の基礎的な栄養素のみでなく、体を調節等して健康を維持増進させる食品「機能性食品」としても注目されています。現在、豆腐を食べる地域は、中国から朝鮮半島、日本、さらに東南アジアにまで広がっています。日本と中国はともに「豆腐」と書き、朝鮮半島では「トブ」、ミャンマーでは「トーフー」、ジャワ島でも「トーフ」というように、多少の違いはあっても、ほぼ共通した呼び名が使われているようです。豆腐のルーツが中国であると一般的に言われていますが、いつごろ、どこで誰が発案したのかについては、定かではありません。明確なルーツは謎ですが、滋養に富む大豆をどのようにして食べるかを模索した結果、豆乳という形態が一番消化がよいことを経験から知っていき、これに塩味を加えて調味して豆腐の原形が生まれたのでは、と推測されます。本日は、聖籠町産の大豆を使った豆腐で「中華煮」を調理しています。栄養たっぷりの豆腐を味わって食べてほしいです。
豆腐の中華煮、おいしかったです。しゅうまいもよろこんで食べていました。(せいろう幼稚園の子どもたちの様子より)
新潟県産のしめじとまいたけがたっぷり入ったきのこ汁です。
9月6日(金曜日)にも「新潟は、きのこ王国」という一口メモをアップしました。きのこ類は「低カロリーでミネラルたっぷり」「ビタミンDが豊富に含まれるので、骨を丈夫にして免疫力も向上」「食物繊維が多く含まれるので、生活習慣病予防に効果的」など、おいしくヘルシーな食卓を飾ってくれる食材と言えます。新潟県は、長野県に次ぐきのこ生産量の多い県です。一般的には傘や軸が硬めで軟化していないものが新鮮であると言われ、早めに冷蔵庫に保存して早めに食べるのが大切ですが、冷凍保存も「可」です。三大うま味成分はグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸と言われており、グルタミン酸は昆布に豊富に含まれ、イノシン酸はかつお節に、グアニル酸はきのこに豊富に含まれます。 アミノ酸系のうま味成分であるグルタミン酸と核酸系のうま味成分のイノシン酸・グアニル酸を合わせてとることでうま味を何倍にも強く感じられます。これをうま味の相乗効果と呼びます。今日の「きのこ汁」のうま味を存分に味わってほしいです。
とりにくのあまずだれが、ごはんとすごくあいしょうがよかったです。(蓮野小学校の子どもたちの感想より)