新潟県聖籠町は、政令指定都市である新潟市の北側に隣接している町です。

フルーツの町とも呼ばれ、さくらんぼをはじめ、ぶどう、なし、ももなどのおいしいフルーツがたくさん作られています。

子どもたちが食に興味・関心を持ってくれるよう、おいしい・楽しい・嬉しいと感じられるような魅力ある給食作りを目指していきます。

聖籠町の給食

令和6年 2月の給食一口メモ

2月29日(木) ゆば 【メニュー】  ★ごはん ゆばのかきたま汁 とうふハンバーグおろしソース ひじきのいため煮 牛乳★


★2月29日(木)ゆば

 ゆばは、豆乳を煮つめたときに表面にできる被膜をすくい取ったものを指します。すくった生の状態のものを「生ゆば」といい、それを乾燥させたものを「干しゆば」と呼びます。ゆばと豆腐の違いは、どちらも豆乳を原料として作られますが、それぞれ製法が異なっています。豆腐は凝固させるためににがりを使用して固めて作りますが、ゆばはにがりなどを使用せずに豆乳を煮つめて作るのが特徴です。ゆばは京都府と栃木県の日光市が産地として有名です。京都府では「湯葉」と表記されますが、日光市では「湯波」と表記されています。京都府においては、精進料理や懐石料理などで主要な食材として親しまれてきました。日光市でも僧侶や神官向けの食品として重宝されてきて、製法は京都府とあまり変わりませんが、日光市では湯葉を幾重にも巻き上げて作るため厚みがあり、食べごたえのある食感なのが特徴です。今日の給食では、ゆばをかきたま汁にしてみました。

2月29日(木)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

 ハンバーグがおろしソースがかかっていて、おいしかったです。(亀代小学校の感想より)

2月28日(水)  甘平(かんぺい) 【メニュー】  ★チキンカレーライス(麦ごはん) 福神漬け和え かんきつ(甘平) ※伊予柑を「甘平」に変更しました  牛乳★


★2月28日(水)甘平(かんぺい)

 ※かんきつを「伊予柑(いよかん)」から「甘平(かんぺい)」に変更して提供します。ご了承ください。 本日提供するのは「甘平(かんぺい)」という名の通り、見た目が平らなかんきつです。「甘平(かんぺい)」は、愛媛県の果樹試験場で誕生し、2007年に品種登録された比較的新しい品種です。このかんきつは、果実にはち切れんばかりに果肉が詰まっており、味は大変に甘いです。シャキシャキした独特の歯応えがある果肉から、プチプチと甘みが溢れ出すので、他のかんきつにはないおいしさを味わうことができるのではないかと思います。愛媛県オリジナル品種で、栽培が非常に難しいため、まだまだ希少なプレミアムかんきつです。ぜひ、味わって食べてください。

2月28日(水)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

 「今日のかんぺいは甘くてジューシーでとってもおいしかったです!」と子どもたちだけでなく、先生方からも嬉しい感想をたくさんいただきました。(山倉小学校の給食の様子より)

2月27日(火)  蓮野小学校の6年生が考えた給食② 【メニュー】  ★ごはん 砂里芋の味噌汁 ブリフライ れんこんサラダ 牛乳

聖籠町の藤井農園さんのさりいもです。

★2月27日(火)蓮野小学校の6年生が考えた給食②

 今日の給食は、蓮野小学校の6年生が、家庭科の学習の時間に考えた献立です。ぶり、れんこん、大根など冬が旬の食材を多めにしたことと、いろどりがよくなるように工夫したことがポイントです。

2月27日(火)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

さりいものみそ汁がすごくおいしかった!!れんこんサラダがシャキシャキしておいしかったよ。またつくってね!!(蓮野小学校の感想より)

2月26日(月)  キムタクごはん 【メニュー】  ★キムタクごはん なめこスープ はるまき わかめサラダ 牛乳

★2月26日(月)キムタクごはん

 キムタクごはんは、長野県塩尻市の栄養士さんが、特産品のたくあんをみんなにおいしく食べてもらいたいと考えたメニューです。キムタクごはんの「キムタク」とは、「キムチ」と「たくあん」のことです。細かく刻んだベーコン、はくさいキムチ、たくあんを炒めて薄口醤油で味を整え、温かいごはんに混ぜ込めば完成です。つぼ漬けたくあんを使うことで甘味が加わり、キムチの辛さを苦手とする子どもでも食べられるように配慮されています。酸味と甘味が絶妙にマッチした味わいと、たくあんのポリポリとした食感が特徴です。

2月26日(月)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

「やったーずっとねらっていた春巻きだ!!」と、前から春巻きを楽しみにしていたようで、すごく喜んでいました。なめこスープも小さいなめこがいっぱいで「かわいい」と言いながら食べていました。(せいろう幼稚園の子どもたちの様子より)

★2月23日〜25日の3連休中の「食育クイズ その3 『白菜は、どこから食べるといいのか?』」★

 いつもと同様、無料会員となっている「Photo AC」の写真を使用しています。  今が旬の白菜。冬の鍋物には欠かせない白菜ですが、1/4や1/2にカットされたものでも使いきれずに残ってしまうようなこともあります。ところで、みなさんはカットされた白菜を使うとき、どこから使っていますか? あるテレビ番組がアンケート調査を実施したところ、内側(17%)、根本(10%)、先端(10%)を大きく上回って、外側から使っている人が63%と最も多い結果となりました。ここでクイズです。冬が旬の野菜である白菜はどこの部分から食べると白菜全体を美味しく食べられるでしょうか? 4択クイズです。 1 内側から食べる  2 外側から食べる  3 下(根の方)から食べる  4 上(根の反対の方)から食べる    白菜は収穫後も生長する野菜です。根を切り取られた後も、白菜は外側の葉から生長点のある内側の中心部に栄養を送ります。その結果、外側の葉は内側に栄養を送り続け、どんどん旨みが抜けておいしくなくなっていきます。しかも栄養を送った外側の葉はしおれてスカスカになってしまうのです。長野県の農園の人も、『白菜を内側から使うと、最後まで新鮮に美味しく食べられます』とコメントしています。ということで、正解は「1 内側から食べる」でした。「えーっ?本当かなあ?!と思われる方は、ご自宅で(安全に配慮しつつ)試してみてください。 <補助情報> ある生成AIに「白菜はどこから食べるとおいしく食べられますか?」と質問してみました。回答内容は以下のとおりでした。「白菜は、内側から食べることで最後まで美味しくいただけますよ。その理由は、白菜には中心の芯の部分に「生長点」というものがあるからです。収穫後も成長を続けている白菜は、外側の葉から内側の葉へ養分を送っています。料理の際は内側の葉から使うと、栄養分を送る必要がなくなった外側の葉に栄養や旨味がとどまり、最後までおいしくいただくことができるんです。」※このあと、おいしい白菜料理のレシピも紹介してくれました。

★2月23日〜25日の3連休中の「食育クイズ その2 『トマトの赤い色』」★

トマトは、ナス科ナス属トマト種の植物で、ナスやピーマンの仲間です。南アメリカ大陸のアンデス山脈で生まれたトマトは、現在では世界中で食べられています。品種数は、日本で登録されているだけでも770種(2022年段階)、世界では1万種以上もあるようです。トマトの色を大きく分けると、(1)ピンク系(2)赤色系(3)黄色系(4)黒色系に分けられます(赤色系、緑色系、ピンク色系という3つに分類する分け方もあるようです)。  日本には江戸時代に長崎に入ってきたのが最初とされていますが、当初はトマト独特の鮮明な赤色が敬遠されて観賞用に留まり、食べられるようになったのは明治以降だったようです。  今回は赤色(系)のトマトに関する食育クイズです。赤色(系)のトマトにはカロテノイド系の赤い色の色素「リコピン」が含まれていますが、トマトが赤色をしている理由は次のうちどれでしょうか? 1.目立つ見た目の色で鳥や動物に見つけてもらい食べてもらうため 2.派手な見た目の色で鳥や動物を怖がらせて食べられないようにするため 3.毒々しい見た目の色でこん虫を近寄らせないようにするため   トマトが赤い理由は、実を目立たせることにより鳥や動物に発見してもらいやすくするためです。植物は種が運ばれることによって子孫を残します。種は鳥や動物のフンなどを介して運ばれるので、他の生き物に食べてもらうことがとても重要なのです。実を食べられて、その種子を遠くに運んでもらうために、種子が成熟する時期に赤く着色するものと考えられています。ということで答えは「1.目立つ見た目で動物に見つけてもらうため」でした。 

★2月23日〜25日の3連休中の「食育クイズ その1 『サバの缶詰』」★

 健康のためには、DHAやEPA、ビタミンDなどの栄養素をコンスタントに摂取するのが望ましいです。ですから私たちが積極的に魚を食事に取り入れることは大変重要なことです。「2月が旬の魚」と言われているサバには、水煮や味噌煮などの缶詰がありますが、ここで問題です。次の中で本当にあるサバの缶詰はどれでしょうか? 1.サバのカレー缶  2.サバの天ぷら缶  3.サバのサラダ缶   サバは脂がのっていてうま味がしっかりとあり、カレーとの相性が意外といいと言われています。サバのカレー缶は実際に売られています。もし、サバカレー缶が近くのお店で売られていて、味が気になるようでしたら、購入して試食してみてください(もちろん、缶詰の購入を強制するものではありません)。ということで正解は「1.サバのカレー缶」でした。缶詰とは直接関連しませんが、みなさんのご家庭では、サバのカレーライスを作りますか?

2月23日(金)  天皇誕生日 天皇の誕生日を祝う。

2月22日(木)  かぶ 【メニュー】  ★アップルパン クラムチャウダー やさいグラタン かぶのレモンサラダ ヨーグルト(中) 牛乳

★2月22日(木)かぶ

 かぶの生まれ故郷は地中海沿岸やアフガニスタン地域と言われており、紀元前には栽培されていました。奈良時代にまとめられた『日本書紀』には『持統天皇』が693年に主食『五穀』を補う作物としてかぶの栽培を推奨するおふれを出したなどの記述が残されていますので、それよりも前にヨーロッパから朝鮮半島を経て伝わってきたようです。平安時代には『春の七草』(セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ)の一つとされているなど、日本古来から重要な野菜としてポピュラーな作物になっていたようです(かぶは「すずな」)。かぶは根菜類にも分けられているため、いつも食べている丸い部分は根と思いがちですが、実はほとんどが茎です。丸い部分は「胚軸(はいじく)」といって茎の一部に当たります。根は丸みの下に伸びている細長い部分です。寒い時期には、かぶの甘みが増してよりおいしくなります。今日の給食ではサラダにしてみました。

2月22日(木)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

クラムチャウダー、とてもおいしかったです。アップルパンもおいしかったです。(亀代小学校6年生の感想より)

2月21日(水)  もうすぐJ1リーグが開幕! 【メニュー】  ★アルビご飯 まめと野菜のスープ チキンカツ オータムポエムのチーズサラダ 牛乳

アルビごはんは、にんじんと鮭の入ったごはんで、アルビレックス新潟のクラブカラーであるオレンジ(新潟の美しい夕日)を表現しています。

★2月21日(水)もうすぐJ1リーグが開幕!

 今シーズンのサッカーJ1リーグは、2月23日に開幕します。アルビレックスの初戦は、2月24日(土)午後2時からで、対戦相手はサガン鳥栖です(アウェーの試合で、会場は佐賀県の「駅前不動産スタジアム(鳥栖スタジアム)」。開幕試合に合わせて、今日の給食では、アルビご飯を提供します。給食をしっかりと食べ、J1の舞台で戦うアルビレックス新潟の選手のみなさんを応援しましょう。

2月21日(水)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

「アルビごはんおいしかった!どうやって作ったの?」と栄養教諭に質問がありました。ケチャップ(トマト)の色かな?と思った子もいたので、「細かくしたにんじんと鮭をごはんに混ぜて、塩で味付けしているよ。ケチャップは入っていないよ」と教えると、驚いた様子でした。(山倉小学校の子どもたちの様子より)

2月20日(火)  竜田揚げ 【メニュー】  ★ごはん 豚汁 白身魚の竜田揚げ たくあん和え 牛乳

★2月20日(火)竜田揚げ

 お惣菜を売っている店内では、唐揚げや竜田揚げなどの商品が販売されています。唐揚げや竜田揚げは、非常に見た目がよく似ています。唐揚げとは、揚げ油を使用した調理方法や調理された料理をいいます。本来は何も付けずに揚げる「空(から)揚げ」から来た名前だといわれています。現在の唐揚げは、食材に片栗粉や小麦粉を軽くまぶし、揚げ油で揚げることで完成します。竜田揚げは、みりんや醤油で下地を付けて、片栗粉をまぶした料理を指しています。唐揚げには本来、みりんや醤油などの味付けはなく、食材に小麦粉をまぶして揚げた料理が「唐揚げ」です。竜田揚げでは、みりんや醤油などの下味を付けてから揚げるため、完成後の姿が唐揚げよりも黒っぽくなります。今日は白身魚を竜田揚げにしてみました。魚が苦手という人も、まずは一口食べてみてください。

2月20日(火)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

豚汁が好きだから次も出してほしい! たくあんがおいしかった。(蓮野小学校の子どもたちの感想より)

2月19日(月)  「食育の日」給食 【メニュー】  ★ごはん のっぺ汁 サワラのかんずり味噌焼き のりマヨサラダ ミルクデザート 牛乳

★2月19日(月)「食育の日」給食

 新潟県妙高市に伝わる伝統の発酵調味料の「かんずり」は、一年で一番寒い日に仕込まれることから”寒造里”とも書かれます。妙高市は、特別豪雪地帯にも指定されているほど雪が多いため、厳しい寒さで冷え切った体を温めるために食べていたといわれています。戦国武将の上杉謙信がヨーロッパから伝来した貴重な唐辛子を京都から持ち込み、農民に分け与えたことが発祥と考えられています。はじめは、唐辛子をすりつぶしたものに味噌を混ぜて簡単につくられていたようです。かんずりの仕込みは、大寒(1月20日前後)に、塩漬けにした唐辛子を一度雪の上にさらして天日干しにする「寒ざらし」からスタートします。別名「雪さらし」ともいわれ、真っ白な雪の上にあざやかな赤色の唐辛子がきれいに並べられます。地場産の唐辛子を雪の中にさらしたのちにすり潰し、米糀と柚子、塩を混ぜて三年間熟成・発酵させます。雪にさらされた唐辛子はアクが抜けて旨みが増し、糀とともに発酵させることで味わい深い風味となります。今日の給食では、サワラに少しだけかんずりを入れて味付けをしました。

2月19日(月)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

のっぺ汁の味付けがちょうどよく、とてもおいしかったです!おかわりする子がたくさんいました。(せいろう幼稚園の子どもたちの様子より)

2月16日(金)  鳥のレモン和え 【メニュー】  ★ごはん にらたま汁 鳥のレモン和え 茎わかめの天ぷら 牛乳

★2月16日(金)鳥のレモン和え

 旧燕市、吉田町、分水町が合併して2006年に誕生した燕市。市の面積の約半分を占める農地でさまざまな農産物の栽培を行っている同市では、聖籠町と同様、学校給食に年間を通して地元で採れた旬の食材が登場します。本日は、燕市吉田地区発祥のソウルフード「鶏肉のレモン和え」を提供します。「鳥のレモン和え」は、鶏肉に酒、醤油、しょうがで下味をつけ、片栗粉をまぶしてカラッと揚げます。そこにレモン汁、砂糖、醤油、みりんを合わせたタレを絡めます。揚げたての熱いうちに絡めて、タレを全体になじませるのがポイントです。お好みに応じて最後にパセリを振って完成です。給食ではレモン汁で代用することが多いです。ご家庭で調理される場合は、生レモンを皮ごと使ってタレを作るのもおすすめです。鶏肉のレモン和えは、燕市では子ども達による献立の人気投票で1位になることが多い大人気メニューだそうです。献立に登場すると食べ残しがほとんどなくなるとか。聖籠町の子どもたちの好みとマッチしてくれることを願って調理します。

2月16日(金)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

茎わかめのきんぴらはよく噛むので、カミカミ運動になりよいメニューでした。今日もおいしくいただきました。ごちそうさまでした。(聖籠中学校の感想より)

2月15日(木)  ねぎ 【メニュー】  ★中華麺 マーボー麺スープ 小イワシフライ(園2本 小中は量で盛り付け) 切り干し大根の中華和え ジョア

★2月15日(木)ねぎ

 ネギは、奈良時代に日本に伝わり、古くから食べられている日本人になじみの深い野菜です。11月~2月頃に旬を迎え、今まさに旬の野菜と言えます。ネギには抗酸化作用の高いビタミンCや硫化アリルが含まれており、風邪予防や血行促進、動脈硬化などの生活習慣病の予防にも効果が期待できます。ねぎは大きく分けて「根深ねぎ」と「葉ねぎ」があります。今日のネギは「根深ねぎ」で、「長ねぎ」や「白ねぎ」と呼ばれているもので、太く白い部分が多いことが特徴です。今日のネギは聖籠産で、白くてつやがあり甘みが強いのが特徴です。ねぎは、マーボー麺のスープに入っています。寒い中、おいしいネギを収穫してくださった農家の方に感謝をして味わってほしいです。

2月15日(木)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

今日は栄養教諭の亀代小学校訪問日でした。切り干し大根の中華あえと小いわしフライが苦手な様子がみられましたが、中には「今日のお魚がおいしかったよ」と話しかけてくれる子もいました。

2月14日(水)  バレンタイン&お誕生日給食 【メニュー】  ★ごはん ポトフ ハンバーグトマトソース アーモンドサラダ チョコドーナツ 牛乳

★2月14日(水)バレンタイン&お誕生日給食

 今日は、バレンタイン&2月のお誕生日給食です。2月生まれのみなさん、お誕生日おめでとうございます!調理員さんの愛情たっぷりの給食で、いつも以上に楽しい給食の時間になるといいですね。

2月14日(水)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

チョコドーナツが大人気で、欠席分のドーナツじゃんけんが大盛り上がりでした。ドーナツをひとつひとつちぎって、大事そうに食べている子もいました。(山倉小学校の給食の様子より)

2月13日(火)  蓮野小学校の6年生が考えた給食① 【メニュー】  ★ごはん 砂里芋入りおでん 卵焼き ほうれん草のごまだれサラダ ふりかけ 牛乳

★2月13日(火)蓮野小学校の6年生が考えた給食①

 今日の給食は、蓮野小学校の6年生が、家庭科の学習の時間に考えた献立です。旬のほうれん草や地場産の砂里芋を使っていること、また、卵焼きでタンパク質がとれるように工夫している点がポイントです。

2月13日(火)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

おでんの大根が味がしみていてよかった。たまごやきがおいしかった。(蓮野小学校の児童の感想より)

★2月10日〜12日の3連休中の食育クイズ その3「カリフラワー」

 カリフラワーは、アブラナ科の植物で、キャベツや菜の花の仲間です。11月から3月にかけてが旬です。ここで問題です。 カリフラワーの色が白いのはなぜでしょうか? 3択問題です 。1.水を与える量を少なくして栽培しているから  2.与える肥料に牛乳を混ぜているから  3.日に当たらないように育てているから   カリフラワーは、ブロッコリーが突然変異をしてできたものと考えられています。カリフラワーは、食べる部分の」花蕾(からい:花のつぼみが集まったもののこと)」に日を当てないように育てて栽培するため、白くなります。もともと緑色になる「もと」をもっていないので、日に当てて育てても黄色くなります。「花蕾(からい)」がオレンジ色のカリフラワー、「花蕾(からい)」が紫色のカリフラワーなどもあります。栽培方法については、ぜひ端末などを使って調べてみてください。

★2月10日〜12日の3連休中の食育クイズ その2「キンメダイ」

 お値段が高めなため、調理場の給食で提供されることは、ほぼない、「キンメダイ」に関するクイズです。スーパー等の魚売り場で、ぜひ実物を観察してほしいと思います。写真素材「Photo AC」サイトの写真のように、キンメダイは目に光が当たると金色に光ることから「金目鯛」と名付けられたと言われています。なぜ光が当たると目の色が金色になるのでしょうか?  3択クイズです。 1.えものを見つけやすくするため  2.自分を強く見せるため  3.仲間を見つける目印とするため    金目鯛(キンメダイ)は、水深800mととても深いところに住んでいます。ここでは光がほとんど届かずほぼ真っ暗となっています。金目鯛の目は深海のわずかな光でも感じ取ることができるため、暗闇でも獲物を見つけることができます。ということで正解は⇒「1.えものを見つけやすくするため」でした。 

★2月10日〜12日の3連休中の食育クイズ その1「お米の名前」

 みなさまの閲覧のおかげをもちまして、調理場のHPも、20,000アクセスに到達できました。3連休中もほそぼそと記事をアップしていこうと思います。今回は「お米クイズ」を出題します。日本各地には、変わった名前のお米が存在します。次のうち、本当にあるお米の名前はどれでしょうか? 5択クイズです。  1 ははは  2 ひひひ  3 ふふふ  4 へへへ  5 ほほほ  平成30年にデビューした富山県の新しいお米で、「富山の水」「富山の大地」「富山の人が育てた富山づくしのお米」を表している 「富富富(ふふふ)」という名前のお米があります。食べたら美味しくてつい微笑んでしまう、そんな気持ちを「ふふふ」で表しているそうです。ということで、正解は「3 ふふふ」でした。あっさりとした味わいで、どんな料理にもマッチするお米だそうです。  <予備情報>とある生成AIを使って、「日本の、ユニークで面白い名前を持つお米について教えてください」と質問したところ、青森県産の「青天の霹靂(せいてんのへきれき)」、南東北地方以南の全国で栽培されている「ミルキークイーン」、滋賀県の限られた生産者が栽培している「幻のお米」と言われる「夢ごこち」などの回答を得ることができました。その次には、新潟県産の「新之助(しんのすけ)」も入っていました。「富富富(ふふふ)」は、「新之助」の次に紹介されていました(※使用する「生成AI」の種類によって、回答が異なってきますので、上記の回答が唯一絶対というわけではありません)。

2月12日(月)  振替休日

2月11日(日)  建国記念の日

          建国をしのび、国を愛する心を養う。

2月9日(金)  今も昔も人気の揚げパン 【メニュー】  ★ココア揚げパン 白菜と肉団子のスープ 花野菜サラダ チーズ 牛乳

★2月9日(金)今も昔も人気の揚げパン

 先日、テレビ番組で10代、20代、50代の人の給食の人気メニューランキングを発表していました。1位は、どの世代も揚げパンでした。調査方法やサンプル数によって、回答には差異が見られます。光村図書が2023年の給食週間に合わせて実施したアンケートでは、1位がカレーライスで、2位が揚げパンとなっています。アンケートのコメントをいくつか拾ってみます。「子供の頃は今まで見たことのなかったパンで美味しくて驚いたことを覚えています。(広島県 50代 男性)」「手をべたべたにしながら食べて、指も舐めた。(大阪府 50代 女性)」「揚げパンです。 あの給食の揚げパンの味は給食でしか食べたことがないからです。よく売ってる揚げパンとは何か味が違うのでもう一度食べたいです。(茨城県 40代 男性)」「あげぱん、争奪じゃんけんがすごかった。(北海道 40代 男性)」多少の順位の変動がありますが、揚げパンの人気は、今も昔も変わらないようです。調理場で揚げた「ココア揚げパン」も子どもたちに大人気です。

2月9日(金)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

人気の揚げパンが先月に続いて登場で、喜びと驚きが出ていました。日本の野菜として認定されたブロッコリーの花野菜サラダも美味しかったです。(聖籠中学校の検食簿より)

*日本人がよく食べていて、生活に特に大切な野菜を「指定野菜」といいます。現在はキャベツ、きゅうり、大根、にんじんなど、14種類あります。2026年から、ブロッコリーが新しく指定野菜に加わることが決まっています。

2月8日(木)  ちりめんじゃことシラス 【メニュー】  ★ごはん 砂里芋のそぼろ煮 イカメンチ ごまじゃこサラダ 牛乳

★2月8日(木)ちりめんじゃことシラス

 「ちりめんじゃこ」と「しらす」の違いですが、どちらも、いわしの稚魚を使った食材です。生のしらすを釜茹で(かまゆで)しただけのものを「釜揚げしらす」、釜茹で(かまゆで)後に、少し乾燥させたものを「しらす(干し)」、しっかりと乾燥させたものを「ちりめんじゃこ」と区別しています。しかし、具体的に何時間乾燥させているのかについては、正確な定義はありません。イメージ的には、シラスは柔らかめで、ちりめんじゃこは硬めです。乾燥させているので、しらすよりもちりめんじゃこの方が、賞味期限が長くなります。まるごと食べられるので、カルシウムをたっぷりとることができます。今日は、サラダに加えてみました。

2月8日(木)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

いかメンチ、とてもおいしかったです。いつもおいしいメニュー、ありがとうございます。(亀代小学校の子どもたちの感想より)

2月7日(水)  シュウマイ 【メニュー】  ★えびと豆腐のチリソース丼(麦ごはん) ポークシュウマイ(園1個 小中2個) 中華風ポテトサラダ 牛乳

★2月7日(水)シュウマイ

 シュウマイ(焼売)は、中国語で「シャオマイ」といい、中国南部・広東省発祥で春巻とともに中国料理を代表する点心(軽食)のひとつです。もともとは、仏家の料理で動物性の食材を用いない団子のたぐいでした。その後、お茶受け程度であったものから菜饅頭と肉饅頭が生まれ、間食から饗宴の食卓にも出るように進化発展してきたようです。シュウマイが、日本でも食べられるようになったのは昭和初期、横浜が最初とのことです(既に江戸時代には日本に伝わったとの説もあります)。シュウマイの上にグリンピースが乗っているのは学校給食が発端で、楽しく食べてもらうよう彩りを考えてのことと、「数えやすい」というメリットがあったようです。調味した具材を皮で包んで蒸すという簡単な料理方法ですが、具材の種類や皮の工夫で幾通りもの組合わせができる料理となっています。本日のシュウマイは、ポークシュウマイです。

2月7日(水)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

栄養教諭が1年生にチリソース丼の感想を聞くと、「ちょっと辛かった~でもおいしかった」「体があったかくなった」「辛いの大好き!完食したよ!」と教えてくれました。(山倉小学校の子どもたちの様子より)

2月6日(火)  山倉小学校の6年生が考えた給食 【メニュー】  ★大豆ご飯 沢煮椀 鮭の塩焼き 昆布和え 牛乳

★2月6日(火)山倉小学校の6年生が考えた給食

 今日の給食は、山倉小学校の6年生が家庭科の学習の時間に考えた献立です。冬が旬の小松菜、キャベツなどが取り入れられています。子どもたちに人気が高い沢煮椀もあり、和食の魅力が伝わる献立となっています。

2月6日(火)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

さわにわんは好きだからうれしかった。鮭がおいしかった。(蓮野小学校の子どもたちの感想より)

2月5日(月)  「打ち豆」クイズ 【メニュー】  ★ごはん 打ち豆の味噌汁 焼き肉 そくせき漬け 牛乳

★2月5日(月)「打ち豆」クイズ

 大豆をつぶして平たくし、乾燥させたものを「打ち豆」と呼びます。「打ち豆」はそのまま食べるのではなく、料理の材料として使用します。平たいため吸水と火の通りがよく、調理時間が短いのが一番の利点です。今日は「打ち豆」についてのクイズを出します。「打ち豆」は、日本各地で食べられているでしょうか。それとも限られた地域で食べられているでしょうか。 1 ほぼ日本全国で食べられている 2 おもに東日本で食べられている 3 おもに雪の多い日本海側や東北地方で食べられている   昔から北陸や新潟県、東北では春先になると水田の片隅に大豆の種をまき、栽培した大豆を晩秋に収穫してきました。一部は味噌に、残りは打ち豆に加工され、雪に閉ざされる長い冬の大切な保存食として利用してきました。乾燥食品であるため日持ちすることと、良質なたんぱく質を摂取できる栄養価の高い食品であることから、古くより庶民に愛され続けてきた歴史があります。ということで、正解は「3 おもに雪の多い日本海側や東北地方で食べられている」でした。カレーに大豆をよく入れるご家庭では、かわりに打ち豆を加えてみてください(「打ち豆と牛ひき肉入りのカレー」)。下ゆで時間が短くて簡単なうえ、大豆本来のほっこりした甘さとおいしさはそのままのカレーを味わうことができます。本日は、定番のお味噌汁にしました。打ち豆はすぐに火が通るため、葉物野菜と同じ扱いで調理できます。打ち豆は、栄養十分ですが、彩りもきれいです。 

2月5日(月)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

豆まきを園でした後の打ち豆のみそ汁で、おにはそと~!!と言いながら食べました。(せいろう幼稚園の園児の様子より)

2月2日(金)  節分 【メニュー】  ★ごはん おにたいじすまし汁 イワシのうめ煮 おからサラダ 福豆(小学校と中学校) ミニゼリー(園) 牛乳

★2月2日(金)節分

 節分とは、「鬼を追い払って新年を迎える、立春の前日の行事」です。2024年の節分の日は2月3日(土)で、方角(恵方)は、「東北東やや東」です。諸説ありますが、以下がよく挙げられます。節分の日に豆まきをする理由については、諸説あります。 ・豆は「魔を滅する=マメ」に通じ、語呂がいいから ・中国の医書 「神農本草経」に、「豆は鬼毒を消して痛みを止める」とあるから ・五穀(米、麦、アワ、キビ、豆)の中では一番、投げつけると痛いから など。 豆まきには「鬼を打ち払う」意味と、「豆を投げ与えて恵み、静まってもらう」という、2つの意味が込められているようです。五穀には霊力があり、まいた場所は清められ、聖域になると考えられており、「福は内」では室内にも向かって投げるし、拾って食べるわけです。節分には、鰯の頭も飾られます。ヒイラギの枝にイワシの頭を刺した「柊鰯(ひいらぎいわし)」は、平安時代には行われていたようです。ヒイラギは悪霊を寄せ付けないとされ、風水では家の周りによく植えられます。トゲトゲした葉が鬼の目を刺してくれ、イワシは、焼いたときの臭いで鬼を遠ざけるとも言われています。逆に、イワシの臭いで鬼をおびき寄せてヒイラギで刺すためとも言われています。本日の給食では、節分に関係する素材を提供します。まだまだ寒い日が続きます。給食をしっかり食べて元気に過ごしてください。 

2月2日(金)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

いつも魚の残食が多いクラスも、今日のいわしは味付けが好きといって残さず食べる子が多かったです。(聖籠中学校の生徒の様子より)

2月1日(木)  ちゃんこ 【メニュー】  ★うどん ちゃんこ汁 さつまいもの天ぷら カレーもやし 牛乳

★2月1日(木)ちゃんこ

 「ちゃんこ」とは、元・現役を問わず「おすもうさんが作る料理」、または「おすもうさんがたべる料理」のことを示します。「ちゃんこ」の語源としては、諸説あります。1つ目は、「ちゃん」が中国のことで「こ」が中国語で鍋のことだという説です。九州地方のある県では、アルマイトの大きな中華鍋を「ちゃんこ」と呼んでいて、長崎に巡業した力士がその鍋料理を「ちゃんこ」と呼んだとするものです。2つ目は、「ちゃん」とは父ちゃん,母ちゃんのちゃんのことで、「こ」は子どもを意味していて、つまり「部屋の親方と弟子が一緒に食べる料理」の意味という説です。ちゃんこ鍋の創始者は、明治から大正初期にかけて活躍した横綱「常陸山谷右エ門(ひたちやま たにえもん)」と言われています。相撲部屋の料理はそれまで個々の力士に配膳されていましたが、常陸山在籍時の出羽海部屋には入門者が多数集まったため配膳に相当時間がかかりました。そこで、大きな鍋で作った料理を大勢で共に食べることによって効率化を図ったのがはじまりといわれています。一度に大量に調理できる上に、同じ鍋を囲むことによって力士同士の連帯感も生まれ、また親方が弟子たちの食事の様子を見渡すことが彼らの体調管理の助けにもなることから、出羽海部屋のみならず他の部屋でも、大きな鍋を共に食べるスタイルがやがて広まっていきました。この初場所では、横綱照ノ富士が4場所振りの幕内優勝を果たし、関脇琴ノ若が大関昇進を決めたり、石川県出身の新入幕大野里が11勝をあげたりして大いに盛り上がりました。本日の給食の「ちゃんこ」にも、野菜や鶏肉などいろいろな食品が入っています。しっかりと食べて、みなさんのパワーの源にしてください。

2月1日(木)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

ちゃんこ汁のうどん、とてもおいしかったです。天ぷらのさつまいもも、とてもあまかったです。(亀代小学校の子どもたちの感想より)

2月の地場産物(聖籠町の食材)

米・米粉  大豆  味噌  豆腐・厚揚げ  里芋(砂里芋)  大根  長ネギ