新潟県聖籠町は、政令指定都市である新潟市の北側に隣接している町です。

フルーツの町とも呼ばれ、さくらんぼをはじめ、ぶどう、なし、ももなどのおいしいフルーツがたくさん作られています。

子どもたちが食に興味・関心を持ってくれるよう、おいしい・楽しい・嬉しいと感じられるような魅力ある給食作りを目指していきます。

聖籠町の給食

令和6年 1月の給食一口メモ

1月31日(水)  6年生が考えた給食 【メニュー】  ★ごはん えのきとキャベツのみそしる さばの味噌煮 ゆでブロッコリー 牛乳

★1月31日(水)6年生が考えた給食

 今日の給食は、6年生が家庭科の学習の時間に考えた献立です。冬が旬のブロッコリーやキャベツなどが献立に取り入れられていることがポイントです。ビタミンやカロテンなどの栄養価を多く含む冬野菜は、免疫力を高め、風邪の予防にも効果があるといわれています。

1月31日(水)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

お昼の放送では給食委員会の子どもたちが毎日給食の献立を読み上げています。最近、「給食委員会の今日のおすすめ」も放送されており、今日は給食委員長が「今日のおすすめはみそ汁です」と紹介してくれていました。(山倉小学校の給食の様子より)

1月30日(火)  給食クイズ 「マセドアン」の意味 【メニュー】  ★ケチャップライス コーンスープ オムレツ マセドアンサラダ 牛乳

★1月30日(火)給食クイズ 「マセドアン」の意味

 久しぶりに、給食クイズを出題します。本日提供される「マセドアンサラダ」の「マセドアン」とはどういう意味でしょうか?  ①角切り  ②マヨネーズ  ③おいしい  「マセドアン」とはフランス語で「さいの目切り(角切り)」の意味です。したがって、「マセドアンサラダ」とは、小さくさいの目切り(角切り)にした野菜を、マヨネーズなどで和えたサラダのことをさします。ということで、答えは①の「角切り」です。

1月30日(火)  🍒子どもたちの様子や感想🍒(のちほど感想や様子をアップします)

オムレツがふっくらしていた。サラダがおいしかった。(蓮野小学校の感想より)

1月29日(月)  聖籠中学校 リクエスト給食 【メニュー】  ★ごはん 沢煮椀 鳥の唐揚げ チーズきりざい スイートポテト 牛乳

★1月29日(月)聖籠中学校 リクエスト給食

 今日の給食は、聖籠中学校のリクエスト給食です。きりざいは、いつもリクエストされる人気メニューです。きりざいは、納豆のタンパク質に、野菜のビタミン類、チーズのカルシウムが入った栄養満点のメニューです。

1月29日(月)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

チーズきりざいのチーズの形を見て、「サイコロが入ってるね」、「ねずみが食べたんだよ」とやりとりしながら食べました(せいろう幼稚園の園児の様子より)。

1月26日(金)  昭和中期〜昭和後期(戦後のパン給食 揚げパン) 【メニュー】  ★きなこ揚げパン(米粉パン) ポークビーンズ はるさめサラダ 牛乳

★1月26日(金)昭和中期〜昭和後期(戦後のパン給食 揚げパン)★

 戦争が終わってしばらくは、給食の主食はパンが続きました。主食にパンが出されたことで、日本人の食生活を変えたともいわれています。コッペパンが主流だったパンのバリエーションも多様化しました。揚げパンは、東京の小学校から誕生したと言われています。昭和29年、インフルエンザが流行った時、学校では欠席者が多く、給食で残ったパンが固くなってしまった為にその残ったパンを活用しようとして生まれたのが、揚げパンだったのです。学校を休んだ子に時間がたってもおいしいパンを届けたいという願いが込められていました。今の時代ではパンを家庭に届けることは、決してできないことですね。

1月26日(金)  🍒子どもたちの様子や感想🍒

給食週間、毎日楽しくいただきました。今日の揚げパンは、前々から生徒のお楽しみになっていて、笑顔で食べていました。(聖籠中学校の子どもたちの感想より)

1月25日(木)  令和の給食(地場産物や郷土料理を学ぶ) 【メニュー】  ★ごはん せいろうけんちん汁 佐渡産ぶりタレカツ オータムポエムの昆布和え 牛乳

★1月25日(木)令和の給食(地場産物や郷土料理を学ぶ)★

 令和の給食では、これまで以上に地場産物や郷土料理が給食に取り入れられるようになってきました。学校給食に地場産物を活用することには、子どもたちには実感を持って、地域の食や食文化等について理解を深め、食料の生産、流通に関わる人々に対する感謝の気持ちを抱いてほしいという願いが込められています。また、郷土料理を給食の献立に加えることで、地域でとれる農水産物に関心を持ち、食材がどのようにして作られているかを学ぶきっかけになると考えられます。地場産物や郷土料理を味わうことで、昔ながらの味つけや調理法について知り、自然環境の大切さや健康的な和食の良さについて気付きが生まれることも期待されます。子どもたちが親になった時に、給食で食べた郷土料理を食卓に取り入れ、次世代の子どもにそれを受け継ぐといった食文化の継承の一翼を担ってもらえるとうれしいです。

1月25日(木)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

ぶりのタレカツ、とてもおいしかったです。けんちん汁も具が沢山でおいしかったです。(亀代小学校の子どもたちの感想より)

本日、栄養教諭が亀代小学校を訪問したところ、1年生の児童が「今日はお野菜(和え物)が一番おいしかった。緑色の小松菜みたいなのがおいしくて最後に食べたよ」と教えてくれました。「それはオータムポエムという名前なんだよ」と伝えました。地場産の野菜の良さを知り、おいしく食べられる子が増えるといいなと思いました。

1月24日(水)  平成の給食(外国の食文化を給食を通して知る) 【メニュー】  ★麦ごはん もずくスープ ビビンバ(焼き肉) ビビンバ(ナムル) ゼリー 牛乳

★1月24日(水)平成の給食(外国の食文化を給食を通して知る)★

 平成の給食では、様々な国のメニューが取り入れられるようになりました。給食をとおして外国の食文化を学ぶことができるようにするのが目的です。キムチチゲ(韓国)、ポトフ(フランス)、茎わかめと豆腐のスープ(中国)、タラのクリームグラタン(ポルトガル)などなど。本日の給食では、韓国料理のビビンバを提供します。「ビビンバ」とは、ご飯の上に野菜や山菜のナムル(和え物)を彩りよく盛り付けた韓国を代表するご飯料理です。以前の一口メモでも紹介したように、「ビビンバ」のビビンは「混ぜること」、バッ(パッ)は「ご飯」を意味します。よくかきまぜて食べてほしいです。

1月24日(水)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

ビビンバは、具(焼き肉とナムル)を増やしてうれしそうに食べる姿が見られました。給食委員会の児童は、お昼の放送で献立紹介をした後、「今日のおすすめは、もずくスープです。」と発表していました。(山倉小学校の子どもたちの様子より)

1月23日(火)  くじらはどんな味?(昭和初期〜中期の給食) 【メニュー】  ★わかめごはん わんたんスープ くじらメンチ インディアンサラダ ミルメークいちご 牛乳

★1月23日(火)くじらはどんな味?(昭和中期〜後期の給食)★

 今日は、「昭和の給食」を提供します。みなさんは、おじいちゃんやおばあちゃん、親戚の人などから「昔は給食にくじらが出たんだよ」という話を聞いたことがありますか?戦争が終わった 昭和20年~40年代はまだ食糧難で、豚肉や鶏肉がたくさん出回っ ていなかったため、くじらの肉は栄養価の高い安価な食材として庶民の食生活 を支えました。くじらの肉は、昭和45年前後(1970 年代)まで学校給食でも子どもたちの健康 を育む重要なメニューとして提供されてきました。現代でもスーパーでくじらを見かけることがあります。みなさんはくじらを食べたことはありますか?くじらメンチは、食べやすさを考慮して豚肉を50%配合しています。本日初めてくじらを食べたという人からは、感想を是非きいてみたいです。

1月23日(火)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

ワンタンは好きだからよかった。くじらメンチがおいしかった。(蓮野小学校の子どもたちの感想より)

本日、栄養教諭が蓮野小学校を訪問したところ、「くじらメンチ、初めて食べたけどうま~!」「ミルメークのいちご味がおいしかった!また出してほしい!」という声が聞かれ、昭和の給食を楽しんでいました。「クジラは何クジラ?」と聞かれ、その場では答えられなかったのですが、後で調べて「ニタリクジラ」だと分かりました。

1月22日(月)  日本で初めての給食(明治〜大正の給食) 【メニュー】  ★おにぎり(ごはん) 栄養味噌汁 鮭の塩焼き たくあん和え のり 牛乳

★1月22日(月)日本で初めての給食(明治〜大正の給食)★

 今年の給食週間のテーマは「130年の歴史に感謝!給食★タイムトラベル」です。今日の給食は、日本で初めて提供された給食をイメージして作られています。1889年(明治22年)、山形県鶴岡町(現・鶴岡市)の大督寺というお寺の中に建てられた私立忠愛小学校で、生活が苦しい家庭の子どもに無償で昼食を用意したことが、日本における学校給食の起源とされています。その昼食は、大督寺の僧侶が一軒一軒家を回り、その家々でお経を唱えることでいただいたお米やお金で用意したものでした。メニューは、おにぎり、塩鮭、菜の漬物でした。本日の給食は、栄養バランスを考えているので、当時(明治時代)のままの給食の復元ではなく、大正時代の献立「えいようみそしる」や、その他に「のり」「牛乳」なども加わっています。

<参考までに>「学校給食発祥の地」の碑に刻まれた文字(建立は昭和三十四年十一月六日) 明治二十二年十月鶴岡の各宗寺院住職ら相図り恵まれぬ家庭の子弟教養のため大督寺内に私立忠愛小学校を開設浄財をもつて子弟に弁当を給した しかるに同三十年十二月該校舎は不幸にも焼失同三十三年七月該校開設の素志達成の熱意は各宗共同忠愛協会の結成となりその資金を年々恵み薄い子弟等の給食費にあて昭和二十年まで継続した 大督寺境内におろされた給食の種子はその後全国各地に開花し昭和二十九年六月には学校給食法として見事に結実今や給食人員は九百萬をこえ児童生徒の体位は著しく向上した ここに学校給食七十年の源をたずね先賢の慈悲の心と達眼とをしのび学校給食発祥の地に記念碑を建て永くその徳を欽慕する

1月22日(月)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

自分でおにぎりを作るのが楽しかったようで、いつも以上にごはんを食べていました。えいようみそしるも具だくさんでおいしかったです。ごちそうさまでした。(せいろう幼稚園の感想より)

1月19日(金)  どんぶり 【メニュー】  ★ごはん 里芋と厚揚げの煮物 ツナそぼろ コーン入りひたし 牛乳

★1月19日(金)どんぶり★

 日本人は、どんぶり物が好きな人が多いと思います。牛丼や天丼、親子丼、海鮮丼など、さまざまな丼(どんぶり)があります。これらの料理につく「丼(どんぶり)」の文字は、どういう意味なのでしょうか。その由来は江戸時代初期にまでさかのぼるようです。当時は食事を一杯ずつ鉢に盛り切りで売る「けんどんや」という店がありました。そこで使われた器を「けんどんぶり鉢」と言いました。この「けんどんぶりの鉢」が「どんぶり」と略されるようになりました。現在使用されている「丼(どんぶり)」という漢字は井戸を意味します。井は枠を、真ん中の点は釣瓶(つるべ)やわいた水を表しています。井戸に物を投げ込んだ時の「ドブン」という水音に由来しており、「どんぶり」を漢字にあてる際、その水音とどんぶりの発音が似ていて、字の形もピッタリだったため、「丼」の字が採用されたと言われています。今日、提供される丼がみなさんの嗜好に合うことを願っています。

1月19日(金)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 (のちほど給食を食べた感想や様子をアップします)

さといもとあつあげの煮物が甘じょっぱく、とろみがあっておいしかったです。(聖籠中学校の感想より)

1月18日(木)  山倉小3年生の考えた砂里芋メニュー 【メニュー】  ★米粉麺 カレー南蛮 砂里芋の唐揚げ 花野菜のごま醤油和え ジョア

★1月18日(木)山倉小3年生の考えた砂里芋メニュー★

 山倉小学校の3年生が、総合的な学習の時間の学習で、砂里芋をおいしく食べられるレシピを考えてくれました。砂里芋に醤油で下味をつけ、唐揚げのように衣をつけて油で揚げます。砂里芋のねっとり・ほっこり感と揚げた衣のサクサク感を味わうことができる一品だと思います。米粉麺にもよく合うと思います。是非お家でも作ってみてほしいです。

1月18日(木)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 (のちほど給食を食べた感想や様子をアップします)

さりいものからあげが大変好評で、子どもたちや職員から「おいしい!」の声をたくさんいただきました。特に3年生はみんなニコニコ顔で食べていて、担任の先生からは、「野菜が苦手な人でも今日は食べていました。」と教えていただきました。「給食のメニューの定番にしようね」と子どもたちと約束をしたので、また給食に出したいと思います。(山倉小学校の給食の様子より)

1月17日(水)  冬の風物詩 【メニュー】  ★うめごはん さつま汁(園は2個 小中は量で盛り付け) わかさぎフライ てっこつ和え 牛乳

★1月17日(水)冬の風物詩★

 魚の中では小さな部類に分類される「ワカサギ」は、体長10cm~20cm程度のものが多く、体の形は細長い円筒形をしています。色は全体的に銀色を帯びていて、背中側はやや黄色味がかっているのが特徴です。ワカサギは河川で孵化したあとに海へ出て成長するのが一般的ですが、湖で生まれたものや放流されたものは海に出ることはなく、一生を湖で過ごします。冷たい水に強く、寒さの厳しい冬でも泳ぎ回ることができるため、冬釣りの魚として名前が知られています。冬に厚く張った氷に穴を開け、釣り糸を垂らして釣る姿がワカサギ釣りの印象的なスタイルですが、この釣り方がされているのは日本では北日本地域だけです。北日本以外の水面が氷結しない地域ではボートから釣ったり、船の上にドーム状の温かい部屋が付いた「かまぼこ船」に乗り、その船底から糸を垂らして釣る方法でワカサギ釣りを楽しむこともできます。市場に出回っているワカサギは、動力船によるひき網や地びき網、定置網などの方法で水揚げされています。今日は、フライにしてみました。ワカサギを丸ごとおいしく食べられるのではないかと思います。

1月17日(水)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 (のちほど給食を食べた感想や様子をアップします)

2年生の教室では、とある子が、わかさぎに卵が入っているものと、そうでないものがあることに気付き、「これはオスだ!」「卵が入っているからメスだ!」と盛り上がっていました。(山倉小学校の給食の様子より)

1月16日(火)  お誕生日給食 【メニュー】  ★えびとアサリのドリア(ターメリック麦ごはん) パインサラダ 豆乳プリンタルト 牛乳

★1月16日(火)お誕生日給食★

 今日は、1月のお誕生日給食です。1月がお誕生日のみなさん、おめでとうございます。暖冬とはいえ、寒い日が続くと思うので、寒さに負けないようにバランスよく食べ、適度に運動をし、睡眠時間を十分に確保してください。心身ともに健康で過ごしてほしいです。

1月16日(火)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

本日は、栄養教諭の蓮野小訪問日でした。1年2組にお邪魔したところ、とても落ち着いて給食時間を過ごしていました。完食もしてくれていて、嬉しかったです。(蓮野小学校の給食時間の様子より)

1月15日(月)  小正月・5年生が考えた味噌汁 【メニュー】  ★ごはん 餅入り味噌汁(園は、「餅」なし!) 赤魚の照り焼き 紅白サラダ 牛乳

★1月15日(月)小正月・5年生が考えた味噌汁★

 日本では明治の初めまで、月の満ち欠けを基準として一年の長さを決めていました。小正月とは、旧暦の1月15日でその年の最初の満月の日です。正月を大正月(おおしょうがつ)と呼ぶのに対して、満月はめでたいものとして、この日を「小正月(こしょうがつ)」と呼び祝っていました。現在では、新暦の1月15日に祝う地域が多くなっています。小正月に行われる行事としては、「どんど焼き」が有名です(地域により様々な呼び方があります)。  稲を刈り取ったあとの田んぼや神社などで、正月飾りの門松やしめ縄飾り、書初めなどを、大きな焚火になるように組んだ木や竹などの柱に結びつけ、14日の夜か15日の朝に願いを込めて燃やす火祭りです。その煙にのって、歳神様が山に帰るとされています。この火で焼いた餅やだんごを食べ、その煙を浴びると、その年1年は無病息災で過ごせるそうです。また、小正月の飾りとして、楢(なら)などの木の枝に餅やだんごを刺し、稲穂を表した「餅花」、米の粉で蚕の繭(まゆ)の形に作り、木の枝に刺した「繭玉(まゆだま)」があります。これらの飾りは、15日に小豆粥に入れて健康と厄除けを願って食べます。5年生が考えた「餅入りの味噌汁」は、小正月にぴったりですね(園は「餅なし」です!)

1月15日(月)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

赤魚のてりやき、味付けがちょうどよくておいしかったです!(せいろう幼稚園の感想より)

1月12日(金)  給食の定番「チリコンカン」 【メニュー】★せわりコッペパン たまごスープ チリコンカン ブロッコリーポテトサラダ 牛乳★

★1月12日(金)給食の定番「チリコンカン」★

 チリコンカンは、メキシコ料理が由来とされるアメリカ南部テキサス州の郷土料理で、ひき肉と玉ねぎなどの野菜を炒め、豆やトマト、スパイスと一緒に煮込んだ料理です。誕生には諸説ありますが、冷蔵庫がなかった時代に鮮度が落ちた肉を調理する方法として、臭み消しのハーブや香辛料を加えて煮込んだのがはじまりだといわれているそうです。チリコンカンという料理名は「チリ(唐辛子)とカルネ(牛肉)」を意味する「チリ・コン・カルネ」というスペイン語が語源とされています。スパイシーな味わいですが、学校給食で提供されるほど日本でも人気があります。チリコンカンは単品で食べるのではなく、なにかと一緒に食べることが多い料理です。今日は、ホットドッグのようにパンにはさんで食べてもらいます。じっくりと味わってもらいたいです。

1月12日(金)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

チリコンカンの豆がやわらかく、とてもおいしかったです。(聖籠中学校の感想より)

1月11日(木)  食物繊維 【メニュー】★ごはん こんさいキムチ汁 てりやきハンバーグ ごまだれサラダ 牛乳★

★1月11日(木)食物繊維★

 根菜とは土の中で成長する根や茎を食べる野菜のことをいいます。「根」と名前がついているので、根を食べるものだけのことを言うのかと思われやすいですが、根菜類の中には根以外にも茎や葉が土の中で成長するものもあります。根菜の中でも主に根の部分を食べているのは、にんじん、山芋、大根、ごぼう、かぶ、さつまいもなどがあげられます。また、茎の部分を主に食用にしているのは、じゃがいも、里芋、れんこんなどです。根菜類には、食物繊維が多く含まれています。食物繊維は、体内には吸収されませんが、健康のためには重要な役割を果たしており、第六の栄養素ともいわれ注目されています。食物繊維は大腸内の細菌により発酵・分解され、ビフィズス菌などの善玉腸内細菌の餌になるため、善玉菌が増え、腸内環境が改善されると言われています。

1月11日(木)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

てりやきハンバーグはとてもやわらかくて、ソースもおいしかったです。(亀代小学校の子どもたちの感想より)

1月10日(水)  5年生が考えた味噌汁 【メニュー】★ごはん 鍋風みそ汁 チキンチキンごぼう いそか和え 牛乳★

★1月10日(水)5年生が考えた味噌汁★

 今日の味噌汁は、家庭科の学習で5年生が考えた味噌汁です。白菜やネギなどの旬の野菜が使われているのがポイントです。冬が旬の野菜の特徴は、寒さで凍ることがないよう、細胞に糖を蓄積するため、糖度の高い野菜が多いことです。食べたときに、甘くておいしいと感じるのはこのためです。また、ビタミンやカロテンなどの栄養価を多く含むので、免疫力を高め、風邪の予防にも効果があるといわれています。いいことづくしの冬野菜の味噌汁を飲んで、寒い冬を乗り切ってほしいです(※ビタミンそれ自体が風邪の予防や回復に直接的に効果があるというわけではありません)。

1月10日(水)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

みそ汁を考えた5年生の様子を見に行くと、ニコニコ顔でみそ汁の盛り付けをし、おかわりもしていました。5年生は冬休みの宿題で、自分の考えたみそ汁を作ったそうです。砂里芋を取り入れた子もおり、砂里芋の皮をむくのが大変だったという感想が聞かれました。(山倉小学校の様子より)

1月9日(火)  成長の年 辰年 【メニュー】★ポークカレーライス(むぎごはん) わかめサラダ クレープ 牛乳★

調理場の合言葉です。今年も聖籠町の大勢の子どもたちのために、職員一同力を合わせて頑張ります。よろしくお願いいたします。

★1月9日(火)「成長の年 辰年」★

 元日の午後に「能登半島地震」が発生し、予期せぬ年明けとなってしまいました。1月7日からは雨が雪に変わり、寒さが一段と厳しくなってきました。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 今年は「辰年」です。辰(龍)は、十二支の中で唯一、架空の生き物です。十二支に辰(龍)が入った理由は諸説ありますが、1つは、もともと辰ではなくワニだったという説があります。中国では龍という漢字はワニという意味も持っており、本来は辰ではなくワニの意味で使われたという説です。もう1つの説は、辰は中国では非常に縁起の良い生き物とされており、干支の考え方を広めるために、縁起が良く神聖なイメージがある辰を十二支に選んだという説もあります。2024年は甲辰(きのえたつ)です。「甲(きのえ)」は草木の成長を表す意味があり、植物が成長するようにどんどん勢いを増して増えていくという意味があります。どんどん成長していくみなさんですので、給食をバランスよく食べて、体と心を大きく成長させてほしいです。昨年の12月29日に、NHKの夜のテレビ番組で、外国の十二支を紹介していました(龍は実在する動物で、天へかけあがる動物が龍しかいなかったので、辰年になったという解説をしていました)。解説の中では、亥年が「豚年」であったり、十二支の中に「猫年」というものがあるとも説明しており、聞いていてびっくりしました。

1月9日(火)  🍒子どもたちの様子や感想🍒 

カレーがいい味付けだった。わかめサラダは好きだから次も出してほしい。(蓮野小学校の子どもたちの感想より)

1月の地場産物(聖籠町の食材)

米・米粉  大豆  味噌  豆腐・厚揚げ  大根  長ねぎ  さといも(砂里芋)

令和5年度 冬季休業中の一口メモ

★1月8日(月) 成人の日 一月の第二月曜日 おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。

★「七草がゆ」について★

 今回も「photo AC」の画像を利用しています。 七草がゆは、毎年1月7日に春の七草を入れて食べるお粥のことです。七草は早春にいち早く芽吹くことから、邪気を払うといわれてきました。そのため、これを食べることで、1年間の無病息災を祈っているわけです。この習慣は江戸時代から始まったようです。七草は時代や地域によって異なることもありますが、一般的にセリ、ナズナ(ペンペン草)、ゴギョウ(母子草)、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(蕪/カブ)、スズシロ(大根)を指します。七草がゆを食べるタイミングはとくに決まっていません。一般的に朝に食べる風習がありますが、消化に良いので夕飯に食べても大丈夫です。おせち料理が続き、正月疲れが出はじめた胃腸をいたわり、回復させるにはちょうどよい食べ物です。また、青菜の不足しがちな冬場の栄養補給も行なうという目的もあるようです。七草セットは、ネット通販や一部のスーパーやコンビニでも販売されています。1月7日には、みなさんのお家では「七草がゆ」を食べますか?

★「お正月の料理」に込められた願い★

 よりよい世の中になるようにという願いがいっぱいつまったおせち料理。みなさんはひとつひとつの料理に込められた願いを考えながら、いただきましたか? <れんこん>穴があいたれんこんはその穴から先を見通せるようにという願いが込められています。<黒豆>まめに生活ができるようにという願いが込められています。<こんぶ>『よろこぶ』ことが多くなるようにという意味です。<えび>ひげが長く、腰がまがっていることから、長寿を願っています。<数の子>たくさんの卵がひとつにまとまっていることから、子孫繁栄を願っています。<タイ>「めでたい」ことが多くなるようにという意味です。さて、最後に問題です。おせち料理ではありませんが、お正月には「お餅」がつきものです。お正月のお餅には、どのような願いが込められているのでしょうか?端末などを使って是非調べて頂きたいと思います。※お餅は、時には誤嚥(ごえん)が起きる場合もありますので、十分に配慮をして口にしてください。

★「冬休み子ども科学電話相談」より・・・回答の仕方が難しいです★

 今回も「photo AC」の画像を利用しています。 NHKラジオで12月30日(土)の午前中に「冬休み子ども科学電話相談」を聴いていたら、食育に関する質問が出されていました。滋賀県の小学校1年生の女の子の質問でした。毎年アゲハチョウを飼育しているそうです。おおよそ次のような質問内容でした。「お母さんは、いつも私に『バランスよく食べなさい』と言いますが、イモムシは葉っぱしか食べていません。どうして、葉っぱだけしか食べないのに大丈夫なんですか?」  回答者のS先生とのやりとりから、(結構)好き嫌いがある女の子が質問しているようでした。なかなか回答が難しい質問です。モンシロチョウの幼虫の青虫は、アブラナ科の植物を食べますし、アゲハチョウならミカンなどの柑橘系の葉を食べます。青虫は柑橘類の葉は食べませんので、食べる葉が決まっているのも不思議です。皆様はこの質問に対してどのように回答されますか? S先生の回答は「イモムシは葉を食べるように進化をして、葉の栄養を作り変える機能をもっています。葉っぱにもいろいろな栄養があり、たくさん食べれば大丈夫なんです。」というものでした。人間には葉の栄養を(タンパク質などに)作り変える機能はないので、やはり栄養をバランスよく摂取する必要があります。

★仕事始め 冬休み 食育クイズ その8「わたしはだれでしょう?」

 今回も「photo AC」の画像を利用しています。 「わたしはだれでしょう?」クイズです。 (1)わたしは野菜です。日本各地で作られており、いろいろな種類があります。北海道で最も多く生産され、千葉県や青森県でも多く生産されています (2)写真のとおり、花の色は白です (3)水分量は93〜95%くらいです (4)同じ大きさである場合、重いほどおいしいです (5)旬は冬で、七草がゆにも使われています (6)表面には小さなくぼみがあります (7)古くは「おおね(おほね)」と呼ばれていました  ここまでくれば、おわかりですね。答えは「大根」でした。大根の「根」に含まれる主な栄養素はビタミンB群やビタミンC、カリウム、食物繊維などで、「葉」には根に含まれる栄養素に加え、ビタミンAやビタミンE、ビタミンKなどが多く含まれています。お店で葉付きの大根を手に入ることができれば、葉と根どちらも食べることでより多くの栄養素が摂取できますね。

★冬休み 食育クイズ その7「日本が鮭・マスを多く輸入している国はどこ?」

 今回も「photo AC」の画像を利用しています。サケ及びマスは、ともにサケ科に属する魚であり、日本の食卓ではお馴染みの魚です。日本の河川を遡上するのは、主に太平洋サケに属するシロザケで、これを塩で保存した新巻鮭は年末年始の贈答品として有名です。2021年の、鮭やマスの漁獲量をみると、日本の漁獲量は世界8位となっていますが、近年は国内生産量は減少している一方で、外国から輸入した鮭やマスは増加傾向にあるという状況となっています。さて、そこでクイズです。日本が鮭やマスを最も多く輸入している国はどこでしょうか? 3択問題です。 (1)北ヨーロッパのノルウエー (2)北アメリカのカナダ (3)南アメリカのチリ 令和4年度の水産白書をみると、鮭やマスの輸入は、南アメリカのチリからが最も多く、56.8%となっています。中でも「刺し身」や「お寿司」に使うマス(トラウト)の輸入が多いようです。チリ(チリ共和国)の首都はサンティアゴで、スペイン語を話す国です。国の広さは日本の2倍くらいあります。ということで正解は「(3)南アメリカのチリ」でした。

★お気を付けてお過ごしください★

 1月1日の午後4時10分頃、佐渡にいる時に地震に遭遇し、急いで高台に逃げました。津波も観測されました。余震が続いています。皆様、どうぞお気を付けてお過ごしください。

★冬休み 食育クイズ その6(この花は何という果物の花でしょうか? パート3)★

 今回もこれまでと同様、無料会員として活用させていただいている「photo AC」の写真を使ってクイズを出題します。ヒントを7つ出します。 1 種類や剪定の仕方にもよりますが、木の高さはおおよそ1.5m〜2mくらいです。 2 写真のように真っ白な花が咲きます。3㎝くらいの小さな花で、5月頃に開花が始まります。3 この果物の旬は「冬」です。 4 気温が下がることによって、皮の色が変化します。 5 日本人が消費する果物の一位はバナナで、二位がリンゴ、三位がこの果物です。昔は一  位だったこともあります(総務省「家計調査」2018年度より)。 6 日本のある地域では「焼き(    )」と言って、トースターなどで皮のまま丸ごと  焦げ目がつくまで焼きます。焼くことで甘みがギュッと凝縮されます。 7 和歌山県 静岡県 愛媛県で多く生産されている果物です。 みなさんは、どのヒントでわかりましたか?答えは「みかん」でした。今からおよそ400年前に突然変異で種なしみかんが誕生したと言われています。種がないので、みかんは「接ぎ木」と言って枝や芽を切り取って他の樹木にくっつけて増やしていく方法がとられています。保存する場合は、ヘタを下にします。みかんの水分はヘタから出ていきます。ヘタを上にして置いておくと、乾燥している日はみかんの水分がどんどん出ていってしまうからです。したがって、ヘタを下にすると水分の出口を閉じ込めることになるのでみかんが乾燥しにくくなり長持ちします。

★冬休み 「大晦日 年越しそば」

 「年越しそば」はいつ頃から始まった風習なのかについては、諸説があります。おおむね江戸時代の前期~中期頃からと考えられており、『百人の そば食う音や 大晦日』のという句が詠まれています。年越しそばを食べる理由についても諸説あるようです。1 そばの形質に由来するもの⇒細く長くのびるそばは寿命を延ばして家運を伸ばす縁起物だと考えた  2 そばの生長の様子から⇒畑のソバは風雨に当たっても起き直ることから、物事に一度失敗しても非常な勢いで盛り返すことを期待した  3 そばの麺の特徴から⇒ほかの麺類に比べて切れやすいので、一年間の苦労や借金を年内に切り捨てて翌年に持ち越さないようにするためなどの説があります。そば自体の効能からは、体内の老廃物を取り去り、健康効果を期待したとも言われています。年越しそばを食することで身体の新陳代謝を高めて体内をきれいにし、新しい年を迎えたいと願ったのでしょう。地域的な特徴として、新潟県の「へぎそば」、岩手県の「わんこそば」、福井県の「越前おろしそば」など、『ご当地そば』が年越しそばとして食べられていることもあります。みなさま方のご家庭では、「年越しそば」を食べますか?外国では、大晦日には日本とは違ったものを食べるようです。興味がある人は、タブレット端末で調べてみてください。スペイン、イタリア、ドイツ、中国、アメリカなど興味ある記事に出会えると思います。

★冬休み 食育クイズ その5(この花は何という野菜の花でしょうか? パート2)★

 今回も、無料会員として活用させていただいている「photo AC」の写真を使ってクイズを出題します。もしかしたら、視力のいい人が、この葉をじっくりながめると正解を導き出すことができるかもしれません。黄色っぽい花が多いのですが、白っぽい花もあります。この野菜の旬の時期は11月〜3月ごろで、冬に旬を迎える野菜です。この野菜は鍋料理で食べることも多いですが、葉の部分はやわらかく、生でサラダにしても美味しく食べることができます。その他にもお浸しやナムル、炒めものなど幅広く活用できる野菜です。また、栄養価にも優れた食材で、β-カロテン、ビタミンB群、ビタミンCなどのビタミン類に加えて、鉄、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富です。この野菜は、独特の香りが特徴で、この香りはα-ピネンやペリルアルデヒドという成分によるものです。これらには胃腸の調整を整える効果があり、食欲増進効果や消化促進効果が期待できると言われています。キク科キク属の野菜で、関西などでは「菊菜」と呼ばれることもあります。ということで、正解は「春菊」でした。

★冬休み 食育クイズ その4(柚子の生産日本一の都道府県は?)★

 今回は「食育クイズ その4」す。 冬至が過ぎてしまいましたが、柚子(ゆず)クイズを出題します。 クイズ「日本で一番多くの柚子(ゆず)を生産している都道府県はどこでしょうか?」  三択問題です。 1・・・九州の鹿児島県  2・・・四国の高知県  3・・・近畿の京都府  柚子(ゆず)は、さわやか且つとても香り高い柑橘で、果汁は果実酢として、皮は薬味として使用される食材です。果汁を搾った柚子酢(ゆのす)やマーマレードなどの加工品も数多く作られています。「山間の気候が香り高い柚子(ゆず)を育てる」と言われており、柚子はミカンなど他の柑橘類と違って、温暖な海岸地帯よりも少し内陸の山間部に産地が多く、夜間と日中の温度差が大きい山間の気候が柚子に香りを乗せます。水はけのよい山の斜面の畑は日当たりが抜群です。柚子の枝には太くて鋭いトゲがあります。成長時、このトゲで傷つくと外観が損なわれ、収穫時に傷つくとそこから劣化するので、トゲには細心の注意が必要です。トゲで実を傷つけないようにハサミで一つ一つ大切に摘み取ります。このような立地条件に合っているのは高知県で、全国シェアは52.8%です(2018年調査)。第二位の徳島県、第三位の愛媛県も四国にある県です。ということで正解は「2の高知県」でした。     <予備クイズ>「桃栗三年柿八年 梅は酸い酸い十三年 柚子の(   )年」←この(     )に入る言葉をご存知ですか?  ※「柚子(    )年」という言い回しでなく「柚子(    )年」という言い回しもあります。

★冬休み 食育クイズ その3(わたしはだれでしょう?)★

 今回は「食育クイズ その3」を出題します。 1 わたしは、ある食材です。給食でも使われることがあります。 2 わたしは、海の中で育ちます。 3 わたしは、別名「ひろめ(広布)」 「えびすめ(恵比寿目)」とも呼ばれています。 4 わたしは、長く生長すると10メートル以上になることがあります。 5 わたしは、海藻の仲間です。  答えは「コンブ」でした。コンブの採取は、江戸時代の徳川幕府による蝦夷地(北海道)開拓以来盛んになり、コンブを食べる地域も広がっていきました。コンブ類の多くは多年生藻で、一般的には2~3年の寿命を持ちます。採取されるものは、ほとんどが2年生で、十分に成長したものが選ばれます。長いもので10m以上になります。コンブは「よろこぶ」に通じるので、別称の「広布(ひろめ)」とあわせ「慶びをひろめる」となり、また同じく別称の「恵比須目(えびすめ)」は七福神の恵比寿様に通じることから、大変めでたい縁起物としてお祝いの席や正月の鏡餅などに用いられます。コンブにはグルタミン酸などのうまみ成分が多く含まれ、よいだしがとれます。特に「コンブ+豚肉」、「コンブ+かつお節」、「コンブ+干ししいたけ」は、コンブのグルタミン酸に、イノシン酸やグニアル酸が加わり、旨味の相乗効果が生まれます。

★冬休み 食育クイズ その2(この花は何という野菜の花でしょうか?)★

 ※無料会員として「photo  AC」を活用させてもらっているので、その写真を使って食育クイズを出題します。 この写真は、みなさんが知っているある野菜の花です。何という野菜の花でしょうか? 4択問題とします。 1・・・にんじん  2・・・だいこん  3・・・ごぼう  4・・・オクラ   見た感じは、初夏から夏にかけて咲く「ノアザミ」みたいは雰囲気の花ですよね。ノアザミは、キク科アザミ属の多年草。日当たりのよい山野に生えています。この野菜もキク科の野菜で、根を食べる根菜(こんさい)です。細長い根が特徴ですが、品種によっては太くて短いものもあります。この野菜は、食物繊維が豊富で、私たちの腸内環境を整えてくれ、便秘の予防にも効果があると言われています。また、ポリフェノール(クロロゲン酸)が多く含まれ、抗酸化作用があるので、体内の酸化(つまり老化)を抑制し、細胞を若々しく保ってくれます。この野菜は、お正月のおせち料理にも使われます。「たたき(     )」という名前です。みなさんわかりましたか? 答えは「3・・・ごぼう」でした。「たたきごぼう」とは、ごぼうを麺棒でたたいて作るお料理です。たたかれたごぼうが開くことから「開運」という意味のある、お正月に食べるおせち料理の一品となっています。

★冬休み 食育クイズ その1(ほうれん草)★

 ほうれん草は、冬が旬の食材です。カロテンやビタミンC、鉄、マグネシウムなどが豊富に含まれている野菜です。本日は、「冬休み 食育クイズその1」を出題します。ほうれん草に含まれるビタミンCの量を夏と冬とで比べてみました。ビタミンCがより多く含まれるのは、どちらの季節でしょうか? 1・・・冬の方が多い  2・・・夏の方が多い  3・・・冬も夏も同じくらい 4・・・単純に季節の差で比べることはできない   ほうれん草は、1年中、スーパーや八百屋さんなどのお店で購入できますが、夏と冬のほうれん草では、栄養成分に差があると一般的に言われています。よく耳にするのは「夏採りのほうれん草よりも、本来の旬の時期である冬採りのほうれん草の方が、ビタミンCは約3倍も多くなる。植物は低温になると耐寒のために、養分濃度を高めて細胞を凍りにくくする性質があるからである」というものです。  ということで、答えは「1・・・冬の方が多い」です。 ただし、ほうれん草のビタミンCの含有量は、栽培方法や保存状態、収穫のタイミングなどにも影響されるので、単純に季節によってビタミンCが増えるとも言い切れません(食材の栄養成分は様々な要因によって影響を受けるため、具体的な場所や条件においては微細な変動が出てきます)。※日本食品品標準成分表(八訂)増補2023年によれば、夏採りのほうれん草に含まれるビタミンCは約20mg、一方で冬採りのほうれん草では約60mgと記載されています。また、手元にある「食育クイズの本(少年写真新聞社)」の96ページでは、これまで言われてきたように「冬のほうれん草は夏のほうれん草にくらべてビタミンCが3倍」と記載されています。 ★参考までに、ほうれん草の生産の多い都道府県は以下のとおりです。1位が埼玉県2万100トン、2位が群馬県で1万8500トン、3位が千葉県1万7200トン、4位が茨城県で1万4400トンとなっています<2019(令和元)年産野菜生産出荷統計より>★

★江戸時代、大掃除(昔は「すすはらい」)の後にふるまわれた食べ物は?★

 大掃除の始まりは、平安時代と言われています。当時、12月に一年間の煤(すす)を払い、神様を迎える「煤払い(すすはらい)」と呼ばれる宮中行事が行われていました。鎌倉時代以降、その風習が寺社仏閣にも広がり、江戸時代になると12月13日を「煤納め(すすおさめ)の日」と定め、江戸城の大掃除が行われるようになった事がきっかけで、一般庶民にまで大掃除の文化が広がっていきました。現代でも煤払い(すすはらい)は神社仏閣で行われており、全国的に12月13日に行われることが多いです。この事から、大掃除は12月13日に行うのが習わし上正しいとされています。煤払い(すすはらい)は「正月迎え」、「ことはじめ」等とも呼ばれており、掃除とともにお正月に年神様をお迎えする、お正月準備のはじめとも言われています。年神様とは、毎年元旦、各家に新年の幸せをもたらしてくれる神様の事です。本来大掃除は自分たちのためではなく、お正月に年神様を気持ちよくお迎えするための神事として行われていました。煤払い(すすはらい)が終わった後、商家では、疲れた体を癒す「鯨汁」が振る舞われたという記録が、川柳や書物に残っています。塩漬けした皮付きの鯨肉を鯨汁にして食べたようです。「「江戸中で五六匹喰ふ十三日」煤払い(すすはらい)の日には、江戸では鯨が5、6匹分も食べられる~そのくらい人々が働き、賑やかな一日だった様子を描いた川柳です。仏教が伝来して以降、一般的に肉食が禁止されたので、日本人は主に魚食から動物性タンパクを摂取してきました。当時は鯨も海の幸として魚と同類と見なされていたため、鯨は貴重な食材として取り扱われていたのです。

★12月24日 メリー・クリスマス★

 12月20日(水)にはクリスマス給食が提供されました。この日の給食一口メモでも記載したように、日本ではクリスマスイブにはケーキやチキンを食べることが多いです。また、クリスマスにはクリスマスカードの交換が行われることもあります。あくまでも一般的な傾向として、外国のクリスマスの過ごし方や食べるものを紹介します(同じ国であっても地域によって細かい習慣が異なります。文化や宗教の影響、地域の伝統などがクリスマスの過ごし方の違いとして反映されるので、その国の一般的な過ごし方や食べ物としてお読みください)。 ◯アメリカ:家族や友達とのクリスマスディナーが一般的で、七面鳥やハムがよく食べられるようです。日本と同様にクリスマスツリーを飾り、プレゼントを交換する伝統があります。街中や家の周りにイルミネーションやクリスマスデコレーションを飾り付けることが一般的なようです。 ◯イギリス:ケーキではなく、クリスマスプディングが伝統的なデザートとして食べられます。クリスマスディナーでは、ローストターキー、ローストビーフ、クランベリーソースなどが一般的です。クリスマスカードを交換したり教会等でクリスマスの曲を数曲歌ったりします。 ◯ドイツ:クリスマスマーケットが開かれ、特産品やクリスマスグッズが販売されるようです。家族が集まり、特別な料理やクリスマスの伝統的な菓子を楽しむことが一般的です。日本と同様、クリスマスイブにプレゼントを交換する習慣があります。 ◯フランス:クリスマスイヴに家族が集まり、特別なディナーを楽しむ伝統があります。特にフォワグラやオイスター、ローストされた七面鳥が人気の食べ物として食べれるようです。みなさんのご家庭では、クリスマスイブやクリスマスの日はどのように過ごされますか?