プログラムカードは、少人数の班・隊でも実施できるプログラム案であり、スカウトのニーズを引き出す材料として提供されるものです。隊指導者はプログラムカードの概要と使い方について、以下の説明をご一読の上、有効に活用していただければ幸いです。
プログラムカードは、そのプログラムの分野に応じて、いくつかの色で区別できるようになっています。それぞれの色に対するプログラム分野は次の通りです。
それぞれのプログラムカードには、
プログラムタイトル
プログラムの内容やイメージ図
最少実施人数
必要日数(班集会や隊集会でどれだけの日数が必要か)
必要場所(実施に必要な場所の条件)
目標スキル(進歩課目の項目)
想定文や目標
が記載されています。
またプログラムカードには、それぞれのプログラムの対になる「プログラム資料」が準備されていますので、カードと資料をセットでご活用ください。
プログラムカード、プログラム資料の内容を、隊指導者がよく確認し理解してください。
※それぞれのプログラムの隊集会実施計画書を作成するのは隊指導者になります。
※原隊で実施が不可能なプログラムについては、スカウトに提示する前に除外してください。
班会議において、それぞれのプログラムカードをスカウトに提示し、以下の項目について決定を促す。
どのプログラムに取り組んでみたいか?
※どれか一つでもいいし、すべて取り組んでもよい。また、プログラムカードから連想できる別のプログラム案をだしてもよい。
取り組むプログラムを何月に実施したいか?
班長会議(または年間計画会議)において、それぞれの班が希望するプログラム案を発表し、班長会議の決定に基づき月間プログラムや年間プログラムに記載する。
取り組むプログラムカードの対になるプログラム資料を参考に、隊指導者が隊集会実施計画書を作成する。
計画書に基づいて、班長訓練や班集会、隊集会を実施する。